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銀行は教えてくれない投資信託の選び方〜やる人は当たり前にやっている目標設定

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前編「何のために何年後にいくら必要?目的のない投資はもったいない結果に終わる」はこちら

購入する商品の選定

前編で書いたが、まずはいつまでになんのためにいくら必要かの目標を立てる。
そして、生活資金を確保し、タネ銭を用意する。

ここまできてから実際に購入する商品を考える段階となる。
どこの会社の株を買おうか、どの投資信託を買おうか、と考える前に、まずやることがある。
それは、どのカテゴリーに投資するかを決めることだ。
そのためには、目標金額に到達するために、何%で運用すればいいかを把握する必要がある。

何%で運用するか

それは「いつまでに、いくら貯めたいか」と「タネ銭」から計算ができる。
自分で計算したいならば計算式はあるが、ファイナンシャルプランナーの資格を目指しているのでなければ、ツールでちゃっちゃと算出したほうが早い。(私はFP2級の資格を持っているが、もちろんツールを使う)

お勧めは、投資信託の価値を評価しているモーニングスター社のサイトだ。

ここの質問に合わせて「タネ銭額」、「毎月投資に回せる額」(0円なら0と入れ、5000円なら0.5と入れる)、「目指すゴールが何年後か」、「目標金額」を入れて「利回りを計算する」をクリックすると、目標到達のためには何%で運用する必要があるのかが計算される。
 

パーセンテージの目安

上記で必要な利回りが分かったら、その難易度を見てみる。
・3%未満…安定運用タイプ。リスクが低い債券を中心にした運用で達成できる見込みが高い。
・3%以上5%未満…投資信託での運用の標準。国内外の株式と債券に配分して運用することで達成できる見込みが高い。
・5%以上8%未満…高いリスクで積極的に資産を運用する必要がある。例えば新興国の株式にも投資が必要だろう。
・8%以上…投資信託でこの利益を得るのはかなり難しい。目標金額を変更するか、達成希望日を先に伸ばすか、月々の積立を増やして、8%以下になるようにやり直す。

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どのカテゴリーの商品を選ぶ?

具体的な投資の銘柄を決める前に、どのカテゴリーにどれくらい投資するかを決める必要がある。
金融商品の投資には、株式、債権といったものがあり、それぞれ日本、海外(先進国)、海外(新興国)といったカテゴリーがある。
このカテゴリーに分散して投資することを、分散投資という。

分散投資とは

株式と債券は、片方が上がれば片方が下がるといった違う動きをすることが多いので、株式と債券の両方に分散して投資をすることで、お互いのマイナスをカバーすることができる。
また世界の国々で、どこかに問題が発生すると、そこの国から違う国への資金の移動が起きるので、ある国ではマイナス方向に動いている時、違う国ではプラス方向に動く傾向がある。
そこで、国内株式、国内債権、先進国株式、先進国債権、新興国株式、新興国債権に分散して投資することで、リスクを抑え、最大限のリターンを狙うのが分散投資だ。
 

どのカテゴリーに何%投資するか

上記のモーニングスター社のサイトで目標利回りを計算すると、どのカテゴリーに何%投資すればいいかモデルケースが表示される。
それをそのまま使ってもいいが、「新興国株式に興味があるから比率をあげたい」であったり、「REITや金など違う商品も組み込みたい」という場合は、下記のサイトで計算し直すといい。
似たようなサイトはいくつもあるが、下記のサイトは無料の会員登録が必要ではあるが、最新のデータを用いて計算ができるのでお勧めだ。
(下記のサイトでは新興国のことを「エマージング」と表現している)


 

具体的な銘柄を考える

各カテゴリーごとの投資比率を決めてから、ようやく具体的な銘柄選定が始まる。
銘柄選定の際に見るべきポイントは、コスト、運用成績、純資産残高、残りの運用期間、売買回転率の5つだ。
これらはネット証券会社の投資信託の検索ページで確認することができる。

簡単にチェックポイントを下記に示すが、敷居が高く感じる場合は、モーニングスター社のサイトで目標利回りを出した後、「ポートフォリオを組み立てる」を押すと、モーニングスターのお勧め投資信託が表示されるのでそれを参考にしても良いだろう。
ここで紹介されるのは各社ごとに差がつきにくいインデックスファンドがほとんどなので、保有コストの安いものを選ぶことが大切だ。
 

コスト

毎月々購入する場合、販売手数料は安ければ安いほどいい。
そして保有時にかかる信託報酬も安いほうがいい。
一般的にインデックスファンドと呼ばれるもののほうが、コストは安く抑えられる。
 

運用成績

インデックスファンドの場合、ベンチマークに沿った値動きをしていることが重要だ。
○ベンチマークの例:
日本株:TOPIX、日経平均
外国株:MSCIコクサイインデックス
新興国株式:MSCIワールドインデックス
日本債権:ノムラBPI総合指数
外国債権:シティグループ世界国債インデックス
新興国債権:JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス
 

純資産残高

投資信託は顧客から集めたお金を多くの個別銘柄に分けて運用することでいい成績を上げることを目指す商品だ。
資産残高が少ないと投資信託内の分散投資ができなくなる。
残高が「100億円以上」あることが一つの目安となる。
 

残りの運用期間

せっかくいい投資信託でも、購入してすぐに運用期間が終わってしまったら、お金が増える前に終了してしまう。
自分が望む運用期間の前に終わってしまわないかを確認する。
 

売買回転率

売買回転率は、投資信託に組み入れている株式や債券を売ったり買ったりする頻度を表している。売買をするとコストが増えるので、この数値は低い方が望ましい。
直近の運用報告書で確認できる。
 

投資信託を売るとき

投資信託は、売るとコストが掛かるので、不要な売却はしないほうがいい。
余裕資金を確保した上で運用をしていれば、基本的に投資信託を売る場面はほとんどないはずだ。

売る時は、下記のような時である。

目標を達成した時

目標の年数を経過し、目標の金額を達成したとき。
コツコツと買い続けて愛着があるかもしれないが、きちんと売って、目的のものに使おう。
ここで「あと1月待ったら、もっと高くなるかも」などと考えてはいけない。
想定年数が経過したなら、それで満足して売ることが肝心だ。
小さい欲に目がくらむと、そもそもの目的を見失う。
 

バランスが崩れた時

当初決めたバランスで購入し始めても、運用成績によってバランスは崩れていく。
1年に1度は見直したほうがいいだろう。
比率が想定より突出したものを売って、比率が想定より低いものを買い直すのは1つの方法だが、余分なコストを抑えるために、毎月の購入額を調整してバランスを直していくのが望ましい。
 

自分の状況が変わったとき

5年後に家を買う予定だったけれど、家族が大病をして、まとまったお金が必要になって…。
ということは、人生往々にして起きる。
状況が変わったら、投資の見直しをするのは当然のことだ。
きっぱり気持ちを切り替えて、お金は必要なものに使おう。
 

あまりに運用成績が悪い時

持っている投資信託の運用成績が、ベンチマークとかけ離れて悪いことが続く場合、それは売却して同じカテゴリーの違う商品に乗り換えるといい。
年に1度、バランスを見る時に、運用成績も確認する。
 

おすすめ書籍

投資信託を選ぶ時の流れを説明したが、字数の関係でざっくりとしたものになっている。
もっと詳しく知りたい場合にお勧めの本をいくつか。

○投資信託について知りたい時に。

○投資信託以外にも不動産といった実物資産にも興味がある人に。

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