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WBC2017 イスラエル、キューバに勝利!なぜ強いのかを考えた

2017/05/04

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イスラエル、二次ラウンド初戦を勝利!

WBC2017にて、台風の目の予感がするイスラエル代表が、キューバ相手に勝利した。
試合の序盤は、勝つかどうか五分五分だと思って見ていたが、終わってみるとイスラエル4-1キューバという結果だった。

試合を振り返る。
 

イスラエルのスターティングメンバー

キューバ戦のスターティングメンバーは下記である。
1.中 フルド 左
2.三 ケリー 両
3.DH デービス 左
4.一 フレイマン 右
5.右 ボレンステイン 左
6.捕 ラバンウエー 右
7.左 ガイレン 左
8.二 クリーガー 両
9.遊 バーチャム 右
先発 マーキー 右投

このラインナップは、一次ラウンドの2戦目の台湾戦から変わっていない。(相手の投手により、ガイレンのところに右打ちのデッカーが組み込まれることはある)
これが今のベストの布陣ということなのだろう。
 

注目の選手

気になった選手をピックアップする。

1番 フルド

フルドは9年間メジャーリーグでプレーをしたが、2016年を左肩の怪我のため棒に振り、チームを戦力外になった選手だ。今は所属チームはない。
利き腕である左の肩にメスを入れたということで、センターからの返球ができるのかが気になっていた。
一次ラウンドでは鋭い返球をしたイメージはなく、今日あらためて確認したかったのだが、残念ながらその機会はなかった。
ただ、俊足のため、打球を追う様子は安心して見られた。

6番 ラバンウェー

2015、2016年と独立リーグでプレーをしていた、元メジャーリーガー。今季はアスレチックスの春季キャンプに呼ばれたメジャーリーグに近い位置にいる選手だ。
一次ラウンドでMVPを取っただけあって、イスラエル打線の中で一番安定感があるように見える。
チャンスで回ってきたときに期待が持てるバッターだ。

中継ぎ投手 ゴールドバーグ

二次ラウンドから参加の投手。
150km台のストレートを連発していた。
明らかなボール球でも打者は振るので、相当キレのある球を投げていると思われる。

抑え投手 ゼイド

メジャーリーグに2015年までの3年間は在籍したものの、2015年は登板なしで、2016年はマイナーリーグにいた投手。
現在はどのチームにも所属していない。
一次ラウンドのときも最初の打者に四球を出す傾向があり、今日もその展開だったのだが、スライダーがよく決まって抑えていた。
一次ラウンドのときよりも投球がまとまっている印象を受けた。

 

ある意味気になった選手

次に、大丈夫かなとドキドキしながら見た選手だ。

4番 フレイマン

メジャーリーグに2年間在籍していたが、2016年戦力外になり、現在、所属チームはない。
四番打者ということで期待していたが、高め低めと揺さぶられ、腕と腰がバラバラになり、腕だけでバットを振っていた。

先発 マーキー

二次ラウンド初戦の緊張のマウンドには、経験豊富なマーキーが上がった。
2016年丸々1年のブランクは気にならなく…と言いたいが、球は良くも悪くも荒れている。
牽制球にも不安定さが見られるが、やはりここは大舞台での経験があるから、この程度で収まっているとも言えるかもしれない。

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なぜキューバは負けたのか

今日はキューバは負けてしまったのだが、実力がイスラエルより下とは思えなかった。
どちらかというと自滅というか、勝つ対策をする前に、その隙につけ込まれ、勝利を持って行かれたという印象を受けた。

この二次ラウンド、キューバはこのE組で一番強い日本に焦点を合わせていただろう。
そして、イスラエルについては、全く情報がなかっただろう。
格下だと思って、特に対策をせずに試合に臨んだように見えた。
しかもキューバは次に日本戦を控えている。
投手交代のタイミングが遅れたように思えるのだが、日本戦に投げさせる投手をどうするかも合わせて考えていたのかもしれない。

 
一次ラウンドの韓国戦でも同じ印象を受けた。
韓国は明らかに、イスラエル相手に手を抜いていた。
途中でイスラエルの攻撃にあい、慌ててオ・スンファンといった一線級の投手をつぎ込んだのだが、イスラエルに傾いた流れを取り返すことができなかった。
 

イスラエルはなぜ勝ったのか

東京ドーム

一次ラウンドでは不安定に見えた外野の守備が、二次ラウンドでは気にならなくなっていた。

理由は、東京ドームの形にあると思われる。
韓国のスカイドームは中堅122m・両翼99mで、東京ドームは中堅122m・両翼100mと数字上は違いはほぼない。
しかし、スカイドームは中堅から両翼まで円を描いて繋がっているが、東京ドームは中堅から両翼は直線的な形をしている。
外野手が守る広さは、グラウンドに立つと全く違って感じるだろう。
スカイドームでは、後ろにボールをそらすのを怖がっていたイスラエルの外野陣が、普通の守備位置をとるようになっていた。

東京ドームは、イスラエル代表にとって、相性のいい球場の可能性が高い。
 

チームの雰囲気

一次ラウンドの韓国戦の時と比べて、明らかにチームにまとまりができていた。
ヒットを打った選手が塁上でヘルメットを叩いてベンチに向かっておどけてみせたり、チームの結束が深まっているのが伝わって来る。

所属のチームどころかリーグもバラバラ、年齢は21歳〜38歳、日本流にいえば五軍クラスからメジャーリーグ経験者まで、何もかも幅広くばらけたチームなのだが、一緒に時を過ごしているうちに仲がどんどん深まっていったのだろう。

これだけ勝利を重ねていれば、雰囲気もとてもいい。
先に点を取られても、「今までなんとかしてきたし、今日もなんとかなるだろう」という余裕が感じられる。
 

イスラエル代表の今後

イスラエル代表は、やはり実力はいまいちだ。
へっぴり腰のバント、カバーに入っていない野手、キューバの強肩外野手へのフライなのに腕を回す三塁コーチ。
こういった粗さがあちこちに散見される。

しかし、いい勢いを持っている。
野球は流れのスポーツだ。
舐めてかかると、痛い目にあうだろう。

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