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ストレングスファインダーの「コミュニケーション」の特徴は?活かし方は?英語名は?


ストレングスファインダーの「コミュニケーション」という資質。
人に影響を与える資質の1つです。

日本語の「コミュニケーション」という言葉には「話し上手で人間関係を築くのが上手い」というニュアンスがあるため、「コミュニケーション」の順位が下の方だとがっかりする人もいます。

でも、ストレングスファインダーの「コミュニケーション」は少し意味が違います。

ストレングスファインダーの「コミュニケーション」にはどういう特徴があるのかを見ていきましょう。

「コミュニケーション」の英語名

ストレングスファインダーはアメリカで生まれたテストです。
なので、まず、アメリカ版では「コミュニケーション」がどう表されているかを見てみます。

ストレングスファインダーの「コミュニケーション」はアメリカ版では「communication」。
そのまま「コミュニケーション」と読めますが、辞書で意味を見てみると「伝達」「報道」と書かれています。
英語のcommunicationの意味は、相互の意思疎通だけではなく、一方通行で情報を伝達する意味もあるのです。

ストレングスファインダーの「コミュニケーション」は、この「一方通行の情報の伝達」という意味が強いです。

「コミュニケーション」は人間関係構築力の資質ではなく、影響力の資質であることに注目してください。
双方向で関係を築くためのコミュニケーションではなく、届けたい思いを伝えることで相手の心を鼓舞するコミュニケーションなのです。

ちなみに、言葉だけではなく身振り手振りで伝えることも「communication」に含まれます。
ストレングスファインダーの「コミュニケーション」は、言葉だけでなく、あらゆる手段で思いを伝えることを意味しているのです。

「コミュニケーション」の特徴

「コミュニケーション」は、伝えたいことを相手の心に届けることが上手な資質です。

力を発揮するときと、暴走して困ったことになるときを見てみます。

力を発揮するとき

コミュニケーションさんは、相手の心に届く表現を見つけることが得意です。
他の人の目にはごく普通に見える出来事に、コミュニケーションさんの思いが載ると、魅力的なストーリーに生まれ変わります。

同じ言葉を話すのでも、相手の心により届くように声の調子や身振り手振りを変化させます。
コミュニケーションさんの中には、言葉で表現するのは苦手だけれど、踊りや音楽や絵画などの芸術分野で自分の思いを伝えることが得意な人もいます。

コミュニケーションさんは、事前準備が苦手なことが多いです。
なぜなら、目の前にいる思いを伝えたい相手に対して、自分が何をどうやって伝えればいいかを考えるからです。
コミュニケーションさんは講演会に登壇するときでも、シナリオを用意しなかったり、用意したものを使わずに別のことを話したりします。
相手の様子や反応を見て、何をどうやって伝えるかを臨機応変に変化させるため、事前の準備はあまり役に立たないのです。

なので、コミュニケーションさんは、決まったセリフを決まりきった場面で語らなければいけないシチュエーションよりも、状況によってアドリブが必要になる場面で更に力を発揮します。

コミュニケーションさんの表現力が相手の心を動かすのは、このように目の前の相手に思いを込めて表現をするからなのです。
テンプレート的な対応ではなく、その場に応じてカスタマイズして表現するからこそ、相手の心に深く刺さるのです。

まさにこれが「コミュニケーション」の本質であり、「人に影響を与える資質」である理由です。

暴走すると…

一方、「コミュニケーション」が暴走すると、どうなるでしょうか。

「コミュニケーション」は話すことで脳が活性化する資質です。

なので、話しているうちに脳が働きまくって、あれもこれも話したいことが浮かんできて、収拾がつかなくなります。

朝礼で一人で何十分も話してしまう校長先生状態です。
生徒が具合が悪くて倒れても気づかないほど脳が暴走し、自分でも喋りすぎている自覚はあるのに、止められなくなってしまいます。

暴走を抑えるコツは次の「活かし方」を参考にしてください。

「コミュニケーション」の活かし方

「コミュニケーション」は相手に思いを届ける素晴らしい資質ですが、暴走すると相手にうるさいと思われてしまいます。
「コミュニケーション」の暴走を抑え、プラスの方向に進むには、脳の働きの特徴を知ることが大切です。

自分が「コミュニケーション」を持っている場合

「コミュニケーション」は話せば話すほど脳が活性化する資質です。
夢中になって話しているうちに早口になってしまうのは、脳が活性化して言葉が次々と溢れ出すからです。

しかし、相手も同じとは限りません。

「内省」を持つ人のように、相手の言葉を受け取ったら、それについてじっくりと考えたい資質の人がいます。
自分の言葉に対する相手の反応を見て、次に話す言葉を変化させていくコミュニケーションさんは、自分の言葉を受けてじっくり考え込む相手に不安になるかもしれません。
その不安を解消するために、相手がすぐに理解できるように願って次々に言葉を浴びせたりします。
しかし、じっくり考えたいタイプの人は、コミュニケーションさんが浴びせる大量の言葉を受け取りきれずにパンクします。

コミュニケーションさんが繰り出す言葉は魅力的ですが、それを受け取るスピードは人それぞれであることを忘れないようにしないと、相手を怯えさせてしまいます。

また、コミュニケーションさんは、話せば話すほど脳が活性化するので、思考が行き詰まった時は誰かに話を聞いてもらうことが効果的です。

学習するときも、一人で引きこもって学ぶと、集中できない場合があります。
そのときは仲間と話しながら学べる環境に身を置くと捗ります。

一言も喋ってはいけないシチュエーションだと戦闘力が低下することも頭に入れておくといいでしょう。

身近な人が「コミュニケーション」を持っている場合

多くのコミュニケーションさんはよく喋ります。
「黙って手を動かしなさい!」と怒りたくなるときもあるかもしれませんが、コミュニケーションさんは黙ると思考が停止するので、動きが鈍ります。

しかし静かな環境でじっくり考えたい人もいるので、コミュニケーションさんにずっと喋らせるわけにはいかないときもあるでしょう。
黙るべき時と場所では黙っていてもらいつつ、会議のファシリテーターを任せたり、ブレスト会議などを開いたりと、コミュニケーションさんの強みを活かすシチュエーションを意識して作るとコミュニケーションさんの良さを引き出すことができます。

なお、言い争いの場などで、コミュニケーションさんの頭に血がのぼっているときは、お茶を飲ませてお菓子を食べさせるなど、喋ることを中断させることで冷静になることがあります。

コミュニケーションさんのうちサービス精神が旺盛なタイプは、多くの情報を相手に伝えようとしすぎて、相手が混乱する場合があります。
講演やプレゼンテーションのときは、「これとこれだけ伝えればいいからね」と事前に握っておくと、それに向けて最高の結果を発揮します。

コミュニケーションさんは話が上手なので、皆が黙りこくって固まっている空気を動かし、皆の心を温める役目をしてくれます。
とても心強い資質です。

「コミュニケーション」について、まとめ

「コミュニケーション」は思いを相手に伝えることで、相手の心を活き活きワクワクさせることができる資質です。
ただの何気ない出来事も、コミュニケーションさんのフィルターを通ると命が吹き込まれて輝き出す、素晴らしい資質です。

しかし、思いが強すぎると相手が受け取れないほど言葉を届けてしまい、「コミュニケーション」のいい面が発揮されません。

コミュニケーションさんは、自分が届けたい思いが何かを意識しながら、相手のペースを汲み取ることが、力を発揮するために大切なことになります。
 

 

※このブログにおけるクリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、しずかみちこ独自のものです。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、個別セッションにて200人以上の方の資質にじっくり向き合った経験と、カウンセラーとして得た心の知識を組み合わせ、より理解しやすいように踏み込んだ解説をしています。
Gallup社の承認を受けたものではない点、ご了承ください。

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