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美容師さんとの会話が苦手な私でも、楽しく盛り上がれる美容師さんと出会った話


美容室が苦手だった理由

美容室での会話が苦手だ。
「今日お休みですか?」から始まり、「休みの日は何してるんですか?」と続くアレだ。

「休みは…野球を見てます」
「あ、野球すか!」

そして今ならこう続くだろう。
「大谷翔平、すごいっすよねー!」
「金足農業の吉田くん、楽しみっすよねー!」

うん、大谷翔平はすごいし、あの無邪気な笑顔が好きだよ。
吉田くんはいい球団に入ったと思うよ。日ハムなら安心して新人育成を託せる。

でもね、あなたほんとは大谷翔平が来年投手やろうと打者やろうとどうでもいいんでしょ?
日本ハムの投手コーチが誰だか名前言えないでしょ?
そして私は野球の話をするなら、今年プロ入り17年目で初タイトルを受賞した近藤一樹(近鉄・オリックス→ヤクルト)の話や、笑顔が可愛いのに戦力外になってしまった縞田拓弥(オリックス)の話をしたいんだよ!
卍の敷田のファインジャッジ賞受賞というめでたいニュースもあったんだよ。
大谷翔平の話よりもっと大事な話はいっぱいあるんだよ!

おっと、妄想の会話なのに熱くなってしまった。

要するに、お互い大して興味のない薄っぺらい会話を延々としなくてはいけないあの時間が苦手なのだ。

理想の美容師さんとの出会い

以前長らくお願いしていた美容師さんが自分の店を持つために地元に帰ってしまった後、あの会話が億劫で1年ほど美容室から遠ざかっていた。
(おかげで髪を伸ばしたいという夢が叶った)

でも、さすがに髪の毛ボサボサすぎるよね、と思い切って行った店での美容師さんが素晴らしかったのだ。

きっかけは、まばらに生えてる白髪の染め方を相談したことだと思う。
髪を染める薬剤について、彼女のオススメと、なぜそれを選択したかを教えてくれた。
分かりやすい説明の裏には豊富な知識があることが垣間見られた。

そして、とても楽しそうにニコニコしながら髪を切ってくれた。
女の子は(たぶん男子も)、髪型がきまると、テンションがあがる。
女の子達が時間と手間をかけることなく楽しい毎日を送れるようにと願っている、熱い気持ちを聞かせてくれた。

豊富な知識に裏打ちされた話は楽しい。
そして、熱い思いがこもった話は聞いていて引き込まれる。
髪を切ってもらいながらの美容師さんとの会話で、こんなに楽しい思いをしたのは初めてだった。

その美容師さんが高いプロ意識を持って仕事をしていることが伝わってきた。
人によっては、高いプロ意識が高いプライドを拗らせることに繋がって人を見下す場合もあるが、彼女の場合は高いプロ意識がそのままお客様の幸せを願う心に繋がっていることが感じられた。
そして、彼女に切ってもらった髪の毛は、家に帰ったあとも、何度髪を洗っても、まとまり続けた。

親しみと安心感のある接客と高いプロ意識、そして高い技術。
それらを併せ持った美容師さんに出会えたのだ。

前進、1歩目

数ヶ月後、もう一度彼女に髪を切ってもらおうとお店の予約サイトを覗いたところ、予約リストから彼女の名前が無くなっていた。
慌てて、前回切ってもらった時に教えてもらっていたその美容師さん(ここから先は「ゆみさん」と呼ぶ)のFacebookアカウントに連絡を取った。
すぐに返事が来た。
ゆみさんはお店を辞めていて、フリーの美容師さんとして活動してるとのことだった。

フリーの美容師!?

世の中にはよく分からないことがたくさんある。
とにかく予約を取って、ゆみさんから指定された場所に向かった。
そこは、シェアサロンだった。

シェアオフィスというものの存在は知っていたが、美容師さん向けのシェアサロンというものがあることは知らなかった。
見た目は普通の美容室だ。
しかし、そこにいる美容師さん達は皆、たまたま居合わせているだけの個人事業主であるらしい。
シャンプーや薬剤やハサミといった資材は、共有で使うものもあれば自分で持ち込んでいるものもあるそうだ。

ゆみさんの話は相変わらず楽しかった。

ニューヨークへ旅に行く話を聞かせてくれた。
お店に勤めていた時は、自分のために長い休みを取れなかったから嬉しいと話していた。
前に進んでいながら、さらに貪欲に自己を高めようとする姿に刺激を受けた。

世の中には美容資材屋というものがあって、美容室に入ると着させられるビニール製のアレ(カットクロスというらしい)からパーマ剤から何でも売っていると聞いて驚いた。
全くもって想像のつかない世界のことを教えてくれた。

パソコンを買った話を聞かせてくれたこともあった。
それまでほとんど使ったことがないらしく、「エクセルって何ができるの?」という状態らしい。
仕事が忙しくても時間がないことを言い訳にせずに、新しいことを学ぶ姿勢に私も背筋が伸びた。

さらに前進!

そして、ついに、嬉しい話を聞いた。
美容師仲間と一緒に自分自身のお店を出すことが決まったのだそうだ!

髪を切ってもらいながら、開店準備の話を聞いた。
美容院でシャンプー台が一段高い位置にある店が多い理由を知っているだろうか?
あの一段高いところには、水道管が通っているらしい!

私の仕事の話(長年経理をやっている)から、税金や資金繰りの話にもなった。
開業1年目の資金繰りは、落とし穴が多い。
特に店舗を持つ場合など最初に設備投資費用を掛ける場合は、把握が甘いと痛い目に合う。
固定資産のように先に現金が出ていってP/Lに反映されるのが後になる支出もある。
融資の返済のようにP/Lに影響しない支出もある。
税金の仕組みに気をつけておかないと、黒字倒産しかねない。

税理士さん選びにしても、「事業が軌道に乗るまでは安い税理士さんにお願いして、うまくいってから良い税理士さんを探す」という人もいるが、最初に多額の設備投資が必要な事業では、初年度こそ計画性を持った申告をしないと手元に残る現金に数十万円〜数百万円の差が出てくる場合がある。
早い段階で、現状はどうなのかそして自分がこの先どういう事業展開をしたいのかを話し合うことができて、応援してくれる税理士さんを探すのが肝心である。

・・・といった話を、髪を切ってもらいながらしていた。
違う席では、10cmはあるヒール靴はいた女の子が「クリスマスのパーティーで〜」と話している中、こちらは全くキラキラ感のない客と美容師だった。
それが、とても楽しかった!

刺激をもらえる楽しい時間!

やっていることは全く違っていても、夢に向かって前に進んでいる人と話をするのは、とても楽しい。
かなり刺激を受ける。
ゆみさんのところに通う時間は、髪を切ってもらうことがメインの目的であるはずなのに、刺激とやる気まで貰えるとてもいい時間になっている。
 

※ゆみさんに教えてもらった本

「分け目をジクザクに隠す」や「結んだゴムを自分の髪を巻きつけて隠す」といった基本のやり方すら分かっていない私にゆみさんがオススメしてくれた本。
写真で丁寧に開設されているので、アレンジ初心者にオススメ!

※ゆみさんのサイト

夏にPC買ったばかりなのに、ここまでのサイトを自作できるようになるって、すごすぎる。

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