バルミューダ炊飯器が故障!新品交換までの流れと修理代金について
2017年2月に購入して、このブログでも紹介したバルミューダの炊飯器が、壊れた。
購入して1年10ヶ月で壊れたのは悲しいが、サポートの対応が良かったのが救いだ。
結論として、壊れてから一週間後に新品の炊飯器が到着した。
今回は保証の範囲内だったから良かったが、同封されていたもし修理代金が発生していた場合との金額を教えてもらえて、予想より高額でびっくりした。
※購入した時の記事
壊れた時の様子
その日は突然訪れた。
夕ご飯の時だった。
いつも通りお米をセットし、いつも通り炊飯ボタンを押す。
いつも通り60分後に炊き上がりの「ピピー!」という音がなる。
それなのに、蓋を開けたら、そこにあるのは炊飯前と同じ、水に浸った米の姿だった。
一点違うのは、水がお湯になっていたところだけだ。
しかし、米はご飯に変化しておらず、ただの硬い米のままだった。
私が炊飯ボタンを押し忘れたのではないかと疑う夫の目に慌てつつ、その日の夕飯はおかずのみで食べた。
翌朝、もう一度、今度は確実に炊飯ボタンを押した。
しかし、結果は同じだった。
夫に、これは私のせいではなく炊飯器が壊れているのだと過剰なまでに主張しつつ、炊けなかった米を鍋に移して炊いてみた。
半端に熱が通った米は、鍋で炊いても修復不可能…、つまり、不味かった。
サポートに電話
カタログハウスのお客様センター
私はこの炊飯器をカタログハウス社の通販雑誌『通販生活』にて購入した。
カタログハウス社で購入した家電には5年保証が付いている。
なので、まず、カタログハウスに電話をした。
炊飯器が壊れた旨を告げ、名前や電話番号といった本人確認の後、購入履歴を見てもらう。
「炊飯器の購入履歴はありませんね」
いやいやそんなことはない!
2017年2月に購入しているから、もう一度見てくれとお願いする。
「こちらの、ザ・ゴハン、ですか?」
正式名称はそんな名前だったのか…。
知らなかった…。
そんな名前、とっさに出てこないよ…。
電話をする前に、購入時期を確認しておいて助かった。
ブログ書いてて良かった。
カタログハウスの修理担当
無事、『通販生活』での購入が確認できたので、次は修理の話だ。
修理については、別の修理担当から電話が来るらしい。
いったん電話を切って20分後、修理担当から電話が入った。
炊飯器のスイッチを入れても米が炊けないという点について、ざっくりと説明する。
一通り状況を説明し終わると、バルミューダのサポートセンターから連絡が入ると告げられた。
バルミューダ・お客様センター
バルミューダからの電話は翌日になるかもしれないと言われていたが(この時点で平日の16時半)、40分後に電話が掛かってきた。
私はどうもメーカーのお客様センターには苦手意識がある。
過去に何度か家電の故障で電話をしたことがあるが(特にPCやスマホ)、こちらの使い方が悪いのではないかや変な店から購入したのではないかとしつこく聞かれた挙句にたらい回しにされ、同じことを何度も説明させられ、それなのに何も解決しないという印象があるのだ。
しかし、今回は違った。
カタログハウスから購入時期や故障内容について、きちんと説明が伝わっていた。
変な使い方をしたのではないかと疑われることもなかった。
その上で、もう少し詳細な質問を受けた。
そして、「やはり故障だと思われるので、現物を送って欲しい」と依頼を受けた。
宅配業者が家まで引き取りに来てくれるそうだ。
購入時の箱を捨ててしまったと言ったら、箱も持って来てくれると言う。
引き取りの日時を決め、この日の電話は終了した。
なお、引き取りの日時は、○月○日の午前中といった具合に、宅配便の時間指定と同じ枠で決めることができた。
炊飯器引き取り
さて、指定した日時に段ボールを持った宅配業者さんがやってきた。
炊飯器がすっぽりと入る箱だ。ロゴマークの印刷はない。
親切なことに段ボールへの入れ方の説明書付きだ。
炊飯器・外釜・内釜、そしてなぜか米と水の計量カップを箱に詰める。
こちらカタログハウス社から購入したことが証明されているからか、保証書の提示は求められなかった。
箱に詰めたら、送り出す。
再度、電話
炊飯器を送り出してから3日後、バルミューダのサポートセンターから電話があった。
「こちらでも同じ事象を確認しました。内釜の外側の塗装が一部剥げていたため、こちらで新しい内釜を使用して炊いたのですが、状況は同じだったため、本体の故障と思われます」
「外釜の水が減っていないため、外釜に熱を伝える部分が故障していると考えられます」
「カタログハウスさんの保証期間内ですので、無償で新品の炊飯器をお送りします」
落としたり、無茶な使い方をした訳ではないのに、どうして壊れたのだろう?
新しい炊飯器をもらっても、また1年10ヶ月後に壊れたら困るから原因を知りたい。
あまり深く追求されることなく交換というのは初期不良の可能性もあるのだろうか?
ただそれを質問しても電話の向こうのお姉さんが困るだけだろうし、私も時間がなかったので(仕事中だ)、まあいいかと諦めて、新しい炊飯器を受け取ることにした。
炊飯器を受け取る日時を決定して、電話を切った。
炊飯器、到着
さて、炊飯器が届いた。
炊飯器が故障して、ちょうど一週間後のことだった。
開封。
一式全て新品が届いた。
私が購入した時と、釜の仕上げが変わっていた。
私が購入した時は、内釜の内側はサラサラとした手触りだったが、ツルツルに変わっている。
微妙なモデルチェンジがあったようだ。
炊飯
届いた炊飯器でご飯を炊いた。
もちろんきちんと炊けた。
そして、気が付いた。
「あれ?前より美味しい…?」
実は壊れる前に予兆があったのを、完全に見逃していたことに気が付いた。
修理代金と予兆
修理代金
気になる修理代金の話。
今回は『通販生活』の保証期間内だったので、修理代金は掛からなかった。
しかし、バルミューダ炊飯器の保証期間は1年。
もし『通販生活』から買わなければ、修理代金が発生していたのだ。
新しい炊飯器と同封されていた修理報告書には修理代金が記載されていた。
えー!まさかの2万円超え!
4万円の炊飯器を買って、2年も経たないうちに22000円の修理代金は痛すぎる。
通販生活の保証期間内で良かった。
しかし、思い返すと、予兆はあった。
壊れる前に予兆を感じて、早く修理に出すことができると、たとえ保証期間外であっても支出を抑えられるかもしれない。
予兆
購入してから3〜4ヶ月後から、炊飯途中にピーピーと何回かエラー音が鳴るようになっていたのだ。
しかし、エラー表示は何も出ず、ご飯も普通に炊き上がるため、特に気にしていなかった。
そして壊れる数日前から、炊飯中の半分の時間(つまり30分程度)はピーピー鳴り続けていた。
新しい炊飯器でご飯を炊いた時、何もエラー音がせずに炊き上がった。
やはり、ピーピーと鳴ったエラー音は、何らかの異常を知らせるものだったのだろう。
今回新しい炊飯器が届くまで気づかなかったのだが、ご飯の味は新品の頃より落ちていた。
やはり、ご飯が炊けないほどではなくても、どこかに異常があったに違いない。
初めてエラー音に気づいた時点で修理に出しておけば、もっと安い値段で直ったかもしれない。
そして、保証期間が切れる前にちょっとの異常でも修理に出すことが肝心だ。
なお、今回届いた新しい炊飯器は、また新たに購入後1年保証が付くそうだ。
私の場合、『通販生活』の5年保証が有効なので関係ないのだが、メーカー保証以外の保証がない場合、新品にもまた新たに保証期間が付与されるのは心強いだろう。
追記:その後
今は2021年3月。最初にこの記事を書いてから2年半が経った。
つまり、炊飯器を交換してもらってから2年半が経った。
その後、炊飯器は順調だ。
2年半、一度も問題がなく美味しく炊けている。
私は一番はじめは発売直後に購入したので、もしかしたら初期ロットに何らかの不備があったのかもしれないと思うようになった。
結論
そういうわけで、バルミューダ炊飯器を買う場合の注意点を2つ。
・保証期間は長い方がいい
・エラー音が鳴ったらすぐに対処する
交換後はとても調子がよく、美味しく炊けていて、買ってよかったと今でも思う毎日だ。
やはり日本人として、米は美味しく食べたいものだ!
※追記:この4年後、また同じ現象が起きました。
このときは予兆はなく、炊飯ボタンを押した後、10分程度でE6エラーが出ました。
E6エラーが出たときは、カスタマーサポートに電話するようにということで電話したところ、21000円で新品と交換してくれるということでしたが、短期間で故障を繰り返すのは辛いので、今は違う炊飯器を使っています。
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