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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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自分の希望と周囲の期待を合わせることができたなら

私には、自分の感情より、周囲の期待を優先する悪い癖がある。
親の顔色を伺って暮らしていた頃の名残りだ。

子供の頃は、自分の感情は全く無かった。
寂しいと言ってはいけなかったので寂しさは感じなかったし、誰かに迷惑をかけること以外に怖いと感じることもなかった。
食べ物を食べても、周囲が美味しいといえば私も美味しいと言い、周囲がいまいちだと言えば私もいまいちだと言っていた。
そういう自分に嫌気が差したのが10歳の頃で、そこから今までの間、感情を取り戻すために右往左往している。

でも、私の長年の友人達がこれを読んだら驚くだろう。
私のことを自由に好き勝手なことばかりしていると思っている友人は多いはずだ。
このギャップは何だろうと考えて気がついた。

私がやりたいことと、周囲の期待が一致している時、私はとてもノビノビしている。

例えば、私は野球観戦が大好きで、野球を見るためなら一泊二日で韓国に行ったり台湾に行ったりする。
試合を見るために、会社を休む時もある。
「そこまで好きなの?」と聞かれるが、そこまで好きなのだ。

周囲の人もそんな私を知っているから、旅のお土産を配ると「また野球?」と聞いてくれる。
会社を休む時も「野球?いってらっしゃい。」と苦笑いで送り出してくれる。
どんな状況でも野球を見に行ってしまう私を、周囲は面白がってくれている。
この状態が私には心地いい。

だから観戦の計画を立てる時も、時間的にお金的に無理があっても、野球を見に行ってしまう。
周囲の皆が「また野球見に行ったのー?」と呆れて笑ってくれるのが分かっているからだ。

実はこういうことを考えたのは、昨日、あることが起きたからである。
検査のために午前半休を取って病院に行ったのだが、検査が長引いて午前中に終わらず、会社に行けなかった。

私は、私が会社にいることを期待されている、と思い込んでいる。
実際、会社に戻れない旨の連絡をしても誰も気にしていないから、周囲は期待していないと頭では分かっている。
それでも、昨日は会社に行けない自分が苦しかった。

その一方で、平日の昼間に自由に出歩くことに憧れがある。
病院に行ったり、役所に行ったり、セミナーに参加したりを、もっと自由にしたい。
昨日は、せっかく憧れの、平日の昼間に病院に行くことをしていたのに、苦しかった。

このとき、ふと思ったのだ。
私が、平日の昼間でも、用事があれば出掛けてしまうイメージを周囲が持っていたら、私は苦しさを感じず、活き活きと「やっぱり午前で戻れませんでした!」と言うのだろうなと。
「平日昼間でも出掛けてしまうけど、やるべきことをやっているから、まあいいか。」
周囲がそう思ってくれたら、とても嬉しい。

勝手に周囲の期待を推測して、それに合わせるために自分を抑えてきた場面がたくさんある。
そうではなく、自分のやりたいことに周囲の期待を合わせることができたら、もっと生きやすくなるのだろう。
そのためには、自分のやりたいことを、「これがやりたい!」と発信しつつ、行動するのみだ。
周囲はそれを望んではいない、と思うことをするのは激しい苦行なのだけど、これを乗り越えたら、将来楽になるのが見えている。

それならば、挑戦してみよう。

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