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ストレングスファインダーの各資質群と行動力の関係。そして、戦略的思考力が動き出すには


ストレングスファインダーと行動力

「多動力」といった言葉が言われるせいか、動き出せないことに悩んでいる人の話をよく聞く。

ストレングスファインダーには実行力系資質という、行動に関連する資質があるが、これが無ければ行動できないというわけではない。

各資質群ごとの行動力の源

ストレングスファインダーの34資質は「実行力の資質」「影響力の資質」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つの資質群に分けられる。

各資質群ごとに、行動の源となるものがある。

実行力の資質

このタイプは、自分自身の内なる熱が行動につながるタイプだ。
自分自身の「私はこうありたい」「私はこうしたい」という思いが行動を生む。

影響力の資質

このタイプは、他の人の存在が周囲にあることで行動できるタイプだ。
誰かの目があることで頑張ることができたり、誰かを巻き込むことで行動力が倍増したりする。

人間関係構築力

このタイプは、誰かのために、という思いが行動につながるタイプだ。
誰かと一緒に何かをしたり、自分の行動が誰かの助けになると思うと動くことができる。

戦略的思考力

このタイプは、考えることが行動の一部なので、傍目には行動していないように見えることが多い。
身体は動いていなくても、頭の中で行動が始まっているのだ。

34の資質一覧

実行力の資質 影響力の資質 人間関係構築力 戦略的思考力
アレンジ 活発性 運命思考 学習欲
回復志向 競争性 共感性 原点思考
規律性 コミュニケーション 個別化 収集心
公平性 最上志向 親密性 戦略性
慎重さ 自我 成長促進 着想
信念 自己確信 調和性 内省
責任感 社交性 適応性 分析思考
達成欲 指令性 包含 未来志向
目標志向 ポジティブ

戦略的思考力が動き始めるまで

戦略的思考力は頭の中で行動していると言っても、実際に動き出せないことに悩んでいる人は多い。
頭の中ではどうすればいいかが分かっていても、それを行動に移せないことに悩むのも、このタイプの特徴だ。

戦略的思考力が動き出せないとき、動き出せない理由がそこにある。
その理由を理解すると、どういう対処方法を取ればいいのかが見えてくる。

各資質ごとの動けない理由

では、実際に、各資質ごとの動けない理由と解決方法をあげていく。

学習欲

好奇心を制限されると何をしていいか分からなくなる。

なお、好奇心を制限しているのは周囲だけではなく、自分自身の可能性もある。
例えば、飽きることに罪悪感を持つことも、好奇心への制限だ。

学習欲が強い人は、広く浅くつまみ食いする中から必要な情報を身に付けるタイプなので、飽きっぽくて問題ない。
興味を持ったことには、どんどん首を突っ込もう。

原点思考

やるべきことであっても、これまでの経緯が明らかになっていないと、不安を感じる。
知らなくてもいいこれまでの経緯というものは原点思考には存在しないため、本題とは一見無関係であっても、知ることが必要。

相手が過去を気にしないタイプだとなかなか経緯を説明してもらえなかったりするが、経緯が分かったほうがスムーズに動けるのでと頼んで教えてもらうといい。

収集心

情報が少ない状態では動けない。納得いくまで調べてから動きたい。
ただ、延々と情報収集しつづけるタイプなので、事前に何を知ることができたら納得いくのかを決めておくこと。
もしくは30分は自由に調べていい、しかし30分経ったら必ず止める、と時間を決めておくのもいい。

戦略性

全体感が把握できないうちは動けない。
特に、進むべき方向(ゴール)が見えないとどうにもならない。

ゴールと、ゴールに対して自分がどこにいるかが分かることで、ようやくスタートラインに立てる。

なので、回り道に思えても、まずは全体把握から始めるといい。

着想

自由な発想が制限される環境ではやる気が起きない。
同じことをやり続けさせられたり、決まったことをその通りにやらないといけない環境にいると消耗する。

そういう状況にいるときでも、脳内で改善の工夫を発想することをやめないこと。
今すぐには形にできなくても、発想の引き出しを鍛えておくことが、近い将来役に立つ。

内省

起きた出来事などを、一人になって振り返る時間がないと、前に踏み出せない。
新しいことを始めるときや誰かと会うとき、もしくは会議やセミナーの後など新しい刺激を受けるときは、その後にあらかじめ一人の時間を確保できるようにスケジュールを立てておくといい。

また、考えすぎて頭がいっぱいになるときも動けない。
そのときは、考えを人に話したりノートに書きつけたりすると、頭の中に隙間が空いて動けるようになる。
内省さんはモーニングページと相性がいい。

※モーニングページ
朝起き抜けに、頭の中にあることをノート3ページ分書きつける。
頭の中に浮かんだことを全て書く。
書くことが思い浮かばないときは「書くことが思い浮かばない」と書けばいい。

詳細は『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』に詳しい。

分析思考

分からないことには挑めないため、まずいろいろ調べてある程度理解することが重要。

また、理屈が通らない場所ではやる気を失う。
筋が通った合理的なやり方よりも感情論が優先されるような場所では、自信を失い、投げやりになりがち。
自分の理論を聞いてくれる味方を見つけると、自信を取り戻すことができる。

未来志向

自分のやることが明るい未来に繋がっている感覚がないときは、行動する気にならない。
それをやっても物事は好転しないのに、誰かのメンツを守るためだけにとりあえずやる、といったことが苦手。

ただ、実際動いてみると、それが思いがけないところに波及して、予想外に物事を進ませる結果となることもある。
その可能性にかけて、とりあえず動いてみると、新たな発見があるかも。

資質の声を聴くこと

ここで見てきたとおり、「あの資質がないから動けない」「この資質だから動けない」というものではない。
動き出すポイントが違うだけなのだ。

動きたくても動けないとき、自分の資質それぞれに話を聞いて、誰が何を求めているかを知ることで動き出せるようになる。
それがストレングスファインダーの活用法でもあるのだ。

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