釜山ロッテジャイアンツの球場飯やグッズについて
韓国野球
野球リーグを持つ国は世界のあちこちにあるが、野球ファンが一定数存在している国はほとんどない。
実際私が見に行った中では、アメリカ(カナダ)、日本、韓国、台湾といったところである。
今回はその中の韓国に見に行った。
韓国プロ野球の詳細は、こちらのサイトに譲るとして、この記事では見てきたものを淡々と紹介していく。
日本で一番韓国のプロ野球について研究している人のサイト↓
https://www.strike-zone.jp/index.html
釜山ロッテジャイアンツ
釜山にあるロッテジャイアンツ(日本の野球好きにとっては違和感のある名前だ)は、韓国野球リーグの中でも、人気の高い球団として知られている。
球場への道
最寄駅は、地下鉄3号線サジク(社稷)駅。
試合のある日は、この駅で降りる人の7割以上が球場に向かうので、その波に付いて7分ほど歩くと球場に着く。
駅から球場の間には、フライドチキンやキンパを売る屋台が並ぶ。
チケット
韓国野球のチケットをWEBで事前購入するには、韓国の国民が持つマイナンバー的なものが必要となるため、日本で入手するのは難しい。
なので、球場に着いてから、チケットカウンターで購入をする。(クレジットカード可)
韓国野球は人気が高く、週末の人気カードは売り切れる場合もあるようだ。
この日は、金曜日のナイター。
李承燁の釜山での引退試合というイベントゲーム。
試合開始の45分ほど前に球場に着いたが、1塁側(ロッテ側)の内野席は売り切れており、3塁側を買って入場。
なお、日本の野球は、外野に応援団がいて、歌ったり踊ったり激しく応援したい人は外野席、ゆっくり野球を楽しみたい人は内野席、という住み分けだが、韓国野球は内野に応援団がいて内野席の方が応援が熱い。
チケットの購入窓口に上記のような球場の絵があるので、自分が座りたい席のエリアを指差せば購入できる。
今回、3塁側の内野席の前の方(応援が激しいエリア)を購入したら、18000W(約1800円)だった。
盛り上げ役
韓国野球は応援団が独特だ。
構成は、MC1人とチアガール数名という組み合わせ。
内野席の最前列にステージが用意されており、その上でパフォーマンスをする。
もし「ジントシオ」という固有名詞にピンと来るなら、観客を煽りつつ球場を盛り上げる、彼の応援スタイルを思い浮かべてほしい。
ジントシオ氏にマイクを渡し、ステージに上げ、歌って踊らせながら観客を煽らせるところを想像すると、韓国野球の応援になる。
※ジントシオ:千葉ロッテマリーンズの元応援団長。2015年に惜しくも引退。韓国での音楽活動経験もあることから、韓国野球の応援に強い影響を受けたのだろうと推測している。
日本の各球団にマスコットがいるように、韓国の球団にもマスコットがいる。
ロッテジャイアンツのマスコットは、千葉ロッテマリーンズと姉妹球団であることから、同じカモメを使っている…のだが、一瞬似てるかと思わせて、あまり似ていない。
ずっと見ていると、大きな目に吸い込まれそうだ。
グッズ
球場内にはグッズ屋もあり、たくさんのユニフォームと、わずかなそれ以外のグッズが売っている。
チームの主力、李大浩(イデホ。元オリックス、ソフトバンク)のグッズも作られており、非常によく似ている。
(なお、オレンジ色のものが頭に乗っているのは、ロッテジャイアンツの名物応援、ビニール袋かぶりを模しているためである。)
球場飯
この球場は、球場飯が充実している。
球場内で調理しているため、出来立ての美味しいものが食べられるのだ。
夕飯は外で食べることが決まっていたので、球場で食べるつもりはなかったのだが、韓国のかき氷パッピンスが美味しそうで購入。
そして、こちら。
ビール4000W。
ビールの飲み方として、正しくないような気がしなくもないのだが、持ち運びには便利だった。
球場
5回終了時、照明を消して、観客のスマホの光で球場を照らすという催しがあった。
おまけ。
肝心の試合は…
この日は、ロッテジャイアンツとサムスンライオンズの対戦。
さて、肝心の試合というと、この日は両軍ともピッチャーのテンポが悪く、ダラダラとした試合展開。
試合開始後、3時間が経過した時点でまだ6回途中ということで、最後まで見ていたら夕飯を食べ損ねると、試合途中(といっても22時を回っていたが)で球場を後にした。
後で確認したところによると、ロッテ6-5サムスンで、ロッテ軍が勝利した模様。
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