月島の源平にて、鮎を食む。お任せコースにワガママなお願いを。
その季節の旬のものを食べたい。
7月は鮎だ。
鮎を食べたい!
先月、鱧を食べに月島の源平さんに伺った時、その話をしたら、事前に予約をすればお任せコースに鮎を組み込んでくれるとありがたいことを言ってくださった。
お任せなのに食材指定とは、こんなワガママを言ってもいいなんて。
これはもちろん甘えさせていただこう!
源平
月島の源平は石川県出身の板長が美味しい魚介を食べさせてくれる小料理屋だ。
しかも値段もお手頃。
日本酒も石川の地酒を中心に美味しそうなのが揃っている。
(日本酒が美味しいといえば新潟が挙げられるが、新潟に並んで北陸は名酒揃いだと個人的には思う)
一度行ってすっかり惚れ込んでしまったこちらのお店に、鮎を食べさせて欲しいとお願いを添えて予約の電話をした。
※前回は鱧コースを食べた
https://koto1.com/archives/8587
鮎入りお任せコース
楽しみに伺った7月中旬のお任せコースは、三種の先付けから始まった。
とうもろこし、カツオの煮付け、枝豆と穴子のしんじょ。
続いて、お造り。
シメサバ(ここのシメサバは絶品!)
本マグロ
鯛(昆布の風味がかすかに香り、旨味を引き立てている)
この日の本命登場。
鮎の塩焼き!!
蓼酢と、干し柿が添えられていた。
蓼酢はわかるが(といっても添えてくれるところになかなか出会えなかったので嬉しい)、干し柿には「?」となった。
私の勉強不足なのか、こちらのお店のオリジナルなのかは分からないが、キリッと塩をされた鮎に、ほの甘い干し柿はいい口休めになっている。
冷なすの煮浸し。そうめん載せ。
暑い日に嬉しい一品。
今年の夏の暑さは、冷たさもご馳走になる。
ふぐの唐揚げ。
なんと、揚げ物はふぐ。
他のお客様がふぐコースを召し上がっていたから、ご相伴にあずかれたのだろうか。
身がふっくらとしていて、とても美味しい。
さらにもう一品、酢の物が。
タコとクラゲとズワイ蟹という、食感が全く違う三種の食材がいっぺんに楽しめる。
そして、最後に、こちらのお店の名物、ばってら。
良い塩梅に締められた厚みのある鯖を頬張るだけで満足だ。
計7皿。
すっかりお腹がいっぱいになった。
感想
これだけ食べて、お任せコースは3800円。
今回は鮎をお願いしたので値段が変わったのだが、それでも数百円のアップで済んだ。
お手頃に美味しいものが食べられる、なんて幸せな店なのだろう。
季節ごとに足を運びたいお店がまた一つ増えた。
お店情報
源平
東京都中央区月島3-11-11
03-3531-8842
営業時間:[月~木、土]18:00~23:30、[金]18:00~24:00
定休日:日曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13103307/
https://r.gnavi.co.jp/d6ctp7gb0000/
[box class=”box28″ title=”同じ地域の他のお店”]
月島の他のお店の情報はこちら
[/box]