ブログを書く意味 忘れ去ってきた多くのことを真剣に受け止めるために
ちょっと衝撃を受けるようなことが立て続いて心が疲れきってしまった日、ブログを書こうと思っても全く言葉が出てこなかった。
書きたいことがないというより、自分が空っぽになって中に言葉が1つも入っていない状態になっているという感覚だった。
今までも疲れきると人と話したくないと思ったりしたが、こういう自分が空っぽの感覚をじっくり味わったことはなかったので、なかなか面白いと思った。
いつも歩いている時や電車を待っている時等のふとした時に漠然といろいろなことを考えている。
でもその時考えていたことは、目的地に着いたり電車が来たりすると、そこで思考は止まり、そのまま忘れ去っていく。
でもこうしてブログを書き始めてからというもの、ここで思考を止めなければどうなるのだろうかと考えるようになった。
自分だけが見るために殴り書く日記と違って、ブログを書くときは読んで意味のわかるレベルにまで思考を掘り下げる必要がある。
そして書き留めることで、自分がこういうことを考えていたという記録になる。
今まで忘れ去ってきた多くのことを、真剣に受け止め考え記録に残したら、次はさらにそこから深く考えられるようにならないだろうか。
自分がなぜブログを書くのか分からないまま、今の自分に必要だという確信に突き動かされて始めたこのブログ。
ようやく書く意味を一つ見つけた。