上野で買える駅弁たち。人気のえび千両ちらしと海苔のりべんを手に入れた!
旅情を味わうなら駅弁だ。
上野駅に、日本全国の駅弁を取り扱っている店がある。
さっそく行ってみよう。
駅弁屋 匠
上野駅構内、エキュートの一角に、その駅弁屋はある。
名前は匠。
ずらりと多くの駅弁が並んでいる。
買ったもの
駅弁の種類の豊富さは、目移りするほどだ。
私の最愛の仙台駅の牛タン弁当もあれば、横川駅の峠の釜飯もあれば、新幹線型の器に入ったかわいいものもある。
なぜか国技館の焼鳥もある。
そんな中、夫は「これ、この前新潟行ったとき、売り切れてて買えなかったんだよね」と新潟駅の「えび千両ちらし」に即決。
私は悩み抜いた結果、訪問する目的地に近い郡山駅の「海苔のりべん」を選んだ。
えび千両ちらし
えび千両ちらしは、2017年にJR東日本が発表した人気駅弁ランキングで1位を取った弁当らしい。
どんなの?見せて!、と覗き込んでびっくりした。
え?これが人気No.1?
玉子だけじゃん??
ふうん、と自分の駅弁を食べつつ、あらためて隣を見てびっくり。
ちょっと待って、それは何!?
このお弁当、なんと、玉子の下に具が隠れているのだ!
うなぎ、コハダ、海老、イカ、おぼろ昆布にガリ。
具沢山の楽しいお弁当だった。
これは人気が出るわけだ。
海苔のりべん
この海苔のりべんは、かつて『マツコの知らない世界』でも紹介された、人気が高くてすぐに売り切れる駅弁だそうだ。
この和風で地味な駅弁のどこにそんな魅力があるのだろうか?
嬉しいのは、こういったお弁当には必ずと言っていいほど入ってる揚げ物が入っていないこと!
あっさりしたものが食べたかったので、とても嬉しい。
さっぱりと煮られたにんじん、里芋、胡麻で和えたゴボウ、蒲鉾、シャケ、卵焼き、大根の漬け物と、素朴に調理されたおかずがたくさん入っている。
どれもが上品な薄味で、とても美味しい。
驚いたのは、ご飯部分。
そんなにご飯部分に厚みはないが、それなのに2段重ねになっている。
1段目の海苔の下にはおかかがあるが、2段目の海苔の下には昆布の佃煮がいる!
豪勢だけど、ご飯部分は食べ進めて行くうちに塩っぱく感じるようになってきた。
しかし、丁寧に作られたおかず達は、とても美味しい。
あっさりさっぱりしたお弁当が食べたい人には、これはベストな選択なのではないか。
毎日食べても飽きない弁当である。
感想
かつて、移動するときは青春18きっぷが当たり前だった時代、そして鈍行列車にボックス席が当たり前だった時代は駅弁をよく食べていたが、長らくご無沙汰していた。
新幹線を移動手段に加えるようになったので駅弁を食べてみたが、やっぱり楽しい!
大きい駅では駅ナカの飲食店も充実して、温かいものが食べられるけれど、駅弁には駅弁の楽しさがあることを改めて感じた。
こちらのお店は朝6時半からやっているので、早朝出発のときにも買い物ができるのが嬉しい。
お店情報
駅弁屋 匠
東京都台東区東京都台東区上野7-1-1
JR上野駅(改札内) ecute上野3階
03-3842-6092
営業時間:
(月火水木土)6:30~22:00
(金)6:30~22:30
(日祝)6:30~21:00
定休日:年中無休
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