金曜夜の一人飲み。上野駅「のもの」で東北の美味しいものを堪能!
一人飲みは嫌いではない。
自分の飲みたいものを飲み、食べたいものを食べ、満足したら席を立つ。
悪くない時間だ。
ある日の金曜日。
一人でさくっと飲みたくなった。
金曜夜は多くのお店が賑やかで、店の選択を間違えると肩身が狭い一人飲みとなる。
かといって、誰もいない飲み屋も、それはそれで入るのをためらう。
けれども、探せばあるのだ。
予約なしでも一人でも入れて、お酒の品ぞろいも料理も悪くなく、ほどよい込み具合のお店はちゃんとある。
しかも、駅のすぐ近くにあったのだ。
のもの居酒屋 かよひ路
場所は上野駅。
入谷口の改札を出て、すぐのところにある。
上野駅の中央改札の近くに「のもの」という名の東日本の地産品を集めた店があるのは知っていたが、居酒屋もあるとは知らなかった。
東日本の美味しいものたち
店内はそこそこ賑やかだが、カウンター席があり、一人客でも居心地がいい。
種類が多いわけではないが、東日本の美味しそうな日本酒が揃っている。
私の出身地宮城県の日本酒、天上夢幻を頼んだ。
天上夢幻は、まろやかな酸味が出て、華やかな味わいだ。
お通しは、チャーシューとネギと豆腐を煮たものだった。
塩がきつくなく、文字通りいい塩梅。
メニューを見て、惹かれるものを片っ端から頼む。
最初に出てきたのは、白神アワビ茸の串焼きの辛味噌添えだ。
塩焼きされたアワビ茸は香り高い。
食感はエリンギのようだ。
辛味噌は、付けるとキノコの香りが消えてしまうが、味噌自体の旨味が濃いので、単品で酒のあてになる。
この味噌だけで酒が進んでしまう。
宮城県名物、油麩をメニューに見つけたので、もちろん頼む。
宮城県産パプリカと油麩とつくねのチーズ煮込み焼きだ。
つくねの表面に張り付いた油麩は、ふわふわとした食感となり、美味しい。
秋と言えば、三陸産さんまの塩焼き。
ばりっとふわっとした焼き加減で、内蔵が美味しい。
締めには、だし醤油の焼おにぎり。
会津産こしひかりが小ぶりに握られている。
もちもちとした食感で美味しい。
焼きおにぎりは一つずつ頼めるので、一人客にもありがたい。
食後はほうじ茶。
感想
地産品を扱う店が主体なだけあって、ほとんどの料理に食材がどこから来たか書かれているのが嬉しかった。
東日本出身者は懐かしい味にも会えるだろう。
団体客と同時入店のせいか料理でてくるのが遅かったが、それはそれでのんびりと過ごせて、ゆったりとした時間を味わった。
滞在時間は1時間弱。お会計は3000円未満。
リフレッシュできるいい時間だった。
お店情報
のもの居酒屋 かよひ路 上野店
東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅構内(改札外)
03-3844-9211
営業時間 :
[平日]11:00~14:0017:00~23:15
[土・日・祝]11:00~21:00
定休日:年中無休
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016852/
https://r.gnavi.co.jp/sgz8r6c80000/
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