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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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夫が在宅勤務になって、私の精神状態が落ち着いた話

東京住まいの我々夫婦。
私は個人事業主で、家で仕事をしている。
夫は会社員。

コロナ感染防止対策で、夫の会社も在宅勤務が本格的に導入された。

これまで私は日中は一人で家で仕事をしてきたので、夫が毎日家にいることによる変化に不安があったのだが、実際やってみたところ、私の精神状態が改善された。

一時期は完全に消え去っていたやる気が、戻ってきたのである。

目次

夫が家で仕事をする影響

夫が家で仕事をすると、私の生活に影響がある。
一番気になるのが、空間と時間の使い方だ。

空間

我が家は狭い。
部屋はリビングと寝室のみ。

私はリビングで一緒に仕事をしても構わないのだが、夫が嫌がった。
会社では人事をやっているので、家族にでも聞かせられない話があるのかもしれない。
私もオンラインセッションのときは別室に移動したいので、最初から部屋を分けたほうがいいかもしれない。

時間

夫と私は生活リズムが違う。
起床時間は、私の方が夫より2時間ほど早い。

起きる時間が2時間違うと、お腹がすく時間も違ってくる。
週末は、まず自分の朝ご飯を作って食べ、2時間後に夫の朝ご飯を作り、更に2時間後に自分の昼ご飯を作り…とごはん作りに追われている。

その度に作業が中断するのがストレスだった。
これが毎日になるとしたら、ストレスが溜まって仕方がない。

しかも自分ひとりだったら、納豆ご飯で簡単に済ませられるが、夫は納豆が食べられない。
これまで以上に食事作りに手間が掛かるのが確実なのである。

※誤解を招きそうなので付け加えると、私は食器洗いが死ぬほど嫌いなので、食事作りを私が引き受けて、お皿洗いは夫に全てやってもらっている。
食洗機に入れることすら面倒なほど、食器洗いが苦手でして。。。
家事はルンバと外注に頼りつつ、夫婦で分担してやっている。

実際の対応

実際に夫が毎日在宅勤務になって、このようにした。

空間

私のデスクトップパソコンがリビングにあるので、ノートPC使用の夫が寝室を使うことになった。
寝室は仕事環境には適していないので申し訳なさがあるが、夫は昼休みに昼寝をしたりと、寝室を有効活用してくれている。

時間

これは、私が夫のペースに合わせることにした。

起きる時間と寝る時間は変えられないが、食事の時間は夫に合わせる。
これまでは、夫が家でくつろいでているときも私はずっと仕事をしていて、夫に音を立てないように配慮してもらったりしていたが、夫が休憩している時や仕事をしていないときは私も仕事の手を止めることにした。

私の仕事は、1〜3月までは毎月あった法人研修が4月以降は入らなくなったため、収入面で激減している。
会社員の夫は、今のところ収入面の変化はない。(今後の会社の業績次第で覚悟はしているが)
そうであれば、夫が快適に仕事に集中できるようにした方がいいと考えたのだ。

起きた変化

実際にこの生活に移行したところ、私の精神状態に変化が見られた。

この騒動で大きく落ち込んだりパニックになったりすることはなかったにしろ、4月の頭には何もやる気が起きない状態になっていた。
雑多な情報の波に飲まれないよう気をつけていたつもりだけれど、先の見えない状況に疲れてしまったのだろうか。

それが夫の在宅勤務がきっかけで、改善された。

第一段階・焦らないこと

まず最初は、自分の仕事のペースを落として、夫に合わせようと決めたことがきっかけだった。

生活するために必要な売上額はあるのだが、今後どうすればその額を確保できるか、いい案は浮かんでいなかった。
そのことに焦りがあった。

世の中には困っている方のためにいち早く動いている人もいて、何もできない自分に落ち込んでもいた。

しかし、これまでの経験上、焦っている時に思い浮かぶことはロクなことではない。
既存の決まっている仕事はこれまで通りに精一杯頑張って、いったん歩くスピードをゆっくりにしようと決めたら、精神的にとても楽になった。

今は家庭を安定させることを重視して、自分が落ち着いていい案が浮かんだら、できることを頑張る。
そう決めて、とても楽になった。

第二段階・規則正しい生活

夫は、在宅勤務になっても、会社勤務とほぼ変わらないペースで仕事をしている。

起床の時間は遅くなったが、普段と同じ朝8時半には仕事を開始する準備を整え、業務を開始する。
12時に昼食を取りに出てきて、食後、少し昼寝する。(これも会社でも行っている習慣らしい)
13時に仕事を開始。
15時にお茶を飲み、ほんのわずかの休憩を取る。
会社の定時から10分後に仕事を終えて、戻ってくる。

私は、夫が在宅勤務になるまでは、朝起きてから夜夫が帰ってくるまで机に向かいつつ、お腹が空いたらご飯を食べ、用事があったら外出し、疲れたら家事をしてと、そのときに応じての不規則なパターンでの生活だった。

それを、夫に合わせて、決まった時間に仕事を開始し、決まった時間にご飯を食べ、決まった時間に仕事を終えるようにしたら、やる気が戻ってきた。
何時から何時まで、と区切りがあることで、集中しやすくなったのだ。

何もやる気が起きなかったのに、少しずつ溜めていた仕事に手を付けられるようになると、それが自信になってくる。

日に日に自分に力が戻ってきていることに気がついた。

世界が変化するときだから

積極的に頑張るのを止めてペースを落とすのも、あえて規則正しい生活を送るのも、これまでの私がやってこなかったことだ。
これまで不具合を感じたことはなかったので、生活スタイルを変えようなんて思ったことすらなかった。

しかし、大きく世界が変わろうとしているこの瞬間だからこそ、これまでやらなかった生活スタイルに挑戦する選択肢もありだろう。

今は家の中にいるので意識するのは生活スタイルの変化だが、この先、自由に外に出られるようになっても、これまでと同じ世界が再現されることはないと思っている。
そのとき、仕事の進め方や、いろいろなことに対応できないときが出てくると思う。

そのとき、つまり、これまでのやり方に違和感をおぼえたり、うまくいかないと感じたときは、違うやり方を取り入れるときなのだろう。

今はゆっくりと自分と家族をいたわりながら、そのときを待つことにしよう。

※トップ画像は我が家のアイドル。
どんなときもにこにこしているので、見ているだけで和む

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