吉原もん。吉原大門そば。深夜営業している美味しい肴が豊富なお蕎麦屋さん
飲まずにはやってられない夜もある。
ということで意見が一致した友人と急遽飲み会を開催した。
吉原もん
場所は台東区の北の方、通称吉原と呼ばれるところ。
かつて吉原大門(「よしわらおおもん」と読む。「だいもん」ではない)があった付近にこのお店はある。
名前はそのまま「吉原もん」。
訪ねたのは土曜の夜で、店は満席で賑わっていた。
肴も蕎麦も
まずはすだちサワーで乾杯!
いぶりがっこクリームチーズ。
いぶりがっこの燻製の香りとクリームチーズの香り、どちらか一方だけが目立つことなく調和している。
たくわんの歯ごたえとクリームチーズのねっとりさの対比も面白く、あればあるだけ無限に食べられそうだ。
知覧鷄たたき。
炙り具合が絶妙の鶏肉。
肉の味をしっかりと感じることができるのは知覧鷄だからか?
肉どうふ。
肉も豆腐ももちろんだが、出汁でさえそのまま飲んでつまみになる。
塩っぱすぎず薄すぎず、これもやみつきになる味。
キノコの天ぷら盛り合わせ。
しいたけ、しめじ、えのきというお馴染みのキノコだが、やけに美味しい。
家ではべちょっとなるだろうなあ、と思いながら、サクッとした衣を楽しむ。
もう一品、お腹にたまるものが食べたい。
お店の人のオススメは、トンプラポンにトリプラぽん。
豚を使うとトンプラポン。鳥を使うとトリプラぽん。
揚げた豚肉をさっぱりとしたポン酢で食べる一皿は、揚げ物の油が気にならず、箸が進む。
締めは蕎麦。
ばら海苔蕎麦を頼んだら、出て来たものに驚愕。
これは、ただの海苔の山盛りではないか!
これだけばら海苔が使われていて、美味しくないわけがない。
もちろん海苔の下には冷たいお蕎麦がたっぷりと。
乾燥した海苔をそのまま口に入れ香りを楽しんだり、汁に浸して柔らかくして味を楽しんだり。
美味しかった!
感想
最寄駅は三ノ輪だが、10分ほど歩く。
上野、南千住、浅草からだとバスがある。
つまり交通の便が悪い店なのだが、これだけ美味しいと訪問したくなる。
料理は上品であるが、店自体は肩肘張らずに居心地が良く、普段使いにぴったりだ。
3人で約12000円。
1人4000円弱でこれだけ美味しく食べられるとは、吉原おそるべし。
お店情報
吉原もん (ヨシワラモン)
東京都台東区千束4-36-1
03-5808-9336
営業時間:
[月・火・木~土] 18:00~翌3:00(L.O.翌2:00)
[日・祝] 18:00~翌2:00(L.O.翌1:00)
定休日:水曜日
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