MENU
しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
ストレングスファインダーの個別セッション詳しくはこちら

中勢以 内店。熟成肉の最高峰で極限まで引き出された肉のうまさを知る

会社の同僚が、とびきり美味しいお肉が食べられるお店があると教えてくれた。
私は肉より魚派だが、美味しいもの好きの彼女がとびきり美味しいと言うのだから、よっぽど美味しいのだろう。

そのお店、中勢以は、熟成肉の専門店だそうだ。
熟成肉…、一時期ブームになったような気がするが、ちゃんとした熟成肉をまだ食べたことはない。
ぜひとも連れて行って欲しいとお願いをした。

目次

中勢以 内店

中勢以はもともと(今も)精肉店だそうだ。
今回訪問する中勢以 内店は、精肉店に併設されている飲食店となる。

茗荷谷駅から少し歩く。
夏の暑さの最中でなければ、いい腹ごなしになるだろう。

外観はシンプル

奥の方にある小さな店名表示

こんなお肉初体験!

お店に入ると、まずは肉のショーケースが迎えてくれる。

うやうやしく陳列されるお肉様


 

そこのさらに奥にある飲食店部分は、殺風景ギリギリ手前のシンプルさだ。

余計なものは何もない店内


 

赤身肉60gと霜降り肉60gが食べられるコースメニューもあるが、もう少しお肉を食べたかったので、アラカルトでお願いした。

アラカルトでお願いすると、先ほど通り過ぎた肉のショーケースに案内され、好きなお肉を食べたいだけ選ぶように言われる。
しかし、どれがどれだか、さっぱり分からない。
そんな場合でも安心で、どういったお肉を食べたいかを話すと、いろいろと相談に乗ってくれる。
霜降りではなく赤身を食べたい、でも肉の違いをいろいろと楽しみたいと言ったら、赤身肉のそれぞれの個性を教えてくれた。
まるで肉のソムリエのようだ。

選んだのはこの3種類。
3種類で400gになるようにお願いをした。

大腰筋、ヘレ


後脚の付け根、カメノコ


大腿骨の側近にあるマルカワ


 

席に戻る。
肉以外のメニューを決め、ワインを飲みつつ、待つ。

白は冷えていて、赤は常温なのが写真でもわかる


 

お通しなのか、コーンスープが出て来た。
とうもろこしの甘さが濃厚なスープは、乾燥オリーブが乗っていて、塩気の塩梅もいい。

一口サイズだが、ほっと一息


 

こちらは注文したテリーヌ。
まろやかな肉の美味しさが、噛めば噛むほどにじみ出る。

この肉々しさ!


この分厚さ!


 

ズッキーニアンチョビ炒め。
じっくり火を通すことで甘味が引き出されたズッキーニに、満遍なくアンチョビがからむ。

緑と黄色のズッキーニ


 

ここで、先ほどのお肉がうやうやしく登場。
焼き加減と食べる順番を聞かれるが、全てお任せにする。

手前がヘレ、その奥がカメノコ。分かれて乗っているのがマルカワ


 

待つことしばし。
いい色に焼き上げられたヘレとカメノコが登場!

美しい網目!


 

その場で切り分けられる。
艶やかな赤さに思わず息を飲む。

美しい色!


 

お皿に取り分けられる。
ヘレを口に入れる。
溶ける。肉なのに、ふわふわしていう。
味も、優しい味わいだ。

一方のカメノコ。
こちらは肉のワイルドさがたっぷり詰まっている。
肉を食べているという感覚はこちらの方が強い。

同じ赤身といえども、全く違う味わいなことに驚いた。

手前がヘレ、奥がカメノコ


 

こちらの人気メニュー、マッシュポテトはこのタイミングで出て来た。
マッシュポテトのはずだが、ふわふわとろとろで、バターたっぷりのビシソワーズのようだ。

 

そして、マルカワが出て来た。

こちらも美しい焼き目


 

お肉は芯まで温まっているが、食感はぷるぷるだ。
獣の香りをかすかに感じる。まるでジビエのようだ。
3種類の中で、一番味が濃く、力強い。
肉を食べる順番を聞かれた理由がここでわかった。
確かにマルカワを最初に食べたら、他の2種類の味わいを感じにくくなっただろう。

滴るような赤色


皿の上でも瑞々しさを放つ


 

最後にお茶と、軽くてサクサクのヨモギクッキーを味わいながら、半ば呆然としていた。
これまでの44年の人生で食べてきたお肉は何だったのだろうかと疑いたくなるほどの美味しい肉だった。

感想

とても美味しいお肉だった。
お肉の旨味を極限まで引き出すとこうも味わい深くなるのだ。

客が快適に過ごせるようにという気遣いは完璧だ。
暑い外から入って来たときに手渡されるおしぼりは冷たく、食後のおしぼりは熱い。
料理のお皿も、料理に合った温度に温められている。

なお、上記に加えざくろジュースを飲んで、2人で32000円超。
店内にはゴテゴテとした装飾はない。
料理の皿もシンプルであり、見た目のゴージャスさを求める店ではない。
これだけの値段を出すのだから高級でオシャレな雰囲気を味わいたい、といったニーズには向かない。

しかし、驚くほど美味しいお肉が食べられる。
ここより美味しいお肉が食べられるお店があるなら教えて欲しい。
この店は、ただただ美味しいものを食べたい人のためのお店なのだ。

お店情報

中勢以 内店
東京都文京区小石川5-10-18
03-3830-0490
営業時間:
火~金 17:00~21:30(L.O.)、
土日 11:30~14:00(L.O.)、17:00~21:30(L.O.)
定休日:毎週月曜日 (祝祭日の場合は翌火曜日休)

※食べログで予約が取れます!
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13152057/
 

他の情報を見たい時はこちら
https://r.gnavi.co.jp/465vu4yf0000/
 

[box class=”box28″ title=”同じ地域の他のお店”]
茗荷谷の他のお店の情報はこちら
[/box]

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次