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目標がなくてもキリンの首は伸びるし、人は進化する

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キリンは目標を立てただろうか

4月になった。

1月と並んで、目標を決められない私のような人間には辛い季節だ。
「5年後はどういう自分でいたい?」といったことを聞かれるのが息苦しくてたまらない。

皆が楽しそうに目標を立てているのを見て、自分だけができないと落ち込んだりもする。

こういうタイプの人間に力を与えてくれる言葉を聞いた。

「目標を決めて進化した生物はいない」

キリンは目標を立てたであろうか?
「あの木の葉っぱを食べよう。木の高さが4mあるから、あと2m首を伸ばそう。
5年後に2m伸ばすためには、1年で40cm。12で割ってバッファーを見て、1ヶ月4cm伸ばせば目標達成!」
キリンの祖先に聞いたわけではないが、こんなことを考えていたとは思えない。

キリンは、ただ美味しい葉っぱを食べたかった。
ああ、あそこの葉っぱ、美味しそう。そう思って、それに向かって、ただ首を伸ばしていた。
そうしたらいつの間にか、望む葉っぱに首が届いたのだ。
 

人間も目標がなくても進化する

目標を決めることで進化する人

目標を決めることで、ワクワクして力が湧いてくるタイプの人も、もちろんいる。
そういう人は、自分のワクワクを追っていくことで進化する。

間違ってはいけない。
目標を立てられるタイプの人も、自分の心が求めていない目標を立てたら、飛躍的な進化はできない。
ある程度進化したとしても、息苦しくなって続けられなくなってしまう。
目標を立てられる人も、目標があるから進化するのではなく、ワクワクする目標があるから進化するのだ。
 

目標を決めなくても進化する人

目標が進化を促すのではなく、ワクワクする目標が進化を促す。
ということは、目標に対してワクワクする気持ちを抱けない人は、目標を立てても進化には結びつかない。
そんな意味がないことは止めてしまおう。

進化のために必要なのは、ワクワクすることなのだ。
 

目標を立てられない人はこれをしよう

目標を立てられない人の唯一の目標

「5年後の自分」といった言葉にワクワクしない人は、このことだけを目標にしよう。

「今日は昨日と違う自分になる」

そのために、好奇心のアンテナを磨こう。
自分のワクワクする気持ちを黙殺しないことだ。
 

好奇心を殺さない

キリンは、あの高いところの葉っぱが食べたいと思った。
もしかしたらゾウあたりに「は?お前、背が低いじゃん。身の程を知れよ。」と言われたかもしれない。
それでも毎日美味しそうな葉っぱに向かって首を伸ばした。

人間だって、それでいい。
あれが面白そう、と思ったら、ただそっちに向かって歩いてみればいいのだ。

「私には絶対無理」と思う必要はない。
「こんなことを面白いと思ったら馬鹿にされる」とも考えなくていい。
自分に必要なものがアンテナにひっかかるように、心の仕組みはできている。
つまり心に引っかかったものは、自分に必要なものなのだ。

それに向かって歩いてみて、つまらなかったら方向転換すればいい。
試しにちょっとやってみる、それでいいのだ。
 

今日は昨日と違う自分になる

好奇心が発動したら、ちょっと動いてみる。
大きなことが思いつかなくても、小さなことでも構わない。
きれいな桜が咲いているのを見つけたら、立ち止まって見上げてみる。
コンビニで新しい缶コーヒーが出ていたら、いつものの代わりに買ってみる。

大切なのは、自分の心の動きに注目すること。
自分の心が反応したら、何に反応したのかにちゃんと意識を向けることだ。
毎日続けていると、景色の見え方が変わってくる。

そしてそれを人に伝えると、変化の度合いが加速する。
きれいな桜の写真を撮って、SNSにあげてみる。
新しい缶コーヒーの感想を、同僚に話してみる。
毎日続けていると、周りの反応が変わってくる。
 

ワクワクすることをやるようにしていたら

長期目標を立てずにいたら

私は1年以上の目標を立てられないので、ここしばらくは、とにかく目の前にあるワクワクすることを、ただやり続けていた。
そうしたら、まだ挑戦したことがないけれど面白そうな仕事が飛び込んできた。
プライベートでも「最近面白いことしてるね」と随分ご無沙汰だった旧友と再会したり、新しい人の輪が広がったり、思ってもいなかったことが起きている。

目の前にやることがてんこ盛りなのだが、やりたいことばかりのせいか「やらなければいけないことがたくさんある」という悲壮感はなく、そのことに自分でも驚いている。
例えて言うなら、目の前に美味しそうな食事がのった皿が大量に並べられて、どれから食べようかとワクワクしている状態だ。
 

ついに短期目標も立てられなくなった

ところで、今までは先の目標は決められなくても「直近3カ月にやり遂げたいこと」は決めるようにしていた。
それがこの4月はそれすらも思い浮かばなかった。

でも、ご馳走がのったたくさんの皿を目の前にして、明日の夕飯を何にしようかと悩む人がいるだろうか。
目の前のお皿をどうやって平らげるかを、夢中になって考えるのではないだろうか。

もしかしたら自分の摂取する栄養量を決めていて「たんぱく質○gだから、この肉をこれくらい食べよう、ビタミンのためにこれを食べよう」という人もいるかもしれないが、私はなんでも食べたい。全部食べたい。
食べ過ぎた翌日に動けなくなってから初めて「昨日は食べ過ぎたから、今日は控えめにしよう」と思う。
 

目の前のことをがむしゃらにやろう

やりたいこともこれと同じでいいと思うようになった。
目の前にあることをがむしゃらにやろう。
がむしゃらにやって不具合がでたら、その時に考えよう。

毎日夢中になって手を伸ばしていれば、キリンの首が伸びたように、何かが変わっていくのだから。
 

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