白骨温泉、一人旅。白船グランドホテルは一人客が気兼ねせず泊まれる宿
松本行きの一番の目的は、温泉でのんびりしたいということ。
できれば山の中の温泉がよかった。
けれども一人旅だし車はないので、公共交通機関でアクセスできるところに限られる。
そこで、白骨温泉を選んだ。
白船グランドホテル
家族連れに優しい宿が、一人旅で居心地がいいとは限らない。
宿選びは慎重になった。
4月の頭の長野の山中はまだ寒いだろう。
あまりに広い部屋だと、一人では寒い可能性がある。
かといって、狭すぎる部屋だと、開放感が味わえない。
食事はこだわりたい。
貴重な高価な食材はいらないが、その土地のものが食べたい。
そして温泉に行くのだから、お風呂は大切だ。
露天風呂は欲しいし、4人も入ればいっぱいになる狭い内風呂も勘弁だ。
昔ながらの老舗の宿の中には、男湯は広いが女湯は狭いところがあるので、注意しないといけない。
そして、予算は1泊2食付きで税込でも2万円未満。
これらの条件を合わせて考えて、ぴったりだと思ったのが白船グランドホテルだった。
しかもこのお宿は、松本駅からバスでの送迎をしているらしい。
完璧である。
白船グランドホテルの一人旅用部屋
松本駅に2時集合。
マイクロバスに揺られて1時間半で到着した。
ホテルと言いつつ、メインの部屋は旅館タイプの和室だが、いくつか洋室も用意されている。
一人旅はその洋室に通される。
洋室タイプの客には旅館によくある仲居さんの部屋への案内がなく、鍵を渡され、自分で部屋まで行く。
それが気軽でありがたい。
部屋はツインタイプだ。
お茶セットにお菓子と旅館の部屋にありそうなものは、洋室にも用意されている。
ベットサイドには水が用意されている。
ありがたい心遣いだ。
部屋には小さな冷蔵庫がある。
部屋にはビジネスホテルによくあるユニットバスがあるが、不穏な注意書きが!
今回は大浴場に行くことしか考えていないので問題ないが、大浴場に行けない体調の場合は辛そうだ。
アメニティ類も用意されている。
化粧水はあるが、乳液はない。
部屋は古めだが、居心地は悪くない。
なお、Wifiは完備されている。
大浴場
お風呂は写真が禁止だったので、文章のみでさらりと紹介。
白骨温泉のお湯は白く濁っていることで有名だ。
空気に触れると白くなるらしく、宿についた直後に入ったときよりも、翌朝に入ったときのほうが白い色が濃くなっていた。
女性風呂は内風呂一つ、露天風呂一つ。
どちらも程よい広さで、洗い場も10人以上同時に使えるようになっている。
軽く硫黄の香りがするお湯は飲泉も可。
脱衣場には部屋にあるのと同程度のアメニティとドライヤーがある。
お湯はとても気持ちよく、夕食前と夕食後、翌朝の朝食前と朝食後、計4回お湯に使ってたっぷりと堪能した。
予約の注意
※このホテル、多くの旅行サイトでは2人以上の宿泊しか受け付けていませんが、じゃらんは一人旅の予約が可能です。
https://www.jalan.net/yad374912/
関連記事
松本旅行の他の記事はこちら → 松本の記事一覧