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ゼロからイチを生み出すために必要なものが学べるアート&ロジック講座を受けた


私は絵を描くことが苦手だ。
そんな私が書いた自画像が、TOP画像の左側。

2日間の講座に出た後に書いた自画像が、TOP画像の右側。
まるっきり違う。

高校2年生まで美術では2を取り続け(1は出席日数が足りない時にしか付かない)、挙句の果てに高校3年で芸術が「美術・書道・音楽・数学」の中から1教科選択すれば良いことになると、迷わず数学を選んだほど美術(というか芸術)には苦手意識があった。

それなのに、2日間の講座に出ただけで、絵を描くコツが掴めたようだ。

そして、私が手に入れたものは、絵を描くコツだけではなく、右脳と左脳を繋ぐ新しい回路だった。

アート&ロジック

私が受けた講座は、「アート&ロジック」というもの。

アート&ロジックのサイトはこちら

アートは右脳で、ロジックは左脳。

真逆で対立するもののような気がするが、そういう訳ではないらしい。

アート&ロジックの説明に、こういう一文があった。

ロジックと感性・感覚をバランスよく活用した思考プロセスを体感・理解し、発想力強化へのヒントを得ます。

アートとロジックは対立するものではなく、バランスを取りつつ両立することができるもので、しかも両立することが発想力の強化に繋がるとは!

講座の内容

講座は2日間行われる。
私は土日連続で受講したが、都合によって初日と2日目の間を空けることも可能。

内容は、座学で学び、実践をし、また座学で学び…の繰り返しである。

座学では、アートの基底にあるロジックを学ぶ。
座学と言っても、時間的にはほとんどが10分程度のもの。
眠くなる小難しい理論を聞かされるわけではなく、いくつかの事例を見ながら説明を受ける。

その後、すぐに実践に移る。
つまり、座学ではあるが、頭に叩き込むというよりは、身体に覚え込ませるものだ。
もっと正確に表現すると、本当は身体は知っているのに忘れてしまったものを呼び起こすという感覚がある。

実践は、線を引いたり塗り絵をしたりといった簡単なものから、お題を渡され「さあ、描いてみましょう!」といったものまで様々だが、恐れることはない。

アート&ロジックでは、プロが使う画材や、初心者が使うと便利な道具が用意されている。
それらを興味深く眺めて触りつつ、使い方を教わっているうちに、なぜか描くことができてしまう。

これが「ロジック」だ。
数学の公式を習うことで問題が解けるようになるように、アートの奥底に存在するロジックを習うことで絵が描けるようになるのだ。

大リーグ矯正ギブスのような大掛かりな道具ではない。
線を引く特訓などがあるわけでもない。

それなのに、絵が描けるようになるのだ。

講座を受けると

2日間の濃い講座の内容を究極までに簡略化して書いたが、どれだけ筆を尽くしてもこの講座の凄さを伝えることはできない気がする。
それほど、この講座は、表面的にはシンプルだ。

しかし、1日の終わりには脳が疲れ果て、ぐったりとした。
脳の普段使っていない部分をフル稼働させた証拠である。

受講中に感じた変化

アート&ロジックを受けて感じた変化は、絵が上手く描けるようになったことだけではない。
むしろ、絵が描けたのは副次的な効果であり、手に入れたものはもっと大きいものだ。
脳の仕組みが変わってしまったような感覚さえある。

受講中に感じた変化は以下のようなものだった。

景色が変わる

アート&ロジックを受けた帰り道、眼に映る景色が違ったものに見えた。

これまで私が何かを見るときは、それが何かを知るために見ていたのだと思い知らされた。

親子連れが歩いています。
木があります。
信号は青です。
車は停止線で止まりました。

目に映るものが何かを判別し、わかったら、通り過ぎる。
興味のあるものなら心に留め、そうでなければ忘れる。

それが、アート&ロジックの帰り道は、景色が全て光と影に見えた。
それが何かは重要ではなく、ただ光がキラキラと輝き、影はひっそりと佇んでいた。

世の中がこれまでに見たことがないもので溢れている感覚だった。
何ものでもない空間にいることは気持ちが良かった。

見ているようで見ていないことを実感する

講座中に痛感したのは、自分では見ているつもりでも全く見ていないということだった。

絵を描いている途中で、「本当にそうなってる?観念的になっていない?」と問いかけられることが何度かあった。

目の前の物を描いているのに、脳内で「これはこういう形であるはず」という思い込みに囚われて、脳内にある物の形を描いてしまうのだ。
声を掛けられて顔を上げて見たら全然違う形をしている。
それなのに、言われるまで気づくことが出来ない。

現実を見ずに思い込みで行動している自分を目の当たりにして、驚いた。

アートの見え方が変わる

アート&ロジックの講師陣は、現役のアーティストだ。

これまでもアーティストの方とお会いしたことはあるが、彼らの作品を見ても、たいした感想が言えずにいた。
すごいなあ、とは思うが、それ以上の感想が浮かばず、そのまま「すごいですね」くらいしか言えない。
話も弾まない。

これは私に感受性もなければ語彙力もないためだと思っていたが、違ったようだ。

アート&ロジックでロジックを学ぶと、作品の見え方が変わった。
休憩中に講師の作品を見せてもらったのだが、「この人には何が見えているのだろう?」という疑問が湧いて、絵に対して聞きたいことが溢れてきた。

アートに限らず何においても、「わからないことはない?」と聞かれた時に、あまりにわからないことだらけで質問すらできないことがある。
どうやら、アートもその状態だったのだろう。

アートのベースにあるロジックを知ることで、そのロジックの先にアーティストが何を見ているのかに興味を持てるようになったのだ。

※この日の講師、伊勢周平さんの作品たち

受講後に感じたこと

私がこのアート&ロジックを受講してからまだ一週間だが、なんとなく予感がある。
まだうまく言えないのだが、私の苦手なゼロからイチを生み出すことに、突破口が開かれそうな予感がするのだ。

これまでゼロ→イチとは、特別な能力を持っている人ができることだと思っていた。
特に私は物事を一つ一つ積み重ね、言語化していかないと理解できないので、無から何かを生み出す人は遠い世界の存在だと思っていた。

しかし、多くの名画に、ロジックが潜んでいる。
直感で描き殴ったものではなく、ロジックという台座の上にアートが輝いているのだ。

この講座を受けた結果、論理を積み重ねた先に直感がある可能性を感じるようになった。
アートとは突然変異で生まれるものではなく、ロジックが積み重なった上に飛躍して生まれるものなのかもしれないと、思えるようになったのだ。

今は、私の中で、すぐに飛躍が起きるとは考えにくい。
しかし、それは自分の中に蓄積が少ないからではないかと考えられるようになった。

足りないのは能力ではなく感性の蓄積なのであれば、これから蓄積に励んでいけば、今まで見えなかったものが見えるようになるのではないだろうか?

これまではアート作品を前にしても、何を蓄積すればいいのかが全く見当が付かなかったが、見るポイントは学べたように思う。

日常の中から、アートを見つけようとする日々を送りつつ、近いうちに美術館にも行ってみたい。
何か、変化のきっかけを掴めそうな気がする。

※アート&ロジック主催の増村岳史さんの本

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