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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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浅草ロック座に女ながらも行ってきた。ストリップ?いや、これはオトナのAKBだ!

浅草は好きな街だけれど、有名どころにはあまり行ったことがない。
ここもその一つだ。

ロック座。

1947年8月15日創立。
70年以上の歴史を誇るストリップ劇場で、設備、ショーの内容、女優とどれをとっても日本最高峰と言われている。
そんな素晴らしい場所が普段の行動圏内にあるのに、なぜ今まで行かなかったのか。
…行かないよな、普通。

そんな場所に、ひょんなことから行くことになった。

目次

浅草ロック座

この日のロック座ツアーの参加者は私を含めて男2名女2名の計4名。
4人が4人とも、「どうしてわざわざ休みの日に昼間から浅草でストリップを見るんだろう」と思っている謎ツアーだ。
面白そうなものにはとりあえず乗っておこうという性格の人が集まると、そして静止役がいないとこういうことが起きる、という好例である。

まあ、こういう展開も悪くはない。
三社祭で賑わう浅草に昼の12時半に集合し、多数の神輿を避けつつ、目的地に向かった。

翼よ、あれがロック座だ

ついに、ロック座!

入場

ロック座の建物を2階に上がると、まず料金所がある。
ストリップ劇場の相場がいくらなのか全く想像がつかないが、思ったよりも良心的な値段だった。
料金体系に分類があり、老若男女を幅広く受け入れる姿勢であることが伺える。(なお、18歳未満入場禁止)

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ロック座・入場料金
・一般 5000円
・女性 3500円
・学生 4000円
・65歳以上 4000円
・カップル割(男女2人) 7500円(2人で)
・20:40以降 3500円
[/box]

残念ながら、場内は撮影禁止。
真ん中に前方後円墳型のステージがある劇場内は、全席自由席だ。(ステージは円が前方だが)
ステージに一番近い席はほぼ全て埋まっている。
よくわからないまま、円形部分の近くの座席に座る。

この日の出演者。ピンで写っているのがトリを務める南まゆさん

ショー開始

初回公演開始時刻の13時になると、おもむろにスタートする。
場内が暗くなり、踊り手が登場する。

一人の踊り手につき、持ち時間は12〜13分程度。
その中で前半後半に分かれていて、前半は着衣でのダンス、後半は脱衣でのダンス、という構成が基本のようだ。

踊り手さんは、7人。
本格的なショーダンスあり、きゃりーぱみゅぱみゅを思い起こさせるようなキュートな演出あり、女子高生の制服でのダンスもあり、一人一人が違った個性で楽しませてくれる。

テンポがよく、一人が終わると、すぐに次の一人が出て来て、中だるみがない。
一度休憩が入るのだが、休憩中に場内に流れる映像もわざわざショーのために作られたものだ。
その映像を見て、踊り手ごとにダンスは完結しても、実は7人揃ってのストーリー仕立てであることに気が付いた。
7本立てのオムニバスショーだったのだ。

そう、ある年代以上の人が「ストリップ」と聞くと思い出すであろう加藤茶の「ちょっとだけよ」とは全く違う世界なのだ。
どちらかというと健康的。
いわゆる「ご開帳」的な決めポーズを見ても、この脚をまっすぐ高く上げるポーズができるなんて腹筋を相当鍛えているなあ、などと、エロさより肉体的健やかさをより強く感じるのは、同性だからだろうか。

風俗という感じはしなかった。
なぜか踊り手が途中でパンツを脱ぎ出すダンスショーを見ている、という気持ちになった。

これはオトナのAKBだ

公演は1日5回、20日間を通して行われる。
1時間40分の公演を見て感じたことは「これはオトナのAKBだ!」ということだ。

まず観客に常連が多い。
常連は、推しの踊り手がどの位置で決めポーズをするかを知っていて、早々にそれが拝める席に陣取っているようだ。
途中、多くの観客が踊り手の振り付けに合わせて、拳を振り上げ始めた時には本当に驚いた。
「場内ではお静かに」という規則のせいか、タイガー!ファイヤー!などと叫びはしないが、明らかに踊り手と一体になって場を盛り上げている。

フィナーレの際、ロック座名物リボン投げを見ることもできた。
ダンスの決めの部分で、踊り手の邪魔にならない高さに絶妙にリボンが投げられ、地に着くか着かないかのタイミングであっという間に回収される、見事な芸だ。

公演終了後、席を立った観客は半分もいなかったのではないだろうか。
好きな踊り手の踊りを見るため、何公演も見るのだろう。
トリを飾る、いわゆるセンターの踊り手のファンもいれば、デビューしたての踊り手を応援する人もいる。
踊り手の成長を間近で見られる場所なのだ。

アキバ系アイドルとの違いは、握手の代わりにご開帳があることだ。
アキバ系は握手会で実際に触れることができる。
ロック座は身体の全てを目に焼き付けることができる。
どちらの方に価値があるのか、もうこれは人それぞれの好みとしか言いようがないだろう。

お店情報

場内の雰囲気は安全で、女性一人でも全く不安はなさそうだ。
実際に女性の一人客もいた。
私が行ったのは昼の時間帯ではあるが、夜でもそう変わらないのではと思わせる雰囲気だった。

浅草ロック座
東京都台東区浅草2-10-12
03-3844-0693
営業時間:開場 : 12:00
一回目公演 : 13:00 – 14:40
二回目公演 : 15:00 – 16:40
三回目公演 : 17:00 – 18:40
四回目公演 : 19:00 – 20:40
五回目公演 : 21:00 – 22:40

https://koto1.com/archives/8240
https://koto1.com/archives/8102

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