働くこと

必要なのは仕事ができる不機嫌な人ではなく、空気を明るくできる人である

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不機嫌を垂れ流す人

不機嫌になっていいことがあるのは子供の時だけ

不機嫌さをすぐに表に出す人がいる。
誰に文句を言うわけでもないが、話しかけても無視したり、返事がきつい口調だったり、物を机の上に投げつけるように置いたりと、機嫌の悪さを垂れ流す人だ。
何か不機嫌になるようなことがあったのだろうが、そういう人が一人いるだけでこちらの気分も悪くなる。

もし2歳の子供であれば、不機嫌さを表に出せば、周囲の誰かがチヤホヤしてくれるだろう。
甘いお菓子をくれたり、面白いおもちゃをくれたりするかもしれない。
2歳であれば、どんなにイヤイヤ言っていてもパパやママは根気強く待ってくれる。
しかし会社にはパパもママもいない。
不機嫌さを表に出しても給料は上がらないし、面白い仕事がもらえるわけでもない。

2歳児を雇用する会社がないように、どんなに仕事の能力が高くても、2歳児のような不機嫌の垂れ流しをする人は会社にいる必要はないのだ。

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不機嫌を垂れ流す人は会社にいらない理由

「空気」というものがある。
「空気を読む」として使われる空気だ。

不機嫌さを垂れ流す人は、場の空気を悪くする。
空気は、悪くなると重くなり、人の動きを鈍くする。
空気が重くなると声を出すのも億劫になり、隣の人とコミュニケーションをとることでさえ遠慮したくなる。
これが不機嫌を垂れ流す人が会社にいてはいけない理由だ。

誰か一人が不機嫌を垂れ流すだけで、会社全体の空気が悪くなり、その場にいる人全員の動きを鈍くする。
もし能力が高い人が揃っていても、鈍い動きしかできなければ力を発揮できない。
いくら効率化といっても、全員の動きが鈍くなってしまえば意味はない。
不機嫌な人が一人いるだけで、各人の能力の高さも、仕事をスムーズに回すための工夫も、全てが無駄になってしまうのだ。

いくら不機嫌を垂れ流す人が能力が高い人であっても、他の全員の足を引っ張るようでは組織に貢献しているとはいえない。
 

空気を明るくする人

逆に、空気が明るくなるとどうなるか。
明るい空気は軽やかで、中にいる人も自然と動きが軽やかになる。
空気が軽いと心も軽くなり、前向きになれる。
 

明るい空気の作り方

空気を明るくするために、難しいことをする必要はない。
やろうとさえすれば、誰でもできる簡単な3つのことをすればいい。

1.挨拶をかかさずする
2.話しかけられたら明るい声で返事をする
3.「ありがとう」を面倒がらずに言う

小学校で習うような人間関係の基本であるが、とても大切なことだからこそ基本として習うのだ。
それなのに、この基本は大人になると忘れ去られてしまいがちである。
今一度、基本に戻るだけで、明るい空気が近づいてくる。
 

挨拶さえもしずらい環境では

明るい空気の作り方の三要素は、特別なスキルが必要なことではないはずだが、常に空気が重い環境では、この3つをすることでさえ難しいだろう。

そのときは空気をぶち破る力が必要になる。
空気をぶち破る力の材料は「思い切り」である。
空気が読めない困った子のふりをして、思い切って「おはようございます!」と言うところがスタートだ。

最初は孤軍奮闘している気持ちになるだろう。
しかし、人間は、誰もが重い空気より明るい空気を好む。
例え自分一人だけでも明るい空気を発するようにしていると、自然と他の人が明るい空気を求めて吸い寄せられてくるようになる。
そして、明るい空気を吸った人は、自分でも明るい空気を発するようになる。
そのうちに、明るい空気の濃度が少しずつ濃くなって、だんだんと重い空気を発する人は居心地が悪くなっていく。
 

会社の業績をあげるのは空気を明るくできる人

仕事ができる不機嫌な人より、仕事に多少のミスがあっても空気を明るくできる人の方が、会社への貢献度は高い。

会社という場所は、赤の他人が寄せ集められ、一日の相当な時間を共に過ごす場所だ。
友達同士の集まりではないのだから、好ましい人もいれば好ましくない人も当然にいる。
そういう場だからこそ、それぞれの時間を気持ち良く過ごすために、居心地のよい空気を作ることを心がけるようにする。
この心配りが社員全体の能力を発揮させ、会社の業績を大きく左右する重要な要素となるのだ。

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