バルミューダ炊飯器 実食レポート 保温機能はなくても問題なし!
※バルミューダ炊飯器について
本体と付属品、大きさ重さについてはこちら
買った方がいい人、買わなくてもいい人
追記:故障しました!
購入してから1年10ヶ月後、故障してご飯が炊けなくなりました。
ぜひ、こちらの記事も合わせてご覧ください。
さらに追記:また故障しました。
新品交換から4年後、また故障しました。
21000円で新品と交換してくれると提案をいただきましたが、4年に1度、21000円ずつ払うのは辛いので、違うメーカーの炊飯器に変えました。
いよいよ炊飯
普段の夜ご飯の時間まで待てず、早めに炊き始めることにする。
炊飯準備
バルミューダ炊飯器でご飯を炊くときに、最初にするのは外釜に水200ccを入れることだ。
付属の白い丸い計量カップは、水200ccのメモリが付いていて測れるようになっているが、ちょっと面倒だ。
外釜に200cc目盛りが付いているので、直接外釜に水を入れて測る。
次に付属の白い枡で、米を測る。
当たり前だが、今まで使っていた丸い計量カップと比べてみたところ、同じ量だった。
1合を測るときは問題なかったが、0.5合を測るときは、この不透明な白い枡だと見にくい。
今まで使っていた半透明の計量カップであれば、横から見て米の量が分かるので、次回からは今までのを使おう。
お米は、この日のために友人にもらった、私の故郷、宮城県の米を用意した。
内釜に米と水を入れて、準備完了である。
炊飯開始
炊くのは簡単、スイッチを押すだけだ。
炊き方を選び(今日は白米モード。他に早炊き、玄米、炊込み、おかゆがある)、炊飯ボタンを押すだけだ。
残り時間、60分と出た。
途中、20分経過したところで、表示は残り時間45分だった。
スタートは60分から始まるが、途中で少しずつ時間調整が入るらしい。
残り30分のところで、蒸気が吹き出し始めた。
蒸気は力強く、1mほどの高さまで上がるので、炊飯器置き場の上に濡れてはいけないものがあると、大変なことになるだろう。
炊き上がったのは、スイッチを押してから70分後だった。
表示は、残り15分までは、5分刻みで時間が減っていく。
15分をきると、14分、13分、と1分刻みに変わる。
この炊飯器は保温ができないので、ご飯が炊きあがると同時におかずを作り終えなければいけないのではないかと、かなり焦っておかずの用意をした。
この焦りは不要だったのだが、それに気づくのはもうしばらく後である。
実食
炊きあがると、ピーピーピーピーとか細い声で4回ピーという。
音が小さく、揚げ物など音が出る調理をしていると気づかないかもしれない。
蒸らしの時間も終えた後で炊き上がりとなるので、ピーピーなったら、すぐに食べられる。
炊飯器の蓋を開けたときに広がるご飯の香りは、以前の炊飯器の方が強かったような気がする。
ご飯の見た目も、今までの炊飯器と大きくは変わらないような気がする。
ところが、一口食べて思った。
お米の味がする!
きちんとデンプンの甘さがする、
かつお節と梅を合わせてたたいたものを乗せてみる。美味しい。
明太子を乗せてみる。美味しい。
そして、バルミューダおすすめの卵かけご飯にしてみる。
ご飯の粒の存在感が絶妙で、とても美味しい!
驚きの保温力
夕ご飯を食べ終わった。
確かに今までの炊飯器よりも美味しく炊けた。
しかし、今までの炊飯器は23年前のものだ。
最近は各社、炊飯器に力を入れている。
確かに美味しかったが、他の炊飯器に比べて秀でていると確信できるほど飛び抜けた美味しさではなかった。
これは、もしかしたら他社の保温機能が付いている炊飯器の方が良かったのではないだろうか。
こんなことをもやもやと考えながら、お弁当のおにぎりを作るために立ち上がった。
ご飯が炊けてから30分後だった。
炊飯器の蓋を開けた。
「あちっっ!」
立ち上る湯気がまだ熱かった。
ご飯も熱くて、おにぎりが握れない。
ご飯が炊けてから45分後、もう一度挑戦した。
「あちっっ!」
結局、おにぎりが握れる温度になったのは、炊き上がってから1時間半後だった。
この間、コンセントは抜いてある。
この炊飯器には保温機能はないが、外釜と内釜の二重構造のせいか、温度が全然下がらないのだ。
ご飯が炊けた後1時間程度は熱々のご飯が食べられるということは、慌てておかずを作る必要はなかったのだ。
今までも保温機能は使っていたが、1時間以上使うことはなかった。
保温機能がなくても温かいご飯がしばらく食べられるのだから、困ることはないだろう。
おにぎり
おにぎりを握った。
ご飯全体がもちもちと弾力があり、おにぎりの握り心地がとてもいい。
そして余ったご飯を口に入れた。
「美味しいっ!」
冷めかけたご飯なのに、米の粒はべちゃっとなっておらず、固くもなっておらず、炊きたてのもっちり感を変わらず残していた。
ご飯の甘みも健在だった。
もうしばらくして、冷めきったおにぎりを食べてみた。
ご飯の粒感はまだしっかり感じられた。米のもっちり感が、まだ残っていた。
バルミューダ炊飯器の真価は、冷めたご飯にあるのだ。
毎日おにぎりを持って行っている身としては、とてもありがたい。
バルミューダにして良かった。
ようやく心からそう思えた。
食後
食後、内蓋が全く汚れていないことに驚いた。
今までの炊飯器は内蓋にご飯の粘りがつき、毎回焦げたように変色していたのだが、全くそういったことがなくツルツルしている。
洗うのがとても楽になった。
色は黒と白と2色あったが、ティファールと色が合うので白にした。
黒の方がお釜のような形にあっているかもしれないが、圧迫感のない白も悪くない。
実物を見ずに買ったので少々不安はあったが、ご飯は美味しく、手入れも楽で使いやすい。
これは、買って良かった!
明日、一日置いた後のおにぎりを食べるのも楽しみだ。
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翌日、一度冷えたご飯を食べた感想はこちら
なんと壊れました