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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
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周波数の違う人とは出会わなくなる理由 西野亮廣さんから『未来は、えらべる!』を学ぶ

目次

バシャールとキングコング西野さん

キングコングの西野亮廣さんが、「少し自分で調べれば分かることを聞いてくるような人とは仕事をしたくないので断った」という話をFacebookに載せていた

そのコメント欄を見て、前に読んだバシャールと本田健の『未来は、えらべる!』という本の一節を思い出した。

p205
いまみなさんの現実では、自分とは異なる周波数の世界もある程度は経験できるようになっています。(中略)
自分の周波数以外の世界を経験することは、どんどん、どんどん難しくなっていくのです。(中略)
自分が選択した周波数以外の世界のことなどほとんど聞いたことがないという状況になるでしょう。

p207
いまは周波数の違う人たちとも出会うことがありますが、そのうち出会うことは不可能になってきます。

 
この『未来は、えらべる!』はかなり面白く読んだのだが、引用した箇所は意味が分からなかった。
自分とは異なる周波数以外の世界の存在が分からないってどういう状態だろう?
違う周波数の人と出会わないなんて、そんなことが可能なのだろうか?

その答えが、この西野さんのFacebookのコメント欄を見て、伝わってきた。
 

周波数の違いとは?

ここで使われている「周波数」とは、その人の意識が発している波長である。
元気な人の側にいると元気を分けてもらえ、落ち込んでいる人の側にいるとこちらも暗い気持ちになるといった、こういう感覚を呼び起こしているものが周波数である。

「なんでこんなことでいちいち怒るのだろう?」という人の側にいると、自分が怒られていなくても疲れる。
「明るくて、元気で、すっごくいい人なんだけど、なんかこの人と会った後って疲れるのよね」というときもある。
このように、誰かといて理由もないのに疲れてしまうとき、それは周波数が合わないのかもしれない。

周波数の違いはただの違いであって、相手がいい人か悪い人かは関係ないし、自分の器が狭いという問題でもない。

西野さんの記事についた否定派の意見

冒頭の西野さんの記事についたコメントは賛否両論分かれているのだが、否定派の意見にはこういうものがあった。

・こんな記事書く時間があるなら、教えてあげればいいのに
・こんな対応する人に、仕事を頼みたくありません
・もし自分なら、聞かれたことはちゃんと教えてあげます

この否定派の意見を見て、周波数が違う人とは交わらなくなる、ということを理解した。

否定派の意見「こんな記事書く時間があるなら、教えてあげればいいのに」

ただ一人と対応しているだけならば、Facebookに記事をあげるより、その相手に吉本興業の連絡先を教えたほうが早いだろう。

しかし、こういった依頼が多いのであれば、話は別だ。
Facebookにアップすることで、少し調べれば分かることを聞いてくる人を減らすことができれば、そのほうが大きな時間削減になる。

私個人の考えとしては、少し調べれば分かることを聞いてくる人は、西野さんの記事を読んでも自分のことだと分からないと思う。
逆に、これを読んで「西野さんってなんだか怖い」と怖気付く人がいるだろう。
でも、どうしても西野さんと仕事をしたい人は勇気を振り絞って依頼をしてくるだろうし、西野さんでなくてもいい人は依頼をやめるだろう。

本気の依頼だけが残るという意味で、大きな時間の削減になると思う。

否定派の意見「こんな対応する人に、仕事を頼みたくありません」

西野さんに「仕事が減りますよ」と忠告しているのだろうが、実際そうはならないだろう。

西野さんは自分で仕事を生み出すことができる。
他の人からの仕事の依頼がなくても、自分で仕事を作り、一緒にやりたい人を探し出し、形にすることができる。
西野さんにとっての仕事とは、もはやテレビに出演することではなく、もっと大きいレベルで自分の思いを実現することになっている。

人から仕事を頼まれないと仕事がなくなる人と、自分で仕事を生み出せる人の意識(周波数)の違いはかなり大きい。
自分で仕事を生み出せる人にとっては、自分でなくても構わない仕事を頼まれること自体が邪魔になってしまう。
仕事を頼まれないということは、自分が生み出した仕事に集中することができる有難いことなのだ。

否定派の意見「もし自分なら、聞かれたことはちゃんと教えてあげます」

西野さんに仕事を頼んでも断られるような人が仕事にありつけないかというと、そういう訳ではない。
少し調べれば分かることを聞く人に対してちゃんと教えてあげる人がいるように、人から仕事を頼まれないと仕事がなくなると思っている人には、ちゃんとそういう人に仕事を頼む人がいる。

能力の問題ではなく、どういう人と仕事をするのが気持ちいいかが違うだけだ。

周波数が違う人とは交わらなくなる理由

西野さんは「少し自分で調べれば分かることを聞いてくるような人とは仕事をしたくない」と発信した。
それに対して、「怖いから、仕事を頼むのをやめよう」だったり、「こんな人とは一緒に仕事をしたくない」だったりと、周波数が違う人は避ける行動を取る。
そして、私は教えてあげるよ、という周波数が近い人と仕事をするようになる。

西野さんが発信すればするほど、周波数の違う人は西野さんを避けるようになるだろう。
周波数の違う人は西野さんのことに、目もくれなくなるだろう。
こうやって、周波数の違う人は、自分の世界から消えてなくなるのだ。
 

インターネットがもたらしたもの

なぜ、今になって、こういうことが起きているのか。
これはインターネットの発展によってもたらされている。

インターネットがない時代、自分が出会う人は、自分の身近にいる人に限られていた。
商売も自分のすぐそばにいる人を相手にするしかなかった。
たくさんの人に商品を売りたいなら、自分とは周波数が違う人でも相手にするしかなかったのだ。

インターネットが発達した今は、遠くにいる人にも商品を売ることができる。
違う国の人と、WEB上でミーティングができる。
出会える人の数が桁違いに違うのだ。
世界中から周波数の合う人を探して出会うことができるので、周波数の違う人に無理に合わせなくても良くなったのだ。
 

これからの世の中

日本人には言葉の壁があるため感じづらいが、もうすでに世界は一つだ。
住んでいる場所の近い遠いは関係なく、出会うことができ、一緒に仕事をすることもできる。
これからの人の出会いを左右するのは、住んでいる場所の近い遠いではなく、周波数の近い遠いになってくるのだ。

もう、すでに、そういう変化が起き始めている。

それを実感させられた、西野さんの記事だった。

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