蒲田、香楽園。謎の鍋「秘制涮串」。辛さの裏にある旨さがジワジワと堪能できる鍋
蒲田はかつて近所に住んでいたことがあるので、街並みは地味だが、案外美味しいお店があることを知っている。
そんな蒲田に行くことがあった。
時間は昼時。
まずは何か食べることにした。
香楽園
ふらふら歩きつつも、蒲田名物の餃子を食べようと思っていた。
餃子なら確かあのお店が美味しいはず…というお目当ての店があったのだが、道を間違えたらしく思った場所になかった。
その代わりに目に入ったのがこのお店。
言葉では説明できないのだが、とても惹かれる何とも言えない雰囲気が漂っている。
予定を変更して、こちらのお店に入ることにした。
秘制涮串
お店に足を踏み入れて、驚くことになる。
このお店の前の道路は全く人通りがなかった。
それなのに、店内はほぼ満席!
狭い店ではあるが、お客さんがたくさんいた。
しかも、日本人はいないようだった。
渡されたメニューは普通の中華料理店のメニューだが、周囲の人が食べているものは見慣れないものだった。
壁に貼ってあるポスター「秘制涮串(1680円)」がどうやらそれらしい。
注文したいが、読み方が分からない。
「あれ…あれを…」と身振りで注文した。
まるで海外旅行に来た気分だ。
なんとか注文を完了し、楽しみに待つ。
一緒に頼んだ豚肉と卵とキクラゲの炒めが来た。
しっかりした味付けで美味しい。
そして、鍋が来た。
「秘制涮串」だ。
鍋を覗くとこんな感じ。
具の紹介。
牛モツ!
昆布!
キクラゲ!
野菜!
出汁には唐辛子とクミンがたっぷりと効いている。
辛いが、旨味がじんわりと湧き上がってくる。
白菜も出汁を吸って、美味しくなっている。
ハフハフと夢中で食べた。
最後に私の好物、葱油餅。
パリッと焼けて美味しかった。
感想
お昼時。お酒を飲みながらゆっくりご飯を食べる人たちと、ぱっと食べてぱっと帰る人たちと、どちらもいて店内は大賑わい。
異国の言葉が飛び交っていて、それがまたスパイスとなって更に美味しく感じた。
ところで、「秘制涮串」の読み方は未だに分からない。
もう一度食べたいが、次行ったときにあのポスターがなかったら、どうやって頼めばいいのだろう。
お店情報
香楽園 蒲田西口店
東京都大田区西蒲田7-29-3 第三久保井ビル
03-3733-0872
営業時間:11:00~17:00、17:00~6:00
定休日:無休
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13033341/
https://r.gnavi.co.jp/3gsfftfp0000/
https://www.hotpepper.jp/strJ000658148/
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