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ストレングスファインダーの「アレンジ」の特徴は?活かし方は?英語名は?

アレンジ ストレングスファインダー クリフトンストレングス


ストレングスファインダーの「アレンジ」という資質。
実行力の資質の1つです。

ストレングスファインダーの「アレンジ」にはどういう特徴があるのかを見ていきましょう。

※注:
ここでの説明は、資質が単体のときの性質の一例です。
実際は、資質の現れ方は一人一人違うので、参考程度に見てください。
他の資質との組み合わせや資質が存在するポジションによって、発現の仕方は変わるのです。

「アレンジ」の英語名

ストレングスファインダーはアメリカで生まれたテストです。
なので、まず、アメリカでは「アレンジ」がどう表されているかを見てみます。

ストレングスファインダーの「アレンジ」はアメリカ版では「Arranger」。
「配置する」「手はずを整える」という意味の動詞「arrange」に人を表す「-r」が付いた言葉です。
「arrange」には「整理する」「きちんと整える」という意味もあります。

日本では「アレンジ」と言うと、今あるものに自分なりの工夫をしてちょっと違うものに作り変える、といった意味を持ちますが、英語ではその意味で使われることはあまりなく、既にあるものを並び替えたり整理したりするというイメージの言葉です。

ストレングスファインダーの「アレンジ」とは、今あるものを工夫することで、効率的に使えるようにする資質なのです。

「アレンジ」の特徴

「アレンジ」は、今あるものを、一番生産性が高くなるように組み合わせることができる資質です。
力を発揮するときと、暴走して困ったことになるときを見てみます。

力を発揮するとき

アレンジは、オーケストラの指揮者に例えられる資質です。
ステージ上の多様な楽器の特徴を捉え、素晴らしい響きが生まれるように指示を出します。

アレンジさんは、目の前に広がる多くの要素を把握し、求めているものに近い結果がでるように組み合わせを考えます。
状況が変わると、状況に合った新しい組み合わせをすぐに思いつきます。
柔軟性が高く、変化を楽しむことができる資質です。
 

冷蔵庫の中のもので美味しい料理を生み出す料理人にも例えられます。
料理を作る際に、レシピを見て、レシピ通りに材料を用意してから作り始めるのが好きなタイプの人もいます。
しかし、アレンジさんは、レシピがなくても、冷蔵庫の中にあるもので美味しいものができないかと考えます。

このように、今手元にあるものを最大限に活用することを考えるのがアレンジさんです。
アレンジさんには「不足しているからできない」という発想はなく、「今あるこれで何ができるだろう?」を考えているのです。
 

アレンジさんは、最高の結果が出る組み合わせを自分で考えたいので、裁量権が大きいとイキイキと動くことができます。
複数の要素を同時に把握する能力に優れているため、そういう意味でも裁量権が大きいほどアレンジさんは輝きます。

厳しいスケジュール、高い要望を出す取引先、文句ばっかり言って動かない部下…。
こういう様々な状況を把握しつつ、誰が何をするのがベストかを見つけ出すのです。
 

アレンジさんは、自分が一人でやるよりも、大人数が協力した方が大きなことに挑戦できることを知っています。
どんなに有能な指揮者でも、楽器を演奏する人が一人もいなかったら、音を鳴らすことはできません。
そこをよく知っているので、頼み上手な人がアレンジには多いです。
演奏者の力を借りないと音楽は生まれないように、自分ひとりでは大きな仕事は成り立たず、周囲の力を借りるからこそ良い仕事ができることを知っているからです。
 

「アレンジ」の役割は、現在の状況を整理し、組織化し、生産性を最大に高めるための組み合わせを考え実行することです。
これが「アレンジ」の本質であり、「実行力の資質」である理由です。

暴走すると…

一方、「アレンジ」が暴走すると、どうなるでしょうか。

アレンジは、現状に合わせて、一番最適な組み合わせを瞬時に考えつく資質です。

暴走すると、頻繁にアレンジをしすぎて、周囲が翻弄されます。
また、自分でもアレンジをすることが目的になってしまって、何をすればいいのかが分からなくなります。

現状把握に長けているので、現状に合わせるために頻繁にアレンジをするのですが、この変化の激しい世の中ではアレンジも激しくなりすぎてしまいます。

暴走を抑えるコツは次の「活かし方」を参考にしてください。

「アレンジ」の活かし方

「アレンジ」は最高の結果が出るように人や物事を調整する資質ですが、暴走すると、調整ばかりに明け暮れて何もできなくなってしまいます。
「アレンジ」の暴走を抑え、プラスの方向に進むには、アレンジの特徴をよく知ることが大切です。

自分が「アレンジ」を持っている場合

「アレンジ」は目の前にある人や物事を調整し、最高の結果が出るように組み合わせる資質です。

いくつもの仕事を並行して行うことが苦になりません。
全ての仕事がスムーズに進むようにスケジュールを工夫します。
少ない労力で最大限の結果が出るように、常に調整をしています。

アレンジさんが力を発揮できるのは、多くのことが同時に進む忙しい場所です。
ただし、人から言われたことを言われた通りにやることは好まず、もっといいやり方を見つけ出し、そちらでやろうとするため、仕事のやり方を任せてくれる環境が合っています。

柔軟性があり、変化が好きなので、動きが早い会社は働いていて楽しいと感じます。
 

アレンジさんは自分で仕事を組み立てることで力を発揮しますが、知識や経験が乏しいうちは見通しが甘くなります。
その場合は全体像を意識して把握する訓練をすることで、アレンジ本来の力が引き出せるようになります。
また、その道に詳しい人の意見に耳を傾けて情報を取り入れることで仕事の組み立ての精度が上がります。

経験を積み重ねることでアレンジの能力はアップするので、キャリアの初期段階では苦しい思いをするアレンジさんもいます。
その苦しさから逃げずに、全体像を把握する訓練をしつつ、情報を取り入れ、知識をアップデートすることで、アレンジが強みとして磨かれ発揮できるようになるのです。
 

アレンジさんは現状に合わせて最適な布陣を組むので、現状が変わるたびに言うことややることがコロコロ変わる傾向があります。
柔軟性の高いアレンジさんにとっては当然のことですが、変化が苦手な人もたくさんいます。
そしてアレンジさんは変化が苦手な人を軽んじてしまいがちです。

しかし、変化が苦手な人がいることで、混乱を回避し守るべきものが守られます。
地球が存続するには、変化が得意な人だけではなく、苦手な人も同じように必要なのです。

素早い変化も大切ですが、変化が苦手な人へ配慮の言葉を掛けるだけでも、相手の受け取り方が変わります。
なぜ変化を選んだのかの説明と、変化に付き合ってくれる人々への感謝を伝えることで、よりスムーズに動けるようになるでしょう。

身近な人が「アレンジ」を持っている場合

アレンジを持つ人は、現状を把握し、最善の結果が出るようにスケジュールや役割を組み立てます。
足りないことを嘆くのではなく、現状でのベストを尽くすため、準備を十分に行えないような変化の早い状況で頼もしい存在です。
 

アレンジさんの能力を活かすには、誰が何をすべきかを決めることができる権限を渡すことです。
素早い判断で、その人にふさわしい役割を見抜いてチームを作ることができるので、ひとつひとつお伺いを立てないと動けないようなポジションではなく、ある程度の権限を渡した方が動きの速さを活かすことができます。

また、ひとつのことに集中してじっくりやるよりも、多くの物事を並行して進めることが得意です。
「一つだけを深く」ではなく、浅くても多くの物事に関われる環境が適しています。

「アレンジ」について、まとめ

「アレンジ」は、今あるものを工夫することで、効率的に使えるように資質です。
柔軟性がありますが、柔軟すぎて周囲がついていけないこともあります。

周囲への配慮もしつつ、現状を見抜く目を磨くことで、より力を発揮する資質です。
 

※このブログにおけるクリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、しずかみちこ独自のものです。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、個別セッションにて300人以上の方の資質にじっくり向き合った経験と、カウンセラーとして得た心の知識を組み合わせ、より理解しやすいように踏み込んだ解説をしています。
Gallup社の承認を受けたものではない点、ご了承ください。

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