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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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諦めないとは、心の声に誠実になることという意味だった

ある日、人材紹介を生業としている方とお会いした。
普通に楽しくお喋りをしていたら、突然、その人が「僕はこういう会社がしずかさんに合うと思います」と言って、ある会社の話をしてくれた。

目次

押し殺していた思い

その会社はもうすぐ創立100周年を迎える、歴史のある企業だった。

私の経歴からいって、立ち上がったばかりのベンチャー企業から声をかけていただくことはある。
しかし、残業をしない働き方の快適さを知った後である。
立ち上がったばかりのベンチャー企業は残業が多いのではないかという懸念があり、転職は考えていなかった。
残業のない快適な人生を送るために、今の会社でコツコツ努力していこうと考えていた。

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そういう話をした後に、その人は言ったのだった。
「しずかさんはそんなこと言いますけど、僕はこういう会社がしずかさんに合うと思いますよ。歴史のある会社で、多くの人が定時で帰りますが、スピード感を持って新しいことに挑戦しています。」

定時で帰れて、スピード感がある?
そう言われても、ピンとこなかった。
それなのに、ワクワクした。
そして気がついた。

私、新しいことに挑戦したかったんだ!

諦めたのは環境のせいではなく自分のせいだった

私は、新しいことに挑戦したかった。
しかし、新しい挑戦は長時間労働とセットだと、なぜか思い込んでいた。
新しい挑戦は私の手には入らないと諦めて、そっと心の奥底に仕舞いこんでいた。

本当の気持ち

長時間労働をせずに新しい挑戦がしたいなら、そういうことができる会社を探せばいい。
それなのに、私が勝手にそれは無理だと制限をかけて、諦めていたのだった。
新しいことに挑戦したいけれど、そんな環境はこの世にないよね。
何の行動もせずに、そう思っていた。

しかし、新しい挑戦と聞いて心がワクワクした。
実際は全然諦めきれていなかったのだ。
心の中の願望に気がつかないふりをして、心を殺していた。
そんな自分に気がついて、叫びだしそうになった。

諦めないということは

諦めないとはコツコツ努力することだと思っていたが、そうではなかった。
諦めないとは、心の声を汲み取って誠実になることだったのだ。

自分の心の声を聞いて、心が望む方向に行くにはどうすればいいかを真剣に考えること。
そしてそれに向かって行動すること。
コツコツ努力することは、その行動の一つに過ぎない。
最初のスタートで心の声を無視して諦めていたら、その後、違うことをいくら努力しても、諦めていることには変わらないのだ。

まず、心の声を汲み取って、自分が本当にしたいことに誠実に向き合うこと。
ここから、始まるのだ。

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