本・映画・音楽– category –
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『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法』はコーディネートではなく人生を作る本だった
『一年3セットの服で生きる』というあきやあさみさんの本を読んだ。タイトルを見るとファッション本でありコーディネートを作るための本に見えるが、それはとんでもない誤解で、読んでみたらファッション本ではあるのだが自分の人生を作るための本だった。... -
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『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』からプロデュースとマネジメントを思う
発売日を楽しみにしている漫画があった。『15分の少女たち アイドルのつくりかた』という漫画だ。その漫画が突然終わってしまった。バタバタと志半ばで無理矢理に終了した感じがするので非常に残念だが、私は好きだった。 15分の少女たち この漫画の公式... -
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『青春ピカソ』有名人の息子の太郎くんが、岡本太郎になるまでの道
『青春ピカソ』というタイトルのこの本は、昭和28年(1953年)発行の本だ。それが平成12年(2000年)に文庫化され、令和3年(2021年)に私が手に取った。私が手に取るまで3時代約70年の月日が経っているけれど、そこに書かれていることに全く古さは感じず、私の... -
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『進化思考』進化はいかに起こすのかについて考察された本
人が何かを生み出そうとするとき、それは進化を目的としている。退化を目的にアイデアを出そうとする人はいない。 映画『三丁目の夕日』を見て、「昔は良かった」という人でさえ、そのままの状態のあの頃に戻りたいかというと違うだろう。もし今から昭和を... -
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OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住〜新しい生き方について考えるきっかけをくれた本
友人がおすすめしていたこの本。 ここ数年は、「私には無理!」という理由で丁寧な暮らし系エッセイに手を伸ばすことはなかったのだけれど、なぜかこの本には惹かれて手に取った。 OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住 この本の著者である奥平眞司さんは、自... -
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『アンの娘リラ』という戦争小説。赤毛のアンを少女向けの小説と舐めてはいけない
『赤毛のアン』という本がある。 アニメにもなり、多くの人が知っている本だ。 アンの続編も書かれており、少女だったアンが大人になり母になるところを読者は知ることができる。 私にとって一番印象に残っているアンの本は、『アンの娘リラ』だ。 この本... -
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全社会人必読!ビジネスの原理原則を学べる3冊の本
読書は好きだが、多くの種類を読むよりも、本質をついている本をじっくりと読むのが好きだ。 特にビジネス書はそう。 多くのビジネス書は、基本の原理原則を著者が独自にアレンジしたものが書かれている。そういったビジネス書は、原理原則をうまく使いこ... -
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この本は、劇薬かもしれない。『幸福のための人間のレベル論』藤本シゲユキ著
今日紹介する本は、1年以上前に読んだ本だ。 慎重に読まないと誤解を招きかねない内容のため、ブログで紹介することは躊躇っていた。 タイトルは、『幸福のための人間のレベル論』。 「人間のレベル論」という言葉に、本能的に拒否反応を感じる人もいるだ... -
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『三島由紀夫vs東大全共闘』三島由紀夫が残した言霊を見た
私は、三島由紀夫が嫌いだ。 小説なのに文中に作者がしょっちゅう顔を出し、主人公たちのことを好き勝手に論ずる。 なんて出たがりの作家なのか。 『仮面の告白』は一回読んでお腹いっぱいになった。 読みやすい『金閣寺』や『潮騒』は繰り返し読んだ。 『... -
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『ニュータイプの時代』新時代を生き抜く24の思考・行動様式を読んで思うこと
本というものは、自分がよく知っていることばかり書いてある本だと、読んでいて飽きる。 かといって、どんなにいいことが書いてある本だとしても、自分の実感とかけ離れていると心に残らない。 読み進めるうちに興奮してくる本は、頭の中に漠然とあるもの... -
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世界が荒れ狂う予感がする今こそ、知らなければいけない歴史〜『世界史の極意』佐藤優
学生時代、歴史には興味がないと日本史も世界史も勉強していなかった私だけれど、常に動き続ける世界情勢を見ていると、歴史を学ぶ重要性をひしひしと感じる。 人間が考えることなんて、どんなにテクノロジーが進化しても、大きく変化はしないからだ。 ※な... -
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『激変!ビフォア・アフター』髪型とメイクを変えてアラフォーでももっと美しくなる!
自分を変えたいとき、外見を変えることは即効性があり、効果が高い。 髪型に服装。女性であればメイクも変えられる。 私自身も最近髪型と服装とメイクを変えて、自分の内面にまで変化が現れて驚いた経験がある。 それなので、この本『激変!ビフォア・アフ... -
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『FACTFULNESS』無知と思い込みが、どれだけ現状を見誤らせるかを教えてくれる本
『FACT FULNESS』ハンス・ロスリング 手にとったきっかけは、私が尊敬する読書家の方がお勧めしていたからだ。 実は自分がどれだけの思い込みに毒されているかが、データを見ることによって明らかになる本と聞いて興味を持った。 あらすじ この本で扱われ... -
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『十五の夏』佐藤優:知らなかったことを知ることで世界が変わる。これぞ本の醍醐味だ
『十五の夏』佐藤優 本屋で見かけて気になった本。 私自身が、学生時代に社会主義国に興味を持っていたので、同じく興味を持って旅をした高校生の記録というものに心惹かれた。 あらすじ 元外交官の佐藤優さんが高校一年生であった1975年に、東欧・ソ連・...