いわき駅すぐそばで味わう常磐もののお寿司。いわき海鮮寿司 おのざき ラトブ店
夏の18きっぷ一人旅。
水戸で朝ごはんに納豆蕎麦を食べる予定でいたのだが、平日だと思っていたその日は山の日ということで、開店時間が遅かった。
仕方がないので、予定を変更して北に移動。
次の乗り換え地のいわきにて、早めのお昼ご飯を食べることにした。
暑いのであまり遠くまで歩きたくはないが、地のものを食べたい。
観光案内所でもらった地図にある、いわき駅から一番近いお店に行くことにした。
海鮮寿司おのざき
目指したのは、ラトブという商業施設。
いわき駅の南口から出て、歩いて1分もあれば着くであろう近さだ。
その1階にある海鮮寿司おのざきが、目的のお店である。
スーパーの鮮魚コーナーに併設されてある店舗は、開店直後だというのに半分以上の席が埋まっていた。
私のような旅行者も2組ほどいるが、あとは全員地元の人の様子。
地元民に人気のお店なら、美味しいに違いない!
福島の魚介を堪能
席について周囲を見ると、人気はランチの丼ものらしく、ほとんどの人が食べている。
だが、私が食べたいのは福島の魚の握りだ。
メニューを見てみたら、そんな私にぴったりのセットがあった。
「常磐物七浜握り」
常磐沖で捕れた魚を七貫、常磐の焼き物白水焼のお皿に乗せて出してくれるらしい。
迷わず、こちらを注文した。
ランチのサービスです、という声とともに、サラダと茶碗蒸しが登場。
茶碗蒸しには、貝の肝や海老など、海のものがゴロっと入っていて食べ応えがある。
そして、握りが登場!
何が出てくるかは日によって違い、この日の顔ぶれは写真を参照。
プリッとしたヒラメとムチっとした肉厚の真鯛が特に美味しかったが、更に格別だったのがメヒカリ!
これまでメヒカリは一夜干しや唐揚げなど丸ごと食べる機会が多かったので、お寿司にするとどうなるのだろうと興味津々だった。
その期待をはるかに上回る美味しさ!
メヒカリの脂が炙られることで香ばしく滴り、とにかく美味しい。
メヒカリがあまりに美味しかったので、メヒカリと同じく常磐沖の名産のホッキ貝を頼んだ。
店内のおすすめ品の黒板のホッキ貝のところには産地が書いていなかったので常磐沖のものではないと思うが、頼んだ。
これも美味しい!
回転寿司だと火を通した赤いホッキ貝を見かけることが多いが、ここのホッキ貝は生だ。
加熱したホッキ貝とは違って、柔らかくて海の香りをより感じられる。
最後にしじみのお椀をいただいて、ランチ終了となった。
感想
回らない寿司屋であるが、ショッピングセンターの片隅にあるお店のせいか一人でも気軽に入れる手軽感がありがたい。
店内をよく見たら、回転寿司屋の設備をそのまま使っていた。
回転寿司屋を居抜きで使っているのか、夜には回転寿司屋になるのかは分からないが、店の構造的に一人客でも入りやすい。
私がいただいた「常磐物七浜握り」は税込1800円。
この値段で常磐もののお寿司が味わえるのだから、またいわきに来ることがあったらぜひ立ち寄りたい。
お店情報
いわき海鮮寿司 おのざき ラトブ店
福島県いわき市平字田町120 ラトブ1F
0246-25-1617
営業時間:
[月~金]
11:00~15:00(LO14:30)、16:00〜20:00(LO19:30)
[土・日・祝]
11:00~15:00(LO14:30)、16:00〜20:00(LO19:30)
定休日:ラトブに順ずる