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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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野球は本当に球技なのかと疑う理由

野球は球技か否か

球技には様々あるが、野球やソフトボール(以下、野球)には、他の球技と大きな違いがある。
球技と言いながらも、ボールの存在価値が他の球技ほど高くないのだ。
 

目次

球技の得点方法

球技の多くは、下記のどちらかのパターンで得点が入る。
 

1.ボールをゴールに入れる

相手の陣地の奥にあるゴールにボールを入れることで得点になる。
例えば、サッカー、ラグビー、バスケットボール等がこれに当たる。
 

2.ボールを相手の陣地に落とす

相手の陣地に規定回数以上ボールが落ちることで、得点となる。
テニス、バレーボール、卓球等がこれに当たる。
 

つまり

ボールの大きさ、コートの広さ、用具仕様の有無等でバリエーションはあるが、球技のほとんどにおいて、ボールの動きがダイレクトに得点に繋がるのである。
 

野球の場合

野球の得点は、一般的な球技の得点方法と、大きく異なる。
結論から言うと、野球の得点に、ボールは必要ではないのだ。

野球の得点方法

ランナーがホームベースを踏むこと。

これが野球の得点方法である。
必要なのは、ランナーとホームベースのみであり、ボールはそこには存在しない。
 

ボールは無関係

野球の得点には、ボールは関係ない。

一番多い得点パターンは、打者がボールを打ち返し、それが返球される前にランナーがホームベースを踏むことである。
しかし、打者がボールを打たなくても、捕手がボールを後ろに逸らしたことで点数が入ることもある。
もっと言うと、捕手がボールを逸らさなくても、ホームスチールで点数が入ることもある。

逆にホームランを打ったとしても、ランナーがホームベースを踏まなければ得点にならない。
ホームランで与えられるものは、「点数」ではなく、「ランナーと打者がホームベースまで戻ってくる権利」なのだ。
その権利を行使するかどうかは、ランナーと打者に任せられており、ボールはそこには関与しない。
 

野球は球技なのだろうか

ボールを使った競技という意味では、もちろん野球は球技である。
しかし、ボールが得点に絡む競技という意味では、野球を球技と呼ぶには無理があるような気がしなくもない。

とはいえ、野球が球技であってもなくても、どうでもいいことだ。
ただ、この、ボールではなく人間がダイレクトに得点に影響する人間くささこそが、多くの野球ファンの胸を熱く震わせる。

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