ブログを初めて2ヶ月が経過し、思うこと
ブログを書き始めて、約2ヶ月が経過した。
「毎日書くこと」のみを決め事として、写真だけの日もあるが、毎日UPするようにしてきた。
この2ヶ月で随分と毎日が色濃くなったように思う。
例えて言えば、子供の頃、授業を聞くにも、学校を休んだ友達にノートを貸すことになっている日はいつもより真剣に授業を聞いていたようなものだ。
同じことをするにも、ブログに書こうと思うと真剣に見つめるようになる。
頭のなかを右から左に通り過ぎるようなことも、ちゃんと覚えておこうと思うようになる。
今までなら面倒になって挑戦しなかった新しいことでも、ブログネタになると思うと挑戦するようになる。
そうやって挑戦してみたポモドーロ・テクニックは私に合っていたらしく、いまだに継続しているし、集中力もついてきた。
(正確に言うと、集中力がついたというより、散らばっていた集中力を寄せ集めることができるようになった、が近い)
ブログを初めて、朝ご飯さえ食べるようになった。
自分と向き合う時間も増えた。
頭の中にぼんやりとあった疑問や考えを、文章にできるくらいまで掘り下げて考えるようになった。
ぼんやりとした疑問や考えは、きちんと形にしないと前に進めないことも分かった。
そうしないと、ずっと「気になっている事項」として、頭の中に付箋が貼られたままになる。
本からはみ出して破れかけている付箋のように、目障りな事項として残り続け、決して忘れることはない。
きちんと向き合い、疑問を解消し、考えを不完全であってもまとめ、頭の中の付箋を外す。
それでやっとスッキリして、そこから離れて前にすすめるのだ。
見たくない感情であっても、見なかったふりはできない。
心の中でくすぶり続ける。
時間が解決するのも、そのことと散々向き合った後だ。
このことが分かって、ブログに書かないであろうことについても、きちんと向き合って考えるようになった。
自分についても自分以外のことについても、真剣に向き合うようになり、日々が濃くなった。
今まで、ぼんやり見過ごしてきたことがどれだけ多かったのか。
日々、ただ文章を綴る行為が、こういった変化を起こしてくれるとは思ってもいなかった。