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ストレングスファインダーの「適応性」の特徴は?活かし方は?英語名は?


ストレングスファインダーの「適応性」という資質。
人間関係構築力の資質の1つです。

ストレングスファインダーの「適応性」にはどういう特徴があるのかを見ていきましょう。

「適応性」の英語名

ストレングスファインダーはアメリカで生まれたテストです。
なので、まず、アメリカでは「適応性」がどう表されているかを見てみます。

ストレングスファインダーの「適応性」はアメリカ版では「adaptability」。
適応するという意味の動詞のadaptに、能力を表す接尾語のabilityが付いて「適応する能力がある」「適応することが可能である」という意味になります。

適応する能力を持っているのであって、意志なく流されるまま適応するのではない、というニュアンスに着目してください。

「適応性」の特徴

「適応性」は、流れに身を委ねて進むことを望む資質です。

力を発揮するときと、暴走して困ったことになるときを見てみます。

力を発揮するとき

「適応性」は、環境の変化に対応する資質です。

将来を決めて前進するのではなく、自分が進んだ方向に将来があるというのが適応性さんの基本思想です。

世の中には、将来のなりたい自分像を定めて、その自分に近づくために日々の選択をする人がいます。
特に、学校や会社では「1年後の目標」といったものを定めて、その目標に到達するためにどうすればいいかを考えます。

一方、適応性さんは、日々の選択の積み重ねが将来を作っていく、という考え方をします。
一つ一つの選択の積み重ねの先に将来があるので、現段階では将来像が見えません。
明日する選択が将来を変え、明後日する選択が更に将来を変えるので、将来像をイメージすることができないのです。

なので、目の前に予想もしなかった状況が現れたからといって、将来の計画が狂うことがありません。
新たな状況がもたらす新たな選択が、新たな将来を作り出すだけなので、どんなに思いがけないことが起きても、適応性さんにとっては日々やっていることの延長なのです。

そのことが、適応性さんの柔軟性を生み出します。
思いがけない出来事に「うわあ、そう来たか!」と驚くことがあっても、わりとすぐに「じゃあ、どうしようか?」と考えることができます。
もともと将来の計画がないので、将来像が狂うことへの焦りや苛立ちを感じず、冷静に対応できます。

そして、状況が悪くなっても、精神が安定しています。
日々の選択が将来を変えるので、今の状況がどんなに悪くても、希望を忘れずに選択を積み重ねれば何とかなると知っているからです。
むしろ状況悪化に取り乱して、選択を間違える方が問題なことを知っています。

なので、変化が早い状況や、何が起きるかわからない環境では、適応性さんの存在がとても心強く感じるでしょう。
状況がわからない状態でも、「何とかなるよ」と言って、何とかするのが適応性さんです。

この柔軟性は、人間関係にも活かされます。
風変わりな人に出会っても、「ああ、こういう人もいるのね」とそれなりに認めます。
よっぽどのことがない限り、初見で人を拒絶することはないでしょう。

適応性さんは、どちらかというと表に立って目立つことが少ない資質です。
しかし、どんな状況でもどんな人間でも、いったんは受け止め、何とかしようと思える適応性さんは、一人いるだけでチームの安定をもたらします。

日々の選択が未来を作るから、どのようなことが起きても、明るい未来にたどり着くことができると信じ、人々を励ます。
これが「適応性」の本質であり、「人間関係構築力の資質」である理由です。

暴走すると…

一方、「適応性」が暴走すると、どうなるでしょうか。

「適応性」は、日々の選択が未来を作ります。
しかし、この選択に軸がないと、未来がブレにブレて、いつまで経っても向かう方向が決まりません。

また、どんな環境にも適応するので、適応してはいけない環境に適応してしまうこともあります。
誰もが1日で逃げ出すようなブラックな環境なのに、うっかり適応して、最悪な条件で長居をしてしまう、といったことも、適応性さんはやりかねません。

「適応性」は暴走すると、人に振り回されまくったあげく、全く前進できない、といったことが起きるのです。

暴走を抑えるコツは次の「活かし方」を参考にしてください。

「適応性」の活かし方

「適応性」は柔軟性に富んだ、安定した資質ですが、暴走すると、適応してはいけない適応をしたりします。

「適応性」の暴走を抑え、プラスの方向に進むには、自分の軸を意識することが大切です。

自分が「適応性」を持っている場合

「適応性」は日々の選択を積み重ねて未来を作っていく資質です。

現在は、学校も会社も目標管理型のところが多いので「5年後にどうなりたいか」がわからない自分に劣等感を抱いている適応性さんが多いです。

適応性さんは、気にすることはありません。
5年後の目標なんて、立てる必要はありません。

適応性さんは、日々の選択を積み重ねて進化していきます。
今日の選択で進化をし、明日の選択で更に進化をします。

つまり、昨日立てた目標は、今日には既に過去の古い自分が立てた古い目標なっているです。
そんな古い自分が決めたことに縛られる必要はありません。

今日立てた目標は明日には古くなるのがわかっているのだから、5年後の目標なんて意味がないのは当たり前です。

適応性さんは、日々の選択が将来を作ります。
なので、日々の選択についてを意識しましょう。

自分が好きなものを選択し続ければ、好きと思える将来が来ます。
自分の心に嘘をつき続ければ、嘘で塗り固められた将来が来ます。

その選択をしたあなたのことを、あなたは好きと思えますか?
自分で自分を好きでいられるような選択を続けることで、心地よく暮らせる将来が来ます。

目標遂行型の人のように、将来の目標から逆算して今を選択する必要はありません。
基準は、今の自分です。
昨日の自分と今日の自分で、選択するものが変わってもいいのです。
日々進化する適応性さんですので、昨日の自分はこれが好きだったけれど、今日の自分はこれが好き、ということはよく起こります。

ただ、昨日は自分で好きと思える選択ができたけれど、今日は人の目を気にしてやりたくない選択をしてしまった、といったことが起きると、軸がぶれて、将来もぶれます。

また、人の目を気にした選択ばかりしていると、適応すべきところではないところに適応してしまいます。

今日のあなたが好きな自分は、どういう自分ですか?
その自分は、どういう選択をすると思いますか?

適応性さんは、日々自分の好きな自分を問い続けることで、将来が明るいものになりますし、暴走を回避できます。

身近な人が「適応性」を持っている場合

「適応性」は、流れに流される資質です。

人によっては、どんな状況でも静かにそっと受け入れる適応性の姿に、物足りなさや歯がゆさを感じるかもしれません。
しかし、適応性は、その流れの中から選択したもので将来を作り出す資質なので、それで問題ないのです。

もし、目標志向などをお持ちの場合、将来の目標を決められない適応性のことが、全く理解できないかもしれません。
目標志向と適応性では、将来へのアプローチが正反対なので、理解しがたいと思います。

しかし、適応性は、将来像を具体的に思い描けば描くほど、人生をつまらなく感じて、何もしたくなくなる資質なのです。
適応性さんは、見えない将来に近づいていくのが好きなので、あらかじめ将来を見たいとは思わないのです。

もし適応性をマネジメントしなければいけない立場の場合は、適応性が日々快適に過ごせているかに焦点を当てて接してください。
振り返り面談などでは、過去にした選択に納得がいっているかどうかを聞いてみてください。

その適応性さんが今望んでいることは何なのかと、過去に納得がいかなかった点はどうすれば改善できるのか。
この2点を押さえると、適応性は成長します。

「適応性」について、まとめ

「適応性」は、日々の積み重ねから将来を生み出す資質です。
どんな状況でも、焦らず、自分を見失わず、状況を受け入れて前向きに進む適応性さんの姿は、周囲の人に安心感をもたらします。

しかし、適応性さんが過適応を起こすと、馴染まなくていいところに自分を殺してまで馴染もうとしてしまいます。

適応性さんは自分を見失わないことが何よりも大切です。
小さなことでもいいので、自分が何を好きで、何を心地いいと感じるのかを意識して積み重ねることで、素敵な将来にたどりつくことができます。
 

※このブログにおけるクリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、しずかみちこ独自のものです。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、個別セッションにて200人以上の方の資質にじっくり向き合った経験と、カウンセラーとして得た心の知識を組み合わせ、より理解しやすいように踏み込んだ解説をしています。
Gallup社の承認を受けたものではない点、ご了承ください。

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