神保町、ボーイズカレー。早くて旨いを高いレベルで実現しているお店
![ボーイズカレー ハンバーグ付きカレー](https://koto1.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC_7296.jpg)
スケジュールの組み方を間違えて、どう考えても昼ご飯の時間が20分ほどしか取れそうにない。
場所は神保町。
この20分の中には移動時間も含まれるため、お店の場所は神保町駅前限定になる。
さあ、どうするか?
カレーなら早く食べられそうだし、神保町っぽい。
というわけで、「神保町 カレー 早い」で検索したところ、神保町の駅そばに条件にピッタリ合うお店があった。
ボーイズカレー
店の名は、ボーイズカレー。
怪しい名前な気もするが、迷っている暇はない。
地下鉄の駅のA2出口を出ると、目の前にお店があった。
予想外のハンバーグカレー
ちらっと見かけた口コミでは、生姜焼きとハンバーグが人気のようだ。
ハンバーグという文字を見た瞬間に、私の頭の中はハンバーグ一色になった。
ハンバーグが食べたい、ハンバーグカレーにしよう。
高まる思いと時間の無さが相まって、私は店に入ると同時に注文をした。
「ハンバーグカレーください!」
このとき、私の脳裏にあったハンバーグカレーはこのようなものである。
イラストはカツカレーだが、これのハンバーグバージョンを想像してほしい。
私はこれを待ち望んでいた。
![](https://koto1.com/wp-content/uploads/2020/03/food_katsu_curry-520x300.png)
いらすとやさんから頂戴したイラストです
カレーは、確かに、早かった。
3分くらいで目の前にお皿が出てきた。
うおっ!きっちり手で捏ねられたハンバーグだ!
美味しそう!
![ボーイズカレー ハンバーグ](https://koto1.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC_7294.jpg)
ふっくらしたハンバーグ
美味しそうと思いつつ、いろいろな思いが頭を巡る。
カレーなのにスパゲッティ付き?
ご飯はキャベツの下かな?
ご飯の量、ちょっと少ないかな?
その私の思考を遮るように、もう一枚お皿が出てきた。
![ボーイズカレー](https://koto1.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC_7295.jpg)
まさかのご飯登場!
ご飯!!!
最初に出てきたハンバーグの皿にはご飯が入ってなかったとは!!
けっこうボリュームあるなあ、と食べ始めようとしたら、またさらに器がでてきた。
![ボーイズカレー ハンバーグ付きカレー](https://koto1.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC_7296.jpg)
全員集合
その器の中にあるものは、どう見てもカレーである。
最初のお皿はあくまでもハンバーグであって、カレーですらなかったのだ!
どうやらハンバーグカレーというものに対して、甚だしく勘違いをしていたようだ。
あまりの出来事に、すっかり驚いた。
気を取り直して、食べるとする。
さっそくハンバーグにスプーンを入れる。
無骨という言葉がぴったりのハンバーグで、肉がゴロゴロと感じられる。
肉汁がじわっとにじみ出てきて、非常に美味しいハンバーグだ。
カレーは、胡椒が強く効いてる辛さで、口に入れた瞬間は辛いが、後には引かなくて食べやすい。
そして、添えられたナポリタン。
これは付け合せで留めておくのはもったいないクオリティだ。
メニューにもナポリタンがあるが、それをそのまま出しているのかもしれない。
アルデンテを通りすぎた直後に訪れる、あの日本のスパゲッティ独特の美味しさだ。
スープは、オニオンコンソメ。
刻んだ玉ねぎたっぷり入っている。
玉ねぎは炒めたりはされてないが、カレーの味が濃いので、これで充分だ。
予想していたハンバーグカレーとは全然違ったが、味も予想していた以上に美味しかった。
感想
時間のない中での駆け込みランチでここまで美味しいものが食べられると、一日の幸福度が激増する。
なかなか神保町に行く機会はないが、この店は救世主として心に刻んだ。
ところで、メニューをよく見ると、「ハンバーグ付きカレー 900円」と書いてあった。
ハンバーグカレーではなく、ハンバーグ付きカレーと考えると、この組合せで正解だ。
どうやら私のほうが間違っていたようだ。
生姜焼きも一押しということで、次に神保町で時間がないランチを取る幸運に恵まれたときは、生姜焼きに挑戦したい。
お店情報
ボーイズカレー
東京都千代田区神田神保町2-4
03-3263-1898
営業時間:[月~金]11:00 – 20:00、[土]11:00 – 14:00
定休日:日曜・祝日