丹波篠山のお土産にぴったり。ささらいの丹波路プリン
兵庫県篠山市に「ささらい」という店がある。
地元丹波篠山の有機野菜を使った料理を、築150年の庄屋敷でいただけるお店だ。
和食のコース仕立てなのだが、洋食にも使われる技法を用いた皿もあり、野菜の美味しさをあらゆる方法で引き出している。
東京から気軽に行ける距離ではないので一度しか行けていないが、その一回ですっかりファンになった。
ささらいの丹波路プリン
先日、篠山に住む友人に、このささらいで作られている「丹波路プリン」をいただいた。
兵庫県の芦屋に、ささらいの姉妹店のプリンだけを扱う店があるのだが、「丹波路プリン」は篠山のお店でしか手に入らないらしい。
そんな貴重なものを送ってくれるなんて、とても嬉しい!
三種類の丹波路プリン
丹波路プリンは三種類ある。
黒豆、白小豆、カスタードである。
黒豆
丹波篠山といえば黒豆が思い浮かぶ。
大きくてツヤツヤとした黒豆が有名だ。
しかし、黒豆のプリンとなると、味が想像つかない。
よく見ると、三層に分かれている。
開けてみると、いきなり黒豆とご対面!
黒い層はゼリー、白い層は固めのプリン、黄色い層はトロトロの柔らかプリンだった。
黒豆を口に入れてみると、ほっこりと柔らかく炊き上げられていた。
これは、お正月によく食べる、あの黒豆だ!
御節を思わせる和の味だが、驚くことに、洋のカスタードの風味とマッチしている。
黒豆層をゼリーにしたことで、甘すぎずに美味しい。
これがゼリーでなければ、重くなってカスタードとの相性が難しかっただろう。
白小豆
次に白小豆。
開けると、白い固めのプリン層が登場。
底には固めに炊かれた白小豆がぎっしり。
白小豆はすっきりとした甘さで、こちらもカスタードと相性がいい。
カスタード部分はかなりトロトロで柔らかく、白小豆との食感の違いも面白い。
カスタード
そしてカスタード。
カスタードには、きな粉とカラメルソースが添付されている。
きな粉をかける。
カラメルソースもかける。
このきな粉は、丹波の黒豆で作られていて、とても香ばしい。
カラメルソース無しで、黒豆の香りを堪能しながら食べるのが私は気に入ったが、カラメルソースを掛けるとカスタードの卵の香りが弱まってシンプルな味わいになるので、これは好き好きだと思う。
感想
どれも美味しかったが、ほっこりと炊き上げられた黒豆の美味しさに特に感動した。
正月の御節用にこの黒豆プリンを用意したいほどだ。
使っている原材料も厳選されている。
卵や牛乳だけではなく、砂糖もオーガニックシュガーを使うほどの拘りようだ。
もちろん添加物等は一切使われていないので安心だ。
もしいつかまた篠山に行くことができたら、このプリンをお土産にしたい。
お店情報
ささらい
兵庫県篠山市日置397
079-556-3444
https://tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28030552/
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