台湾のレアな果物、釈迦頭を食す!
結婚以来、毎年韓国や台湾に出掛けていた我が家。
メインの目的は野球観戦であるが、美味しいものを食べることも同じくらい重要な目的だった。
さすがに2020年は海外には一切行かずに終わってしまう。
このご時世なので頭は納得しているが、納得しないのが胃袋だ。
韓国の市場で買い込む海鮮キムチや、台湾の夜市で食べる麺類や、あれやこれやが恋しくてたまらない。
そんなときに「釈迦頭のレポートを書きませんか?」と依頼をいただいた。
釈迦頭!
遠い昔に台湾で食べたことがある、とっても甘い美味しい果物!
台湾、もしくはフィリピンやベトナムといった東南アジアの国々でしか食べられないと思っていたあの釈迦頭が日本で手に入るとは!
企業から依頼された広告記事は書かないことにしているのだが、今回は釈迦頭の魅力に負けてしまった。
というわけで、プレゼントしていただいた釈迦頭について、レポートを書いている。
釈迦頭(シャカトウ)
釈迦頭は日本ではめったに見ない果物だ。
原産国は台湾や中南米。
熟すと果肉がクリーム状になって傷みやすく、運搬には向かない関係で、日本では食べることができなかったのだそうだ。
それが2018年、零下50度程度で急速冷凍する技術が台湾で実用化され、日本にも輸入されるようになったらしい。
釈迦頭は見た目はゴツく、色も地味で、スーパーに並んでいても目を引くことはないだろう。
大きさは、成人男性の握りこぶしよりもやや大きい。
そして、ずっしりと重い。
さて、食べてみよう。
釈迦頭の味
釈迦頭の味は、とにかく甘い!
英語で「シュガーアップル」と呼ばれるのも納得の甘さ。
舌触りは洋梨のようなクリーミーさがありつつも、梨のようにツブツブとしている。
洋梨のクリーミーさがありつつも、梨のさっぱりさを兼ね備えている、不思議な食感だ。
種はたくさん入っているが、身からスッと離れるので、食べていてストレスにはならない。
そして、味は洋梨よりも甘く、果物というよりシャーベットを食べているようだ。
現地で生の釈迦頭を食べたことがある人は、もっとねっとりしていたはず、と思うだろうが、これはこれでデザートとして美味しい。
あまりに甘いので、半分食べたら満足できた。
1つを2人で半分こして、ふたりともお腹がいっぱいだ。
満足度が高い果物だ。
釈迦頭の食べ方
せっかくなので、釈迦頭が届いてから食べるまでも書いておく。
1.釈迦頭、到着
冷凍便で届く。袋を開けたら、まず保冷袋。そのあとビニール袋。
2.解凍
常温で1時間ほど置く。
3.切る
半分に割った。
見た目に反して、力を入れずにさくっと切ることができる。
4.実食
スプーンですくって食べる。
釈迦頭の買える場所
釈迦頭は通信販売で手に入れることができる。
今回、釈迦頭を提供くださったのは旅行会社のKKdayさんと台湾のフルーツを輸入している株式会社Harawiiさん。
どちらも通販会社としては耳馴染みがないので怪しく感じるかもしれないが、KKdayさんの母体は台湾の旅行会社の日本支社で、現地ツアーなどのアクティビティを提供している会社。
株式会社Harawiiさんは法人向けに果物を卸している会社。
旅行業も飲食業もいろいろ厳しいご時世なので、我々個人でも釈迦頭が買えるようになっているのかもしれない(勝手な推測)
下記のリンクがKKdayさんの釈迦頭サイトで、こちらから購入できる。
https://www.kkday.com/ja/product/104356?cid=4588