働くこと

35歳転職限界説に負けない職務経歴書の作り方・後編

LINEで送る
Pocket

職務経歴書に盛り込む事柄

昨日の記事で、企業が社員に求めるものをあげた。
職務経歴書の職務内容や自己PRの欄に、自分が、企業が求めるものを持っていることがわかるように書いていく。

管理ができる人

これは管理職であれば、話が早い。
自分がどうやって時間やお金を管理してきたか、そのために周囲の人にどういう働きかけを行ってきたかを、書けばいい。

管理職ではなかった場合はどうするか。
管理職という立場ではなくても、納期を守ること、1つの業務にかかる時間を短縮すること、エラーや手戻りを減らして業務がスムーズに進むようにすることなど、自分自身の時間を管理した経験はあるはずだ。
もしくはお金についても、経費を削減したり、お客様との値上げ交渉をまとめたり、そういった経験があるかもしれない。

こういったエピソードを、職務内容の中に付け加える。
時間とお金の管理をする中で、周囲の人の協力を仰いだ場面があれば、それも付け加える。

広告

自分の力で学び成長できる人

これに関しては、職務経歴書に盛り込むかどうかは、職種による。
デザイナーやプランナーといった、新しい情報を取り入れることが価値となる職種の場合は、記載した方がいい。

自分自身の行動を振り返り、会社から与えられるもの以外に何から情報を得ているか、多々ある情報を取捨選択するポイントは何かを掘り下げる。
取捨選択するポイントは個性と直結するので、自分の個性を前面に押し出した方がいい職種なのか、クライアントの個性に寄り添うためにたくさんの引き出しを用意した方がいい職種なのかを考えて、自分の目指す職種に合った書き方をする。

これまでに築いてきたものがある人

働いていると、自分の中にいろいろなものが積み上がってくる。
技術、知識、人脈、資格、経験、様々なものだ。

まず、今、自分が持っているものを棚卸しする。
そして、それが、今いる業界や職種でしか通用しないものなのか、汎用性があるものかを確認する。

例えば、その業界の重鎮と繋がっていたとする。
この重鎮との繋がりは、その業界内では威力を発揮する。
違う業界では、この人脈そのものには威力がないが、業界の重鎮と繋がるためのノウハウは通用する。

このように、自分がこれまでに培ってきたものについて細かく棚卸しをしていき、自分が持っているものが、どこで活用できるかを見定めていく。

そして、もし転職先として現在の仕事と同業界を考えているのであれば、その業界で通用する知識や技術や人脈や資格や経験について書く。
異業界を考えているのであれば、違う業界でも通用することがわかる形で書いていく。くれぐれも今いる業界内でしか伝わらない内輪受けにならないように気をつける。

まずは自分の棚卸し

転職活動をする際に、一番初めにすることは自分の棚卸しだが、自分のことを棚卸しすることは難しい。
多くの場合、自分ができることは、他の人にもできる当たり前のことだと思ってしまうのだ。
でも、そうではない。
自分が苦労なくできることは、自分が得意なことであり、他に苦手とする人がいることである。

なので、棚卸しに困った際は、自分が常にやっていることを、とりあえず書き並べていく。
書き並べていくうちに、こういうことはよくやっているな、という傾向が見えてくる。
それをいろいろな角度から眺めていると、上記の三要素に当てはめられそうなポイントが見つかる。

大きなことでなくてもいい、日常的な当たり前なことでいい。
自分では当たり前のことが、他人には当たり前ではないということは多い。
そして、当たり前のことを当たり前にやれる人は、世の中そんなに多くない。

どんな小さな経験でも、角度を変えて眺めれば、光るところがある。
角度を変えて眺めるときに、「この経験に管理の要素があるかな?」「学びの要素があるかな?」「どういう応用の仕方ができるかな?」といった風に、上記の三要素を使ってみてほしい。

広告

関連コンテンツ

-働くこと