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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote

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天職が見つからないのは「Will Can Must」を間違えてたからのようだ

天職とは何だろうか。

やりたい仕事とできる仕事と求められている仕事が重なる仕事だ、と言われたりする。
私がかつていた会社では、「Will Can Must(やりたいこと、できること、やるべきこと=求められていること)」などと表現されていた。

私にとっての「Will Can Must」は何だろうかと考えてきたが、なかなか見つからなかった。
見つかったと思っても、少し経つとどこか違和感が出てきてしまう。

それは、「Will(やりたいこと)」に思い違いがあるのが原因だった。

目次

Will Can Mustの重なるところ?

「Will Can Must」のフレームワークを語るときに、下記のような図が同時に使われる。
この中心の重なっているところが、自分にとっての天職という訳だ。

私もこの図に納得して、自分の中の「Will Can Must」を探し始めたのだが、まずここに大きな見落としがあった。
それは、私の「Will Can Must」はこんなに美しい形をしていない、ということである。

Will Can Must
図1:王道の「Will Can Must」図

私の場合の「Will Can Must」図

自分の「Will Can Must」を知るために、まずは過去を振り返る。

私が就職したのは、1997年。
バブル崩壊後数年経ち、新卒採用は氷河期を迎えていた。

就職活動の最初は、「やりたい仕事」を考えるところから始めた。

鉄道が好きなので、あちこちの鉄道会社に履歴書を送ったが、返信はなかった。
OB訪問もしてみた。「女性は深夜労働ができないから採用していない」と言われた。
(女性の23時以降の労働が禁じられていた時代である)

好きな業種には行けそうにないので、他のやりたい仕事を考えてみた。
ずっと建物の中にいるのは飽きそうなので、外出できそうという理由で営業職を志望しようかとも思った。

だがしかし。
氷河期真っ只中にそんな贅沢を言っている余裕はなかった。

結局のところ、片っ端からハガキを送り(インターネットが普及していない時代だ)、合同説明会に顔を出し、ようやく手にしたたった1つの内定を握りしめ、迷うことなくそこに入社した。

なんとか引っかかって入社できた会社だ、やりたい仕事とは違う。
「Will(やりたいこと)」を考えることはとうの昔に諦めていた。

そして社会心理学専攻の学生が、プラスチックの加工メーカーに入社してすぐにできることなんてトイレ掃除くらいだ。
私が入社した直後は、「Will(やりたいこと)」は全く無く、膨大な「Must(求められること)」と、ほんの僅かな「Can(できること)」だけが存在した。

Will Can Must
図2:入社直後の私

そこから、時が経ち、仕事を覚え、「Can(できること)」が増えてくる。
仕事ができるようになると楽しさも生まれ、「Will(やりたいこと)」もできてくる。

そうすると、下記の図3になるのだが、これは王道の図1とは似ても似つかないものである。
図1とは違って、「Will(やりたいこと)」が全て「Can(できること)」に含まれ、更に「Must(求められること)」にも含まれている。

だからといって、やりたい仕事がそのまま天職なのかというと、そんなことはない。

図3:会社に慣れてきた私

偽りの「Will Can Must」の成り立ち

あらためて、この場合の「Will(やりたいこと)」の発生の様子を見てみる。

まず最初に、「Must(求められること)」があった。
求められる仕事を必死で頑張った結果、できるようになった仕事と、それでも上手にできない仕事があった。
頑張ってもできない仕事はやりたくないので、やりたい仕事の候補から外れる。
できるようになった仕事の中にも、好きではない仕事があり、そんな仕事はやりたくないので、やりたい仕事の候補から外れる。
そうして残ったものを、「Will(やりたいこと)」と思っていた。

そして、この「Will(やりたいこと)」ができる他の仕事に転職した。
新しい「Must(求められること)」が加わり、またそれを必死で頑張った。
その結果、「Can(できること)」が増え、更に「Will(やりたいこと)」が増えていく。

図4:転職した私

でも、いくらできる仕事が増えてきて、楽しくできる仕事が増えてきても、心の片隅にある「何かが違う」という気持ちが消えることはなかった。

それも当然である。
この成り立ちから見てわかる通り、私が思っていた「Will(やりたいこと)」とは、与えられた仕事の中から消去法で導き出されたもの。
やりたいことではなく、やってもいいかなと思える仕事だったのだ。

本当の「Will」はどこにある?

世の中には、与えられた仕事の中に、自分の「Will(やりたいこと)」が見つかる人がいる。
もっと昔、幼少期に親から勧められた習い事が「Will(やりたいこと)」だった人もいる。

でも、私の場合は、自分で「Will(やりたいこと)」を探しにいかなければいけなかったようだ。
それなのに、ただ与えられるのを待っていたから、いつまで経っても「何か違う」と思い続けていたのだ。

世の中にはいろいろなものがあるが、存在を知らなければ、好きになることも嫌いになることもできない。
アイスクリームがこの世にあることを知らなければ、アイスクリームを食べたいと思うことはないのと同じことだ。
その仕事がこの世にあることを知らなければ、その仕事をやりたいとは思わないのだ。

与えられた仕事の中から自分がやりたい仕事を探すのではなく、自分がやりたい仕事は自分で探しにいかなければいけない。
ようやく気がついた。

「Will(やりたいこと)」を探すために必要なこと

私はストレングスファインダーでは「収集心」が強い。
これまでも自分の世界を広げてくれる出会いは、自ら情報を集めている中で見つけてきた。
(私の場合は「収集心」だが、偶然の出会いが世界を広げてくれる「適応性」や、人との縁が世界を広げてくれる「運命思考」、好奇心に導かれて出会いがある「学習欲」など、自分の世界を広げてくれる資質は人によって様々だ)

仕事についても、どのような仕事とどのような働き方があるかを、自らの枠の外に出て情報を取りにいかないといけなかったのだ。

実際、2021年の下半期は、いろいろな仕事をしている人に出会ってみた。
そう言っても、どうも人見知りな私は、他の人たちの動きをこっそり見ているだけだったけれど、それでも「ああいう働き方でいいんだ」「こういうことをやってもいいんだ」と気づきがあった。
これ以上の自分語りは、いったんここではしないでおく。

ただ、確かに言えることは、もし今、自分のやりたいことが見つからず、「何か違う」と感じているならば、自分が今いる世界を広げた方がいいということだ。

世界が広がると、自分が今いる世界を角度を変えて見ることができるようになる。
そうすると、これまで見えなかったものが、見えてくるのだ。

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