私のコンセプトを考えてみた(自問自答ファッション編)

最近とても気になっている「自問自答ファッション」。
ファッションと名付けられているが、実際は「自分らしく生きるために服の力を借りよう」というもので、自分らしく生きたい人全ての必修科目と思っている。
自問自答ファッションでは、洋服を選ぶ前にまずコンセプトを決めることが大切となる。
私も、私のコンセプトを考えてみた。
自問自答ファッションについてはこちら

コンセプトとは
自問自答ファッションでいうコンセプトを一言でいうと、自分がどのような人になりたいかを言語化したものである。
ポイントは、今の自分はこういう人である、を考えるのではなく、将来的に自分がどういう人でありたいかを考えることだ。
コンセプトに沿った人がどういうものを身に着けているかを想像して身に着ける。
そうすると、自覚が生まれ、周囲も自分をそういう人と扱うようになり、自然とコンセプトに沿った人になっていく、というのが自問自答ファッションの肝の部分になる。
私のコンセプト
じっくり考えて生まれた私のコンセプトは、「自分の羅針盤を信じて自らの道を歩む人」だ。
言葉の選択がまだ甘いような気がしているので言い回しはこの先変わるかもしれないが、かなり私の思いが言語化できていると思う。
コンセプトの意味
私にとっての「自分の羅針盤を信じて自らの道を歩む人」とは、世間体や過去のしきたりに流されず、自分の価値観で納得して決断する人のことだ。
最初にコンセプトを考えたときは「自分で決断して自分らしく生きる人」であったが、これには違和感があった。
自分で決断したいという思いに間違いはないのだが、もう一歩踏み込みたかった。
なぜなら、表向きは自分で決断していたとしても、実際はその決断になるように他人に誘導されることもあるからだ。
私が求めているのは、それではない。
世間体とか過去のしきたりに流されず、自分で必要なものを取捨選択し、納得して決断したい。
それでは、自分の価値観で決断をするときにどうやって決断するのか。
それを考えたときに出てきた言葉が「羅針盤」だった。
私は、全ての人が自分の中に羅針盤を持っていると思っている。
心臓を持っていない人間がいないように、全ての人が羅針盤を持っていると思っている。
感覚や直感といった無意識の声が自分を導くことがある。
それが羅針盤だ。
自分の奥底から湧き上がる、周囲の影響を受けていない声を信じて進んでいく。
私は、そういう人でありたい。
コンセプトを決めて起きたこと
コンセプトを決めることで、自分の中に判断の軸が生まれた。
自問自答ファッションでは自分のコンセプトに沿って身に着けるものを選ぶのだが、洋服に限らず自分の行動全てがコンセプトを通じて考えるとシンプルになる。
私は脳内にこのコンセプトを体現しているロールモデルを置いている。
実在の人物で数回しかお会いしたこと無いのだが、私のこのコンセプトを体現しているように思っている。
決断に迷ったとき、まず「自分の羅針盤を信じて自らの道を歩む人」ならどうするかと考える。
それで答えが出なかったら、脳内ロールモデルのその人だったらどうするかと考える。
そこから改めて、自分だったらどうするかを考える。
脳内ロールモデルと私は別の人なので、ロールモデルが右を選んで、私が左を選ぶこともある。
ただ、一回あの人ならどうするかと考えることで、迷っている事項を客観的に見ることができるため、落ち着いて決断ができるようになるのだ。
自問自答ファッションでは、コンセプトを通して選びぬいた洋服を自分の制服にすることを提唱している。
制服を着ることで自覚が生まれ、他の人からもそういう人と扱われることで、自分がそのコンセプトの人になっていくのだ。
私は、今の自分のこともそれなりに気に入ってはいるが、もう少し人として進歩したいとも思っている。
少なくても、自分で自分のことを格好いいと思えたら、どんなにかいいだろう!
私が思う格好いい人が、私のコンセプトである「自分の羅針盤を信じて自らの道を歩む人」である。
そういう人を目指すために、私も自分の制服を作ってみたいと考えている。