本・映画・音楽– category –
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本・映画・音楽OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住〜新しい生き方について考えるきっかけをくれた本
友人がおすすめしていたこの本。ここ数年は、「私には無理!」という理由で丁寧な暮らし系エッセイに手を伸ばすことはなかったのだけれど、なぜかこの本には惹かれて手に取った。【OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住】この本の著者である奥平眞司さんは、... -
本・映画・音楽『アンの娘リラ』という戦争小説。赤毛のアンを少女向けの小説と舐めてはいけない
『赤毛のアン』という本がある。アニメにもなり、多くの人が知っている本だ。アンの続編も書かれており、少女だったアンが大人になり母になるところを読者は知ることができる。私にとって一番印象に残っているアンの本は、『アンの娘リラ』だ。この本の舞... -
本・映画・音楽全社会人必読!ビジネスの原理原則を学べる3冊の本
読書は好きだが、多くの種類を読むよりも、本質をついている本をじっくりと読むのが好きだ。特にビジネス書はそう。多くのビジネス書は、基本の原理原則を著者が独自にアレンジしたものが書かれている。そういったビジネス書は、原理原則をうまく使いこな... -
本・映画・音楽この本は、劇薬かもしれない。『幸福のための人間のレベル論』藤本シゲユキ著
今日紹介する本は、1年以上前に読んだ本だ。慎重に読まないと誤解を招きかねない内容のため、ブログで紹介することは躊躇っていた。タイトルは、『幸福のための人間のレベル論』。「人間のレベル論」という言葉に、本能的に拒否反応を感じる人もいるだろう... -
本・映画・音楽『三島由紀夫vs東大全共闘』三島由紀夫が残した言霊を見た
私は、三島由紀夫が嫌いだ。小説なのに文中に作者がしょっちゅう顔を出し、主人公たちのことを好き勝手に論ずる。なんて出たがりの作家なのか。『仮面の告白』は一回読んでお腹いっぱいになった。読みやすい『金閣寺』や『潮騒』は繰り返し読んだ。『豊饒... -
本・映画・音楽『ニュータイプの時代』新時代を生き抜く24の思考・行動様式を読んで思うこと
本というものは、自分がよく知っていることばかり書いてある本だと、読んでいて飽きる。かといって、どんなにいいことが書いてある本だとしても、自分の実感とかけ離れていると心に残らない。読み進めるうちに興奮してくる本は、頭の中に漠然とあるものを... -
本・映画・音楽世界が荒れ狂う予感がする今こそ、知らなければいけない歴史〜『世界史の極意』佐藤優
学生時代、歴史には興味がないと日本史も世界史も勉強していなかった私だけれど、常に動き続ける世界情勢を見ていると、歴史を学ぶ重要性をひしひしと感じる。人間が考えることなんて、どんなにテクノロジーが進化しても、大きく変化はしないからだ。※なお... -
本・映画・音楽『激変!ビフォア・アフター』髪型とメイクを変えてアラフォーでももっと美しくなる!
自分を変えたいとき、外見を変えることは即効性があり、効果が高い。髪型に服装。女性であればメイクも変えられる。私自身も最近髪型と服装とメイクを変えて、自分の内面にまで変化が現れて驚いた経験がある。それなので、この本『激変!ビフォア・アフタ... -
本・映画・音楽『FACTFULNESS』無知と思い込みが、どれだけ現状を見誤らせるかを教えてくれる本
【『FACT FULNESS』ハンス・ロスリング】手にとったきっかけは、私が尊敬する読書家の方がお勧めしていたからだ。実は自分がどれだけの思い込みに毒されているかが、データを見ることによって明らかになる本と聞いて興味を持った。【あらすじ】この本で扱... -
本・映画・音楽『十五の夏』佐藤優:知らなかったことを知ることで世界が変わる。これぞ本の醍醐味だ
【『十五の夏』佐藤優】本屋で見かけて気になった本。私自身が、学生時代に社会主義国に興味を持っていたので、同じく興味を持って旅をした高校生の記録というものに心惹かれた。【あらすじ】元外交官の佐藤優さんが高校一年生であった1975年に、東欧・ソ... -
本・映画・音楽『宮中 季節のお料理』宮内庁侍従職 (監修):天皇一家の日常生活が垣間見られる料理本
上皇・上皇后両陛下のご成婚60年を記念して、両陛下の日々のお食事を用意する宮内庁の大膳課が季節の行事ごとのお料理を紹介している本を見つけた。宮内庁の監修なので、推測などではなく、実際にお召し上がりになったメニューが紹介されている。ほぼ全ペ... -
本・映画・音楽『先生と私』佐藤優著。視野を広げるとはどういうことかをその大切さとともに教えてくれる本
【佐藤優『先生と私』】元外交官の佐藤優さんの物の見方の鋭さの秘密を知りたくて、自叙伝的なこの本を手にとった。【あらすじ】著者の佐藤優さんは、高校1年生だった1975年に東欧とソビエトへの一人旅をしている。学生運動のピークが過ぎたばかりのあの時... -
本・映画・音楽『苦しかったときの話をしようか』森岡毅:天才マーケターも人である。いかに生きるかを考えさせられる本
【手にとったきっかけ】私がこの先の事業立ち上げについて相談をしたコンサルタントの服部慎也さん(twitter→ @FACTDEAL)から教えていただいたのが、読もうと思ったきっかけ。【あらすじ】USJの経営再建に携わり、見事に復活を果たした立役者の森岡毅さんが... -
本・映画・音楽「弘前劇場」という劇団を見ていた。私の人生の舞台は淡々とした日常生活が上演され続けているけれど、それでも舞台の主役を他人に譲り渡すことはしたくない
キャラメルボックスの突然の活動休止にショックを受けたことをきっかけに、演劇についていろいろと思い出すことがあった。演劇は、細く長く見続けていた。大学時代は「弘前劇場」という劇団をよく見ていた。【平田オリザと現代口語演劇理論】もともとのき...