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投資

「こんなはずじゃなかった!」知らないと怖いお金の基礎知識① 貯金・保険・投資の得意分野を理解する

2017/08/28

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怖いのは「こんなはずじゃなかった」

お金の話というと、難しくて怖いものという印象を持っていないだろうか。
怖いのは、お金そのものでも投資話でも株でもなく、何かをした結果、「こんなはずじゃなかった!」となることである。

この連載記事では、「こんなはずじゃなかった!」とならないために必要な基礎知識を、簡単にシンプルに説明していきたい。
 

貯金・保険・投資って何?

貯金。保険。投資。
これらの言葉は、誰でも聞いたことがあるだろう。
意味もなんとなく分かっているだろう。

お金の話というのは、この3つについて知ることである。
実は、お金の失敗をする人は、この「なんとなく」分かっている人に多い。
なんとなく分かっているから、疑わない。
なんとなくしか分かっていないから、落とし穴に気がつかない。

「なんとなく」から脱却するために、貯金、保険、投資について、それぞれの性質を知ることから始める。
 

貯金・保険・投資は一つ屋根の下に暮らす三兄弟

貯金・保険・投資は、目指すところが同じ

貯金・保険・投資は、それぞれ別のものと認識しがちだが、実は同じものだ。

貯金・保険・投資とは、3つとも、「お金が必要になるときに、必要な金額を確保するための手段」である。

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貯金・保険・投資の違いは何か

この3つは、それぞれ活躍の場所が違う。
貯金・保険・投資が活躍する場面をまとめると、下記の表になる。

必要な金額を用意できるか 必要な金額がないと困るか
貯金 用意できる 困る
保険 できない 困る
投資 できない 何とかなる

貯金・保険・投資が活躍する場面が頭に入れつつ、実際の例を見てみよう。

具体例1

Aさん、33歳。共働き(夫婦とも会社員)で子供が1人(5歳)。世帯年収600万円。
子供が高校に入る10年後までに、私立高校の入学費用と授業料として300万円を用意したいと考えている。

10年後までに300万円を貯めるとなると、毎年30万円ずつ貯める必要がある。
毎月2万円+夏と冬のボーナスで3万円ずつで、1年に30万円となる。
これなら貯めることならできそうだと、Aさん夫婦は考えた。
もし夫婦どちらかが、不幸にも病や事故で働けなくなったり死亡したときも、傷病手当金や失業手当、会社からの死亡保険金などが支給されるので、やっていけるだろう。

この場合、Aさん夫婦は、必要な金額は「用意できる」となる。
子供が行きたい高校に行かせてあげたい気持ちが強いので、必要な金額がないと「困る」。
Aさん夫婦のケースでは、ふさわしいのは「貯金」となる。
 

具体例2

Bさん、33歳。自営業で、専業主婦の妻と子供が1人(5歳)。年収600万円。
子供が高校に入る10年後までに、私立高校の入学費用と授業料として300万円を用意したいと考えている。

10年後までに300万円を貯めるとなると、毎年30万円ずつ貯める必要がある。
毎月2万5千円出せば、1年で30万円となる。
これなら貯めることならできそうだと、Bさん夫婦は考えた。
しかし、Bさんが病や事故で働けなくなったり死亡すると、収入の当てが無くなり、貯めることができなくなる。

この場合、Bさん夫婦は、必要な金額は「用意できない」となる。
子供が行きたい高校に行かせてあげたい気持ちが強いので、必要な金額がないと「困る」。
Bさん夫婦のケースでは、ふさわしいのは「保険」となる。
 

具体例3

Cさん、33歳。共働き(夫婦とも会社員)で子供がいない。世帯年収600万円。
40歳の記念に、JR九州の高級リゾートトレイン「ななつ星」に乗りたいという夢がある。
せっかくなら高級車両デラックススイートに乗りたい。
そのためには7年後に、200万円を用意することが必要だ。

Cさん夫婦は毎月2万円なら、夢のために出せると考えた。
1年間で24万円。7年後には168万円。200万円には届かない。

この場合、Cさん夫婦は、必要な金額は「用意できない」となる。
7年後にななつ星に乗れなかったとしても生活に支障はないので、必要な金額がなくても「何とかなる」。
Cさん夫婦のケースでは、ふさわしいのは「投資」となる。
 

お金の話が難しく感じる理由

上記の例で分かるように、貯金と保険と投資は、それぞれ使う場面が明確に異なる。
お金の話は難しくて分からないという人は、自分がいる状況がどの場面に当てはまるのかが分かっていない場合がほとんどだ。
自分がどの場面に当てはまるか分からないまま、お金のことを考えても、分からないのは当然である。

お金の話が難しく感じる理由は、各個人が常に複数の場面に向き合っているからでもある。
子供の学費が不安で、家を建てたくて、旅行にも行きたくて、老後が不安、というように、いろいろな場面が同時発生しているので、複雑に感じるのだ。

お金のことを考えるためには、まず、自分がどの場面にいるのかを、一つ一つ棚卸しする必要がある。
何が不安で、その不安を解消するためには、いつまでにいくら必要なのか。
何がしたくて、それをするためには、いつまでにいくら必要なのか。
お金をどうするかについて考えるのは、この整理が終わった次の段階の話である。
 

まとめ

・貯金・保険・投資とは、「お金が必要になるときに、必要な金額を確保するための手段」である。
・貯金・保険・投資のどれが相応しいかは、場面によって決まる
・お金について考えるために、自分がどの場面にいるかを知る必要がある

次回は、貯金・保険・投資、それぞれについて掘り下げる。

「お金の基礎知識」シリーズ 全6回

①貯金・保険・投資の得意分野を理解する
②貯金・保険・投資の長所と短所を知る
③利益より重要な手数料の話
④投資信託は初心者に優しいの?
⑤タイプ別おすすめの投資信託の選び方
⑥これが騙しの王道だ!
 

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