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普段やらないことをやる
「マンネリ化した生活を変えたいなら、いつもと違う道を通ろう」という言葉を聞いたことがあるだろう。
いつもと違う道を通ると、新しい発見があり、脳に新しい刺激を与えることができる。
それがきっかけとなって、新しいことが生まれることもあるし、刺激を受けた脳が活性化することで、普段と同じことからも新しい事柄を発見したりもする。
では、いつもと違う道を通ることを物足りなく感じた時は、どうすればいいのだろうか。
そのときは、今まで全くやったことがないことに挑戦してみるしかない。
「全くやったことがないこと」の見つけ方
やったことないことはたくさんあるけれど
世の中は広くて深い。
自分の知らない世界は山ほどある。
その中で、いったい何を試してみればいいのだろう。
私は、選ぶきっかけとして下記の3つを意識している。
1.友人の誘いを受ける
「こういうの好きなんじゃないかと思って」と友人が未知のものに誘ってくれた場合、「なんだ、それ?」と思ったとしても、誘いに乗ってみるといい。
友人が教えてくれたということは、自分の普段の言動がその未知のものに沿っているということなのだ。
2.複数の友人がそれを話題にしている
会社の同僚が「これってなかなかいいっすよ」と言っていた。
帰り道にFacebookを見てみたら、高校の同級生が同じものについて「これサイコー!」と書いていた。
会社の同僚と高校の同級生には何の接点もないはずなのに…。
というようなことが起こったら、それを試してみるといい。
自分の近くのあちこちで話題になっているということは、自分にも縁があるということである。
3.感性の合う人が夢中になっている
「あの人面白いな」とか「あの人のやることはセンスあるな」と感じる人がいるのなら、その人が夢中になっていることを自分も取り入れてみるといい。
それは、センスある人の構成要素の重要な部分である。
前の2つに比べて当たり外れが大きいかもしれないが、その人の構成要素を体験するだけでも、学べることは多い。
実際にやってみた
アニソンDJイベント、シバリズム
先日、秋葉原にあるアニソンDJのイベントに行ってきた。
アニソンDJと呼ばれる存在がいることすら、つい最近まで知らなかった。
しかし、とても楽しく、刺激的な体験だった。
なぜシバリズムだったのか
「あまかずさん@がんまらない」という私の好きなブログがある。
はまったきっかけは、あまかずさんが書くペヤング関連の記事の熱の入り具合が尋常ではないからだ。
まず、今まで食べてきたペヤングの数がすごい。
そして、1つのペヤングを、手を変え品を変えで楽しみ尽くそうという姿勢がすごい。
そもそもカップラーメンとは、手軽に食べられるのが売りなのではないか。
わざわざピーナツをくだいている時点で、その利点が失われているではないか。
この発想に労力、なんと素晴らしいのだろう!
こんな素敵なあまかずさん。プロペヤンガーを名乗ってもいるけれど、メインの活動はアニソンDJらしい。
毎月一度「シバリズム」というイベントを主催しているのだそうだ。
ふーん、と思って見てみたアニソンDJ「シバリズム」の記事が、全く意味がわからなかった。
「日5/土6」・「アニメイズム」・「ニチアサ」・「ノイタミナ」・「TBS木曜深夜」といった言葉が出てくるが、一つも知っている固有名詞がない。
このことにすっかり恐れおののいて、これは一度は行かなければいけないと決意したのだった。
いざ当日
一人でどこにでも出かけられるたちではあるが、それだと楽しめないかもと思い、アニメ好きなかつての同僚を誘った。
当日もう一人、かつての同僚が急遽来てくれることになった。
なんと心強い!
あるけみすと
そうして着いた秋葉原。
同僚に「しづかさんが電気街にいる。ぐふふ。」と笑われる。
もう駅にいるだけで、異世界の気分だ。

駅からもうアニメ
目的地のアニソンDJBAR(こういうくくりの店があることすら驚く)、「あるけみすと」さんに到着!
恐る恐るドアを開けると…、あ!あまかずさんだ!!

DJあまかずP!!※撮影・掲載は本人の許可をいただいています
まず、店がすごい。
目の前に謎の置物が並ぶ。
コースターがアニソンレコード型だ。
スクリーンと大型テレビで、映像(もちろんアニメ)が流れている。(スクリーンは撮影禁止で写真なし)

意外にも、といったら失礼かもしれないが、美味しいお酒が飲める。
下の写真は、あまかずさんにご馳走になった「女の子が作るカクテル」という謎の特別な飲み物。
「女の子が作るカクテル」は2つ頼んだのだが、1つはカルーアミルクのようなもので、もう1つはピーチを使ったようなものと、違うものが出てきた。
そして、シバリズムが2周年記念ということで、シャンパンもご馳走になった。
(あまかずさん、ごちそうさまでした!)
アニソン
私は普段はまったくアニメは見ない。
ごくごくたまにサザエさんを見ることがあるが、一番最近、最初から最後まで通して見たアニメは、めぞん一刻かタッチか…あ、きまぐれオレンジロードは見たような気がする…、そういうレベルだ。
なので、私が滞在した2時間の間にかかった曲で知っている曲は、仮面ライダーのテーマだけだった。
それなのに、このイベントは、とてもとても楽しかった。
気持ちが昂ぶり、胸が熱くなった。
アニメの主題歌は、それで1つの作品ではあるが、アニメ本体の序章という役割も持つ。
そのせいか聞いていると、次に繋がる前向きな気持ちが湧き上がってくる。
そんなアニソンが爆音で掛かる中、あまかずさんをはじめとするDJの皆さんや友人の合いの手に笑いつつ、美味しいお酒を飲むのだから、盛り上がるに決まっている。
満員の店内は熱気があふれ、とてもとても気持ちが良かった。
行ってよかった
普段、アニメにも音楽にも興味がない私が、まさかアニソンDJを見に行く日がくるとは思わなかった。
でも、本当に行ってよかった。
自分の中に新しい引き出しが生まれた。
この引き出しには、気持ちが前向きになる楽しいものが、これからどんどん入っていくだろう。