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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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失敗したときの対処方法。失敗への対応が上手いとこの先信頼される人になる!

失敗はしておいたほうがいい

仕事をする上で、大切なのは信頼である。
こう言うと「失敗をすると信頼してもらえない」と勘違いしやすいが、そうではない。

失敗は信頼を築くきっかけとなる。
失敗をした後の対応が、信頼されるかされないかを決めるのだ。
 

目次

失敗したときにすること

大切なのは最初の対応

会社が、一従業員に、会社の命運をかけるような重大な仕事を一人で任せることはない。
任せるのは、失敗しても差し支えない仕事か、もし重要な仕事だとしてもフォローができる仕事である。

失敗するのは怖いだろう。
でも「使えない奴」と言われたらどうしよう、という心配をする必要はない。
評価を決めるのは、失敗をするかしないかではなく、失敗をした後にどのような対応をするか、なのだ。
 

1.すぐに相談する

失敗した時は、なるべく早く周囲に相談した方がいい。
最初はただの失敗でも、自分一人で何とかしようとこねくり回しているうちに、取り返しのつかない失敗に進化する。

実は、仕事の全体像は、よっぽど役職が高くないと見えていない。
自分ではその場はうまいことごまかせたと思っても、全体から見たらやってはいけないことをやっていた、ということもよく起きる。

上司が部下に仕事を任せるとき、任せる側は、もし部下が失敗しても自分がフォローできるような仕事を任せている。
失敗したときの対応の仕方は上司や先輩が知っているのだ。

時間が経つほど傷が深くなる失敗も多い。
失敗したらすぐに上司や先輩に相談することが肝心だ。
 

2.素直に話す

失敗はカミングアウトするけれど、自分がしたミスについては話したくなくて、経緯を半端にしか報告しない人がいる。
例えば、AのあとBをしなければいけないのに先にCをやって起こった失敗なのに、「Aのあと、Bをしたのですが、Cがうまくいかなかったのです」と事実を捻じ曲げて報告したりだ。

どうやって立て直すかを判断するときに、どのような経緯でその失敗が起こったのかを把握することが重要だ。
それを捻じ曲げて報告すると、間違った立て直し方法を取ってしまい、手間と時間だけが掛かる結果となる。

その仕事に慣れた人がじっくり手順を追えば、なぜその失敗が起きたのかを推測することができる。
捻じ曲げた報告をしても結局はばれるのだから、最初から素直に何が起きたかを全部話したほうがいい。
それが手間と時間を減らし、信頼を築くコツである。
 

3.謝罪と感謝の気持ちを持つ

失敗したときに、なぜかふてぶてしい態度をとる人がいるが、それは何も生み出さない。

自分のミスで失敗したのであれば、そのことはきちんと謝ろう。
そして対応してくれた周囲の人たちに感謝をしよう。
 

失敗したときに覚えておくこと

失敗すると、頭が真っ白になるかもしれない。
でも、一人の社員がする失敗は、たいてい誰でもする失敗なので、そこまで焦ることもない。

きっとこの先も誰かが何かしらの失敗をするだろう。
そのときに「去年、私もやらかしたよ」と笑ってフォローできる先輩になるために、覚えておくといいことがある。
 

自分がどこで失敗したか

自分がどの部分でつまづいたかを覚えておこう。
次に誰かが同じ失敗をしたときに、原因を追求するきっかけになる。

そこを、つまづかないものに変えることができればベストだが、自分がした失敗の全てについて、手順を変更することは不可能だ。
手付かずのまま次に渡すことになっても、どこでつまづくかを覚えておけば、そこを注意するように引き継ぐこともできる。
 

自分が失敗したときの心境

自分が失敗したときの心境も忘れないように覚えておこう。
頭が真っ白になったのか、逃げ出したくなったのか、失敗を引き起こすような状況に怒りを感じたのか。

それは「人は失敗したときにこういう気持ちになる」の1つのサンプルである。
自分が失敗したときに心が激しく揺らいだことを覚えておけば、次に誰かが失敗したときに、その人も心中穏やかでないだろうと想像がつき、寄り添うことができる。
 

上司や先輩の対応

自分が失敗したときに、上司や先輩がどのような対応をしてくれたかを覚えておくのは大切だ。
誰に謝罪が必要で、どういう言葉で謝罪をしたか、といったその失敗に対する具体的な対応もそうだ。
そして、自分が掛けられて嬉しかった言葉、励まされた言葉、逆に辛くなった言葉があれば、それも覚えておこう。

自分の失敗の後始末をしてくれる上司や先輩の姿は頼もしく、安心した気持ちになるだろう。
次に自分が誰かを安心させることができるように、覚えておこう。
 

失敗はしておこう

失敗しない人はいない。
だから、失敗をしない人のことは怖い。
誰もが失敗をするから、全く失敗をしない完璧な人間には引け目を感じる。
失敗をしない分、裏で大きな無理をしているのではないかと心配にもなる。

それよりも、失敗はするけれど、その後の対応をきちんとできる人の方が魅力的だ。
失敗してもきちんと対応してくれる、と思うと、安心して仕事を任せることができる。
失敗したら何をやらかすか分からない人よりも信頼できる。

だから、失敗をすることに対して、心配をしなくていい。
失敗しない人間は一人もいないのだから、失敗は早いうちにたくさんしておいた方がいい。
そこから学ぶことは、一生の財産となる。

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