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【雑念】クイズダービーの出演者になるならば


新型コロナの影響で引きこもり生活となったら、思考する時間が増えて、どうでもいいことを考えるようになった。
考えているのはくだらないことでも、その中から自分の進みたい道が見えてきたりするので、悪くない。

そんな取り留めのないことを書き残すのが、この【雑念】シリーズである。

今回は「クイズダービー」を元に進めていくので、若い世代の人は意味不明かもしれない。

知的な人とは

今、『知的再武装』という本を読んでいる。
とてもいい本なので、別に紹介記事を書こうと思っているが、これを読んで「知的な人って憧れる」と思った。

さて、知的な人とはどんな人だろうか。

真っ先に思い浮かんだのが、はらたいらだった。
クイズダービーで回答者の真ん中に陣取り、どんな問題でも正解を導き出す、あの天才だ。

かつての憧れ・はらたいら

クイズダービーで一問、とても印象に残っている問題がある。
問題文はうろ覚えだが、雰囲気だけでも感じてほしい。

「マラソンが人気なので、選手の人形を作ることになりました。瀬古利彦さん、宗猛さん、宗茂さんの人形が完成したのですが、お店には瀬古さんの人形しか並んでいません。それは何故でしょうか」

この答えであるが、子供の私はさっぱりわからなかった。
回答者も同様で、1枠2枠4枠5枠と皆不正解。
最後にはらたいらだけが残った。

はらたいらさんができなければお返しします、との声で開けられたはらたいらの回答がこれだった。

「そうは問屋がおろさない」

もちろん、正解!!!

知識があれば回答できるクイズ番組は多いが、知識だけではなくトンチも必要なこのクイズに答えられるなんて、なんて頭がいいのだろう!
私は宗兄弟の「そう」と、そうは問屋が〜の「そう」を一瞬で結びつけたはらたいらに憧れの眼差しを送った。

憧れのクイズダービーの出場者は誰か

現在の私がはらたいらになりたいのかと言うと、それは違う。
毎週涼しい顔であれだけの正答率を保ち続けるのは正気の沙汰ではないと思う。
もし私がはらたいらになったら、プレッシャーで押し潰されてしまうだろう。
それ以前に、今から全方位の知識を蓄えるのは難しいし、一瞬のひらめきも持っていない。

他の出演者ではどうだろうか。

4枠、竹下景子。
残念ながら私は直感がいまいちで、じっくり頭で考えたいタイプだ。
三択の女王にはなれそうもない。

2枠、斉藤慶子。(人によって宮崎美子か山崎浩子か井森美幸か分かれると思うが、置き換えて読んでほしい)
この枠は女優枠だ。
正答率は低くても、若くて美しく華がある。
端から私には縁のない場所だ。

5枠、ゲスト。
うーん、今、私が求めているものは自分が主体的に関われること。
ゲスト参加はなしだ。

残るは1枠、篠沢秀夫。
ああ、篠沢教授!

番組内ではおバカキャラ扱いだけれど、実は大学教授。
フランス文学のすごい先生と言われているけれど、どうすごいのかは誰も教えてくれない。(私の身近にはフランス文学に明るい人はいなかった)
すごいのか、すごくないのか、全くわからないけれど、素っ頓狂な答えを自信満々に披露したり、正答率が低くても「3割くらいが上品だ」と意に介してなかったり、完璧ではない自分をとことん楽しんでいて、とても素敵ではないか!

あらためて振り返ると、篠沢教授の魅力はおだやかさにあったと思う。
大橋巨泉にからかわれても、笑顔でかわす余裕がある。
気の利いた切り返しの言葉を投げかけたりもする。
なんて素敵なのだろう。

あのおだやかさこそ、知的さではないかと、今の私は感じるのだ。
知的に耽溺している分野があるからこそ、それ以外の部分はムキにならずに余裕が持てる。
知的な遊びを知っている人は、それ以外の知識が及ばない分野でもスマートに遊ぶ方法が身についている。
その余裕があるからこそのおだやかさなのではないかと、感じたのだ。

もしそうなのであれば、私は、篠沢秀夫になりたい。

余裕のある人を目指して

こうやってクイズダービーを振り返ると、あの参加者の人選は絶妙だったと思う。

全員がはらたいらではつまらない。
全員が竹下景子だと博打的になってくる。
全員が篠沢秀夫だと番組が崩壊しそうだ。
全員が斉藤慶子だとクイズ番組としては成立しない。
各々の個性が集まり、それを束ねる大橋巨泉という才能があっての番組だった。

それぞれが番組に必要な人なのだから、私だってはらたいらのような天才にならなくても世の中に貢献できるなあ、と思ったら、ほっとした。
そして、自分がどういうタイプの人になりたいのか、明確になってスッキリした。

はらたいらは無理だ。
竹下景子も無理だし、女優枠も無理だ。
もちろん篠沢秀夫のような大学教授にもなれないけれども。

それでも、余裕を失う人にはなりたくないなと思った。
どんなときも「それは上品ではないですね」と笑い飛ばせる人生っていいなと思った。

篠沢教授に全部!とは言わないけれど、今は亡き篠沢教授に近づきたいなと思ったのだ。

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