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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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老後はどこで暮らそうか、真剣に考えた

老後はどこで暮らそうかを考えた

それまでの漠然とした考え

夫婦で、老後はどこに暮らそうかと話したことがある。
物価の安いところに住んで、生活費を抑えつつ旅行をしようかと漠然と考えていた。

それより前、独身時代の夫は関東近郊の某球団の二軍本拠地の近くに住みたいと考えていた。
独身時代の私は関東近郊の海の近い町で、のんびり過ごしたいと考えていた。

結婚し、海外遠征に行くようになって、少し考えが変わった。
アジア諸国には物価が安く食事の美味しい国もある。
そこを本拠地にするのも悪くなさそうだ。

地球規模で老後を考えるなんて、ちょっと格好いいのでは。
そんな色気も持ちつつ、老後について考えた。
 

好きなことを棚卸しする

夫婦揃って、仕事より趣味に重きを置いている。

我々二人とも野球が好きだ。
会社から離れたら、世界各国の野球を見て回りたいという夢がある。
毎日野球を見て、野球三昧で暮らしたい。

美味しいものを食べるのも好きだ。
美味しくない食事が続くと悲しくなる。

他の条件がいくら良くても、「野球」と「美味しい食事」の2つがないと、人生がつまらなく感じるだろう。
この点を二人で確認した。

候補地を選ぶ

野球のリーグがある国は40ヶ国超あるらしいがwikipedia調べ。(この中には既に消滅しているリーグも掲載されているが本題に影響ないので話を進める)、この中で、毎日のように試合をやっていて、暮らしやすそうなのは、アメリカ(カナダ含む)、韓国、台湾、日本といったところだ。
南米にも毎日試合をやっている国はあるが、まだ行ったことがないので暮らすイメージが湧かない。

そして、食事の美味しいところといえば、韓国、台湾、日本となるだろうか。
候補はこの3カ所の、球団を持つ街に絞られた。

目次

条件を検討する

世界で一番野球が見られる街はどこか

世界で一番野球の試合が見られる場所はどこだろう。
ソウル、釜山、台北、台中、台南、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡といった地域を並べて考えてみると、実は断トツで東京だった。

○東京近郊にある球場
・NPB1軍 東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、千葉マリンスタジアム、西武ドーム
・NPB2軍 鎌ヶ谷、追浜、平塚、浦和、戸田
・独立リーグ 群馬、熊谷

日帰りで気軽に試合を見に行ける球場がこんなにある!
気軽とは言いにくくなるが、名古屋や仙台、BCリーグの長野や金沢なども日帰り圏内だ。
また東京であれば、札幌であろうと福岡であろうと、一軍の本拠地の球場にならすぐに行ける。

韓国や台湾は、日本ほどチーム数が多くないので、見に行ける球場はどうしても少なくなる。
アメリカはチーム数は多いが、国土が広いので、日帰りで行ける球場となるとそう多くない。

世界で一番野球が楽しめる国は圧倒的に日本で、その中でも球場が集まる東京が一番だと分かった。

食事の美味しさ

他の条件も検討する。

料理でいえば、韓国も捨てがたい。
特に釜山には、釜山名物ナッチポックンがある。
ソウルのナッチポックンとは違い、釜山特有のもので、とても美味しいのだ。
日本で食べられるお店を探しているのだが、いまだに見つかっていないから、これを食べるために釜山に住んでしまうのも手だろう。

しかし、東京の食のバラエティーの豊かさは、世界のどの国をも圧倒する。
選択肢の多さという意味では、東京がベストだと考えた。

物価の安さ

物価の安さでいえば、韓国、台湾は魅力的だ。
特に台湾の夜市には安くて美味しいものがたくさんある。

しかし、一番大事なのは野球だ。
台湾で、東京にいるのと同じくらい野球を見ようとすると、移動費や宿泊費がかかってくるだろう。
そうなると物価の安い国で暮らしていても、出費はかさむに違いない。

結論

こういうわけで、老後に住む場所は東京に決まった。
地球規模で老後を考えようと意気込んでいたわりには、あっけない結論だった。
しかし結構しっかり考えたので、納得のいく結論でもあった。

もちろん介護などを含め自分たちだけではどうしようもない出来事もあるから、計画通りにいくかはわからない。
しかし「こういう暮らしをしたいね」と夫婦で話し合って方針を決めたことで、地に足がついた気分だ。

そして物価の安くはない東京(楽しもうとするとお金のかかる街)で暮らしていくのだから、それまではしっかり働こうと覚悟が決まった。

実際この日から、夫も私も軽々しく「会社を辞めたい」などと口にはしなくなっている。
自分たちの将来を真剣に考えることは、今を真剣に考えることに繋がっていた。

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