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ワクワク・豊かさ 『未来は、えらべる!』-バシャール・本田健-【書評】

2016/11/11

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先日、ガラリと自分の意識が変わった日、「世界はもう既に満ちている」と直感的に確信できた。
この概念が身体の中にすーっと入ってきての確信で、頭を通り越しているので、どうにも言葉でうまく説明することができない。
それを説明したくて、また自分自身ももっと理解を深めたくて、立花さんに紹介してもらった本を手にとった。

これはそのうちの一冊。

バシャールさんと本田健さんの共著という体裁をとっているが、バシャールは人間ではないと聞いて面食らってしまった。
バシャールとは宇宙的存在で、ダリル・アンカというチャネラーを通じての対談だという。
不思議な思いで読み始めた本だが、今まで経験したり漠然と考えていたことが、きちんと説明されていて、隅々まで舐めるように読み込んだ。

第一章 大好きなことの見つけ方、ワクワクの方法

「ワクワクすることをやりなさい」がバシャールの基本メッセージである。
しかし、ワクワクすることだけをやっていたら生活できないのではとか、結局それは怠慢ではないかとか、無責任ではないかとか、いろいろな思いが横切ってしまう。

私は一つ大きな誤解をしていた。
例えば「ワクワクすることだけをやっていたら生活できない」といった思いは、心に潜むネガティブな観念である。
このネガティブな観念が邪魔をして、ワクワクすることが見つけられないのだと思っていた。
しかしバシャールによると、ワクワクすることをやろうとするとネガティブな観念が湧き上がってきて、ワクワクを阻むらしい。

だからこそバシャールは、ワクワクすることをやりなさい、という。
ワクワクに従って行動することで、自分が持つ古い観念を浮かび上がるからだ。
観念が表面意識に出てくれば、向き合うことで解消することができる。

とはいえ、ワクワクすることをやれと言われても、そのとき思うワクワクが本物のワクワクか見分けがつかない。
バシャールもいきなり大きなことに取り組む選択をすることはないと言っている。
「その瞬間瞬間において、自分の選べる選択肢の中で、一番ワクワクするものを選べ」だそうだ。そのように行動すれば、自分が情熱を持てる、より多くのチャンスが引き寄せられるらしい。
無理のないやり方とペースで観念を手放すことが大切なのだそうだ。

第二章 運命は、変えられる

この章で印象深かったのは「心の底から決めたことは、必ず実現します」という箇所だ。

思い当たるフシがある。

私は、食べても食べても体重が増えない。逆に体調を崩して数日食べられなくても減らない。
10数年同じ体重をキープしてきた。
これは体質と言ってしまえばそうなのかもしれないが、「私の体重は◯◯kgだ」と自分自身で決めてから、体重が変わらなくなったのも事実である。

実は昨年、体重を少し増やしたくなった。
(年齢を重ねると肌のハリが減るので、その分を肉で押し上げようと思ったのだ)
あと2kgほど増やそうと思った。
ご飯をたくさん食べた。肉類の脂物もたくさん食べた。甘いものも食べた。
でも体重は増えなかった。

実は、2kg増やすと体重の十の位が変わるのだが、そのことに抵抗があったのだ。
しかし、鏡に写るみすぼらしい自分をまじまじと見て、もう少し身体に丸みを付けたいと本気で思った。
その途端に、体重は一気に2kgだけ増えた。
そして、また食べても食べなくても、その体重から変動しなくなっている。

自分の気持ちひとつで一瞬にして体重がコントロールできる…細胞レベルで身体に働きかけられる…のだから、それ以外の部分でも気持ちひとつで変化が起きてもおかしくないと、素直に思えた。

第三章 お金と豊かさについて

この章で一番心に残った言葉は「豊かさとは、自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力であること」という言葉だ。

豊かさと言えば、お金をたくさん持っていることだと思っていた。
私自身、少し前まで自分のためにお金を使えなかった。
財布に使う予定のない1000円が入っていても、疲れを癒やすチョコレートすら買えなかった。
当時の私は、財布に1000円が入っていることが豊かなことだと思っていたのだ。
今では自分のためにチョコレートを買えることが豊かなことだと実感している。

お金をいくら稼いでも成功でも守ることに必死になっていたら豊かさを享受できない。
やりたいときにやりたいことをやれること。
それに対して恐れや不安を抱かずにワクワクしながらやれること。
豊かさを「状態」ではなく「能力」と表現した、この部分はとても重要であると思う。

お金をたくさん持っているように見える人は、お金を「持って」いるわけではない、という箇所も興味深い。
彼らは手元にお金を寝かせておくのではなく、お金を育て、お金を使い、お金を流し、さらにまた、お金を育てている。
お金とは「交換の手段」にすぎないので、手段ばかり溜め込んでいても何も生まれないのだ。
お金に対して、動的に対応することが、更なるお金を呼ぶ、という流れらしい。

この章の終盤に、人類の意識が進化していったなら「豊かさの唯一の形態はお金だけであるという考え方に固執しなくなるでしょう」と書かれている。
既に、豊かさをお金に求めない人はいて、マスコミがたまに取り上げたりしている。
この先、人の数だけ豊かさの種類があることを多くの人間が理解したら、世の中はどれだけ彩り豊かなものになるだろう。

この先、
第4章 ソウルメイトとコミュニケーションについて
第5章 私たちの未来、分離していくリアリティ、2012年
と続く。

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