自分の人生とは? 「皆と一緒」が息苦しい羊の話

ストレングスファインダーで分かる適職。自分に向いている仕事とは


ストレングスファインダーの結果を踏まえて、「私に合う仕事は何?」と考える人は多い。
その際、注意点がある。
ストレングスファインダーは適職検査ではないので、「○○という資質を持っているので△△という仕事が向いています」というように、向いている職業が分かるわけではない。

ストレングスファインダーで分かるのは、What(何)ではなく、How(どのように)なのだ。
「何の仕事がいいか」ではなく、「どのように働くといいか」が分かるのだ。

力を発揮するには環境が大切

ストレングスファインダーによって、「どのように働くといいか」が分かることには意味がある。
力を発揮できるか否かには、環境要因が大きいからだ。
環境が合わずに萎縮してしまったり、逆に物足りなくて自分自身にも甘くなってしまったり。
同じ業種の会社でも、環境が合っているA社では高評価だったのに、引き抜かれて転職したB社では結果が出なかった、ということも起こりうる。

自分の得意パターンと、その会社が求める仕事の仕方が合わないと、結果を出しても評価されないことも多い。
だからと言って、「自分が評価されないのは周りの環境のせいだ」で終わらせてしまっては意味がない。
自分の評価が低いことを他者の責任にしても、自分の評価が上がることはない。
どんな居場所なら評価されるのかを自分で分かっていなければ、自分の評価には繋げられないのだ。

ストレングスファインダーと適職

ストレングスファインダーで分かる「どのように働くといいか」には、2つの意味がある。
1つは「どのような環境で働くと力を発揮できるか」で、もう1つは「今いる環境の中でどのように振舞うと力を発揮できるか」だ。

どのような環境で働くと力を発揮できるか

自分の力が発揮できる環境は、資質の組合せによって違う。

例えば、問題を解決する能力を持つ「回復志向」がメーカーの製品サポートセンターで勤務している場合。

もし、「回復志向」の他に「親密性」と「共感性」を併せ持っていたならば、お客様の話をじっくり聞いて、製品が壊れて困っている気持ちに寄り添うことができる可能性が高い。
もし、「回復志向」の他に「活発性」と「分析思考」を持っていたなら、今すぐお客様のところに飛んで行って現物を見て、故障の原因の分析に取り掛かりたいと試みる可能性が高い。

会社の方針が、お客様の気持ちに寄り添うことであれば、前者のタイプの方がより力を発揮できる。
そうではなく、一刻も早く問題を解決することが会社の方針であれば、後者のタイプの方が力を発揮できる。
 
  
他にも、ルーチン業務が得意なのか、自分で自由にできる方がいいのか、もしくはルーチンを作りだすのが得意なのか。
もしくは、自分一人で動く方がいいのか、多くの人と足並みを合わせるのが得意なのか。

ストレングスファインダーを足掛かりに、様々な切り口で力が発揮できる環境を知ることができる。

今いる環境でどのように振舞うといいか

就職活動中や転職活動中であれば自分が力を発揮できる環境を選ぶことができるが、既にどこかに所属している場合は簡単に場所を変えられると限らない。
その場合、今いる環境の中で、どうすれば自分の力を発揮できるかを考える必要がある。

内省、慎重さ、戦略性、分析思考など、一人で考える時間がある方が力を発揮できる資質を持つ場合は、業務中に考える時間を作ることができないかを考える。
人間関係構築力が多めの、人と関わることで力を発揮できる資質を持つ場合は、何かあったときに周囲に話を聞いてくれる人を見つけたり、誰かと組んで仕事をすることを考える。

もしくは、自分が持っている資質のうち、求められている状況で力を発揮できるものを探し、そこに注力する方法がある。

自分が力を発揮できる環境の見つけ方

自分がどういうときに力を発揮できるかは、ストレングスファインダーの本だけでは分かりにくい。
本にはその性質上、一般的なことを書かざるをえないが、資質の使い方は人それぞれだからだ。
 
自分がどういうときに力を発揮できるかは、これまでの経験から導き出す。
これまでに何かを試みて上手くいったとき、どの資質を使っていたかを思い出すのだ。

仕事上の経験でも学生の頃の上手くいった経験でも構わないので、何か成功した体験を思い出す。
そのとき、自分のどの資質が活かされていただろうか。

直感に頼って上手く行ったのか。考えに考え抜いた戦略がはまったのか。
リーダーとして周囲を引っ張ったのか、サポート側として縁の下の力持ちだったのか。
慎重に行動したのか、勢いよく行動したのか。
自分の過去の行動と、自分の資質の説明を見比べて、成功パターンを探っていく。

成功パターンが見つかったら、他にもその資質を使って物事がうまくいった経験がないかを考える。
もしくは、成功パターンと逆のことをして、うまくいかなかった経験がないかを考える。
ひとつひとつ思い出すことで、他にも応用できる自分の成功パターンが見えてくる。

この成功パターンが活かせる環境が、自分が力を発揮できる環境である。

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