心のこと

私の遅刻癖が一瞬で改善された魔法の言葉

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私は遅刻魔だった

だって私、忙しいんだもん

恥ずかしながら、遅刻魔だった。
学生の頃は「仙台時間」と言い訳しながら遅刻をし、その後長くいた会社も遅刻をする人の巣窟だったので、遅刻をすることを悪いこととも思っていなかった。

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その後、転職をし、世の中の多くの人は時間通りに動いていることに気がついた。
一応、私も遅刻をしないように、前日の用意を意識してみた。
飲み会のある日は仕事を前倒しで片付けて、予定の時間通りに会社を出られるように頑張った。

しかし、用意したつもりでも、朝になると足りないものがどんどん出てきた。
仕事も前倒しにしたつもりでも、どんどん湧いてきた。
いつも20分から30分は遅刻をしていた。
時間通りに行くことがどうしてもできなかった。
でも、内心では、「私、忙しいからしょうがないよね」と許していた。
口には出さなくても、忙しいことを自慢していたかもしれない。

 

忙しい人ほど遅刻をしない

ところが、ユニクロの柳井さんや楽天の三木谷さんは、会議は設定した時間ぴったりに始めると聞いた。
あんなに多忙そうな人が遅刻をしないのはなぜだろう。

周囲を見ていても、仕事ができる人ほど遅刻をしないことに気がついた。
あんなに仕事を抱えているのに、どうして遅刻をしないのか。

どうしてだろうと考えているうちに、気がついた。
遅刻とは、相手の好意を踏みにじり、相手の時間をドブに捨てる行為だ、ということに。

 

遅刻とは、こういうことだ

好意を踏みにじるとは

遅刻をしないようにするためには、それなりの準備がいる。
いくら準備しても、足りないものが後から思いついたり、仕事がどんどん湧いてくるのは誰にでもあるだろう。

遅刻をしない人は、その準備や段取りを、私より真剣にしているのだ。
なんとなく準備をしている私は、毎回毎回準備に慌ててしまう。
遅刻をしない人は、少なくても脳内にチェックリストを持っていて、バタバタしないようにしている。
もしくは先読み能力に優れていて、意識しなくてもきちんと準備ができるのかもしれない。
どちらにしろ、自分の持っている能力を、遅刻をしないため、私を待たせないために注いでくれているのだ。

私が遅刻をするということは、遅刻をしないように準備をしてくれた相手の好意が無駄になるということなのだ。

 

相手の時間をドブに捨てる

私が遅刻をすると、相手は待ってくれる。
その待ち時間は、相手にとっては無駄な時間だ。

有意義に使えたはずの時間を、私を待つことに使わせるのは、相手の時間をドブに捨てることだ。
普段、「時間が足りない、もっと時間があればいいのに」と言っていたのに、相手の時間は平気でドブに捨てていたのだ。

 

相手が許してくれていたとしても

遅刻をしても、相手が「本を読んでるから大丈夫だよ」などと言ってくれるから、安心していた。
しかし、これは、相手が自分の時間をドブに捨てられないように自衛しているだけで、遅刻が相手の好意を踏みにじり時間をドブに捨てる行為であることには変わりがない。

そもそも、本を読んだり仕事をしたりしていても、相手を待ちながらする読書や仕事は集中力が落ちる。
私を待たずに、その時間を100%自分のために使えたら、もっと仕事がはかどっただろうに、私の遅刻がその機会を奪っているのだ。

 

遅刻の本当の理由

遅刻とは、相手の好意を踏みにじった上で、相手の時間をドブに捨てる行為であると気がついてから、私の遅刻は大幅に改善された。

急に段取りがうまくなったわけではない。
ただ、遅刻をしないことに本気になったのだ。
これまでは「だって私、忙しいし、遅刻をしてもしょうがないじゃない」と思っていたのを、「遅刻を絶対にしない」と思うようになっただけである。

遅刻してもいいかなあという思いが心に浮かんだとき、おまじないのように「遅刻とは、相手の好意を踏みにじり、相手の時間をドブに捨てる行為だ」と呟く。

そうすると気がつく。
少々忘れ物をして困ったとしても、相手の時間をドブに捨てるよりはマシだ。
髪の毛がまとまらなかったとしても、相手の時間をドブに捨てるよりはマシだ。

仕事も、相手の時間よりも大切な仕事はそうそう無い。
トラブルでもない限り、翌朝早く出社して対応すれば間に合うのだ。
これまでは、翌朝早く出社したくない…つまり自分の翌朝の睡眠時間を確保するために、相手の時間をドブに捨てる、というひどいことをしていたのだ。

遅刻がどんなに申し訳ないことかに気がついて、今までの自分が恥ずかしくなった。
そして、遅刻をしなくなった。
私の遅刻の理由は段取りが悪いことではなく、遅刻をする自分を許していたから、だったのだ。

 

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