【危険!】車の屋根の雪は交通事故の原因!雪の日には気をつけよう
この車の写真を見て恐怖を感じたなら、きっと雪をよく知っている人だろう。
雪国で運転をしたことがある人は特に、この車の後ろには付きたくないと思うはずだ。
雪に慣れていないと、屋根の上に積もった雪をついついそのままにして走ってしまう。
しかし、それはとても危険な行為だ。
目次
屋根の上に雪を載せたまま走っていけない理由
屋根の上に雪を載せて走るとどうなるか、図で説明する。
屋根に雪を載せて走っている車がいる。
走っているうちに、車内の暖房が効いてくると、屋根に接している部分の雪が溶けて、車と雪の間に薄い水の層ができる。
前の車が思わぬ動きをしたなどで強めのブレーキをかけるとする。
そうすると、車は止まるが、雪は慣性の法則で止まらずに前に進み続ける。
そうすると、雪がフロントガラスの前に落ちてきて、前が見えなくなるのだ。
信号待ちでもともと止まる予定であれば何とか切り抜けられるかもしれない。
しかし、走行中の減速でこれが起きたら、前の車に衝突するか、自分自身が急ブレーキを掛けて後ろの車が衝突してくるかの、どちらかになる危険性が高い。
固まって落ちてきた雪は重く、ワイパーでは払いきれない。
(なお、雪国では冬になったらワイパーを雪用のものに取り替える)
事故にならなかったとしても、道路の真ん中で車から降りて、フロントガラスの前の雪を払わなければいけない羽目になる。
こういうわけで、雪が降っているときや雪が積もった時は、車の屋根の上の雪はきちんと落としてから乗るようにしよう。
雪落としにはこれ。1台に1本スノーブラシ