シントンパントンチムジルバン。釜山で仮眠をとるならばオススメ。
韓国の仮眠処
韓国の都市部は、眠らない街である。
24時間やっているお店も業種を問わず多く、深夜までウロウロできる。
夜までたっぷり遊べるのは、今回のようなショートトリップのときは特にありがたい。
夜まで遊んでホテルに滞在する時間が極端に短いのならば、ホテル泊ではなく、チムジルバン泊も悪くない。
格安の料金で体を横たえることができる。
シントンパントンチムジルバン
今回の釜山旅行で選んだのは、繁華街西面にある24時間営業のシントンパントン・チムジルバンだ。
釜山のチムジルバンは、チャガルチあたりの海沿いにあるのが景色が良くて居心地が良さそうだが、ただ仮眠をしたいだけならば、西面という便利な場所の方が利用しやすい。
西面駅から7〜8分歩いたところにあるビル(1階はスターバックス)の8階にある。
受付
ビルに入って、エレベーターで8階まで行く。
エレベーターのドアが開いたら、目の前が受付だ。
日本語も英語も通じないが、チムジルと言えば、分かってもらえる。
1人10000W(約1000円)を払うと(クレジットカード可)、タオルとチムジル服と鍵をくれる。
更衣室
受付のすぐ脇のドアは男子用更衣室。
反対側の廊下の奥が女子用更衣室だ。
更衣室の中に靴箱があるので、渡された鍵と同じ番号の靴箱に靴をしまう。
靴箱の奥にロッカーがあるので、鍵と同じ番号のロッカーを使う。
ロッカーは、幅20cm、奥行45cm、高さは80cmかもう少しあるか、といった大きさで、1泊2日用のカバンをそのまま仕舞うことができた。
(ロッカーの写真が撮れてなかったのが悔やまれる)
更衣室はなかなかの広さで、深夜にはここで仮眠を取っている人もいた。
アメニティは、化粧水、乳液、ヘアジェル。そして、ドライヤー、綿棒。
お風呂
お風呂は広くなく、中ぶりの浴槽が2つと、アカスリ用スペースがあった。
日付が変わる時間帯だったせいか、2つある浴槽のうち、1つは完全にお湯が抜かれ、ゆっくりできる雰囲気ではなかった。
置いてあるのは固形石鹸のみで、必要な人は、シャンプーなどを自分で持ち込んでいた。
チムジルバン
更衣室から直接チムジルバンスペースに行くことができる。
チムジルバンスペースは男女共同で、チムジル服を着て入る。
広い仮眠処。
床が暖かい。
マット1枚と枕1つがあらかじめ並んでいて、場所は早い者勝ち。
奥の隅っこに電源があるので、充電したい場合はそこを狙おう。
体を温めるスペース。
ピンクの石が敷き詰められて、幻想的な雰囲気だ。
石はかなり熱く、直接横たわっている人もいたが、私はバスタオルを引いた上でないと横たわれなかった。
他にも、明かりが落とされた暗い仮眠スペースや、低い仕切りがある仮眠スペース等もあった。
飲食処もあったが、夜遅いため、営業していなかった。
我々が入った0時くらいはガラガラだったが、金曜の夜だったせいか1時を過ぎると人が増え、仮眠スペースはほぼ満席になっていた。
帰り
帰りは受付に鍵を出すだけで良い。
アカスリや飲食をしたら、鍵に情報が入るので、ここでまとめて精算をする。
感想
施設が新しいとか、広いとか、珍しい設備があるとか、そういったものは何もない、ごくごく普通のチムジルバン。
チムジルバンを楽しみたいなら、ここではなく海沿いのチムジルバンに行った方が楽しいだろうが、仮眠をとりたいだけなら、ここで十分満足だ。
夜遅くまで遊び、朝早くから行動する。
そういうときにはまた利用するだろう。
お店情報
シントンパントン・チムジルバン
釜山鎮区釜田洞522-4
地図は、こちらのブログの地図が一番正確↓
https://ameblo.jp/0818otake0818/entry-12249714342.html
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