NIPPONIA HOTEL串本熊野街道の朝食。このホテルがもっと地元に溶け込むようにと願いを込めて
NIPPONIA HOTEL串本熊野街道の朝食も、夕食と同じ稲村亭にて用意される。
屋外を歩くので、浴衣や室内着では移動できず、きちんと着替えなければいけないのが面倒といえば面倒だし、気持ちが引き締まるといえば引き締まる。
目次
NIPPONIA HOTEL串本熊野街道の朝食
カウンター席につくと、既にそこにはご飯の友がずらりと用意されていた。
白菜の浅漬、明太子、金山寺味噌、目刺し、おろししらす、マグロ角煮、高菜漬け、梅干し、という顔ぶれ。
その他には、卵。
置いてあるのは生卵だが、希望によっては目玉焼きや卵焼きにすることも可能だそうだ。
そして、醤油。
醤油をかつお節入りの漉し器を通して、鰹節の風味を付けてくれる。
お味噌汁はアオサ海苔入り。
焼いた鯵。
そして土鍋で炊いた白米だ。
ご飯一杯目は御飯の友で食べ、二杯目は卵かけご飯にした。
黄身の色が薄く、全体的に黄金色に輝いている卵だった。
感想
御飯の友の梅干しは、近所の方が漬けたものだという説明があった。
これぞ、「まち全体をホテルに」だ!
近所の方がホテルに関わっているということが嬉しくなった。
宿泊の部屋と食事の部屋の往復だけでは、町に暮らしているという意識になるには物足りない。
もっとそこに住む人との関わりが欲しい。
今はまだこのホテルは出来たばかりであるが、年月が経つほど地元に溶け込むことを期待している。
朝ご飯の梅干しが、そのきっかけのような気がして、嬉しくなった。
今回宿泊した宿の詳細と予約はこちら。Reluxのサイトです。
→NIPPONIA HOTEL 串本 熊野街道
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