大塚・29ロティで生ハムと生肉祭り!日本酒もピッタリ!
6月に一度行った29ロティ。
ブログに書いたら、それを見た友人が行ってみたいと言ってくれた。
大塚駅という普段訪れない場所の、駅から離れた住宅街にひっそりとあるこぢんまりとしたお店。
でも、とびきり美味しく珍しいものが食べられる。
確立された価値観と美意識を持つこの友人の眼鏡に叶う店だろうとピンと来たので、早速一緒に行く約束をした。
それにしてもこの友人、普段は連絡してこないのに、自分に合いそうな店にはしっかり嗅覚が働くところが、さすがとしか言いようがない。
29ロティ
大塚駅前の道はわかりにくく、2度目なのに迷ってしまう。
google mapを必死に見ながら、住宅街の曲がりくねった道をてくてく歩いて、なんとか到着。
杉玉が目印の、気づかないと通り過ぎてしまう店である。
生肉祭り!
まずはお通しのバチマグロと白ワインからスタート。
生ハムの盛り合わせは、2人だけどスペシャルをお願いした。
奥に鎮座する生ハムの塊に胸が高鳴る。
ついに出てきた、贅沢な5種盛り!
生ハムの脂を口中で溶かすには燗酒が一番、ということで、日本酒にスイッチ。
鳥取の日置桜。生酛造りで予想以上にパワフルな味。
そして友人のリクエスト(私の好みでもある)に応えて、生肉を中心にオーダーする。
ダチョウのレバ刺し。
上にかかる塩の結晶の旨味がレバーのクセを抑えてまろやかさを引き出している。
馬刺し。
言うまでもなく新鮮な肉に、更にたまり醤油も美味しく、無言になって味わいを楽しんでしまう。
羊のカルパッチョ。
たっぷりかかったクミンが羊にぴったり。
結構量があったが、あっという間に食べつくしてしまう。
石川県の益荒男という日本酒もいただく。
日本海側のお酒とは思えないほど、甘みが前面に出ているお酒で驚いた。
前回はお腹いっぱいで注文ができなかったチーズも2種類ほど選ぶ。
どちらもブルーチーズだが、片方はオーク樽で熟成させたチーズで、香りが全く違う。
アミノ酸の旨味をしっかりと感じられる味わいだった。
締めは山椒の焼きうどん。
山椒の香りが引き出されていて、匂いだけで食欲が増す。
これだけを大皿いっぱいに食べてみたい。
感想
生肉に夢中で、野菜類を全く頼まなかったことに食べ終わるまで気づかなかったが、友人曰く、生肉にはビタミンが含まれているから大丈夫、とのこと。
実際、普段はすぐに野菜が食べたくなるのだが、この日は頭をよぎらなかったのは、身体が肉のビタミンで満足していたからだろうか。
ところで、カウンターに座ると、壁に映し出される映画を見ることができる。
リトル・フォレストという映画を見たのだが、甘酒や納豆を手作りしている様子が興味深かった。
一人で来て、カウンターで映画を見ながら生ハムとチーズと日本酒をいただく、という楽しみ方もできそうだ。
お店情報
29ロティ
東京都豊島区南大塚1-23-8 はらだ荘 1F
03-6902-1294
定休日:水
営業時間:18:00~24:00
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13141451/
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