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ストレングスファインダーの「分析思考」の特徴は?活かし方は?英語名は?


ストレングスファインダーの「分析思考」という資質。
戦略的思考力の資質の1つです。

「分析思考」の「分析」という響きから、学術的な要素を感じるかもしれません。

ストレングスファインダーの「分析思考」にはどういう特徴があるのかを見ていきましょう。

「分析思考」の英語名

ストレングスファインダーはアメリカで生まれたテストです。
なので、まず、アメリカでは「分析思考」がどう表されているかを見てみます。

ストレングスファインダーの「分析思考」はアメリカ版では「Analytical」。
「分析的な」という形容詞です。

「分析する」という動詞ではなく、「分析者」といった名詞でもなく、「分析的な○○」という形容詞です。
分析思考とは、分析をして終わりなのではなく、分析を何かに利用して成立するものなのです。

「分析思考」の特徴

「分析思考」は、物事を正確に理解することを望む資質です。

力を発揮するときと、暴走して困ったことになるときを見てみます。

力を発揮するとき

「分析思考」は、知りたがりの資質です。

物事には全て因果関係が存在する、というのが分析思考さんの基本思想です。
そして、その因果関係を明らかにするのが、分析思考さんの喜びです。

何かが起きたとき、「それが発生したのには必ず何か理由があるはずだ」と考え、事実やデータに基づいた根拠を探します。

そして、分析思考さんの行動には、必ず理由があります。

例えば、分析思考さんが、カフェでサラダを頼んだとします。
「どうしてサラダにしたの?」と聞かれて、「なんとなく」とか「美味しそうだったから」と感覚で答えることはありません。
「朝ご飯に野菜を食べていなかったから野菜を食べたかった」や「このカフェは産直野菜が売りだから食べてみようと思った」というように、事実から発生した理由を明確に答えるでしょう。

このように分析思考さんは「事実」を大切にします。
事実をどのように解釈するかは人によって違いがありますが、事実は1つしかないからです。
同じ理由で「データ」も大好きです。
データは事実を明確に浮き上がらせる、客観的な指標であるからです。

なので、分析思考さんに悩み事を相談すると、相談内容を事実と解釈にわけて、客観的な判断をしてくれるでしょう。
しかも、相談を持ちかけた人がした解釈について、なぜそのような解釈が発生したのかというところまで分析してくれるはずです。

分析思考は状況を俯瞰的に把握し冷静に問題を解決したい時に、とても心強い資質です。

新規事業を立ち上げるときに分析思考さんに意見を聞くと、冷静にデータを分析して、実現可能性を判定します。
場の盛り上がりの勢いだけで「いける!」と突っ込むようなことはしません。
新規事業を成功させるために勢いはとても大切ですが、分析思考さんの客観的な判断を聞いて頭の一部を冷静に保つことも同じくらい大切です。

また、多くの人が鵜呑みにしている事柄についても「本当にそうなのか?」と考える癖を持っています。
例え信頼している人が「正しい」と言っても、本当に正しいのかを自分でも検証するタイプです。
その人を信頼していないのではなく、事実や因果関係を知らないまま情報を鵜呑みにすることを恐怖に感じる性質のためです。

自分で検証して納得してから進みたいため、行動を起こすまで時間が掛かる傾向がありますが、分析思考さんならではの鋭い読みを活かすために、分析の時間を積極的に取りましょう。

物事の因果関係を知ることを望み、感情や感覚に流されることなく、自分で考えて判断することを望む。
これが「分析思考」の本質であり、「戦略的思考力の資質」である理由です。

暴走すると…

一方、「分析思考」が暴走すると、どうなるでしょうか。

「分析思考」は、物事全てに、事実との因果関係を求めます。
他の人の行動にも、それを求めます。

誰かが「なんとなく」や「面白そう」といった感覚で行動することが理解できません。
「どうして、なんとなく良さそうって思ったの?」「どのあたりを面白そうって思ったの?どうしてそれが面白いの?」と深く掘り下げるためにたくさん質問をします。

分析思考さん本人はただの好奇心で聞いているのですが、聞かれた相手はたまったものではありません。
問い詰められているような、怒られている気持ちになります。

「分析思考」は暴走すると、物事の因果関係を明らかにしたくてたまらなくなり、必要以上に相手を追い詰めてしまうのです。

暴走を抑えるコツは次の「活かし方」を参考にしてください。

「分析思考」の活かし方

「分析思考」は冷静に客観的に物事を判断する素敵な資質ですが、暴走すると相手を怖がらせてしまいます。

「分析思考」の暴走を抑え、プラスの方向に進むには、分析の加減を意識することが大切です。

自分が「分析思考」を持っている場合

「分析思考」は感情に流されることなく、客観的に物事を判断できる資質です。

分析思考さんは、他の人が頭を抱える複雑な問題でも、容易に解きほぐすことができます。
問題をシンプルな形に置き直し、真の問題がどこにあるかを見抜きます。

他の人が難しいと怖気付いているときに、わかりやすい形に組み替えて示すことで、周囲に勇気を与えることができます。

また、表に出せない「大人の事情」を読み取るのが上手い一面もあります。
そのため、一見理不尽に思える指示を出されても、そこに隠された真の意味を読み取ります。
それを踏まえて協力することで、指示をした人の信頼を得ることができます。

分析思考さんは、明確であることを望みます。
なので、曖昧な質問が苦手です。

例えば、「最近どう?」と聞かれると、相手と自分との関係性を見直し、「どうって仕事のことかな?プライベートのことかな?最近っていつくらいまで遡ればいいかな?」と頭の中が高速回転します。
しかし残念ながら、「最近どう?」という質問は、特に意味のない挨拶がわりの質問であることがほとんどです。
この質問をする人は、ただ会話の糸口を掴みたいだけで、必ずしもあなたの最近の事情を知りたいわけではない、と頭に入れておくと、分析思考さんのストレスは軽減されます。。

このように、世の中にはなんとなく意味がないまま行われているものがたくさんあります。
多くの人は、自分の行動について、一つ一つ理由を言語化していません。
誰かの言動に対して「どうしてこういうことしたの?」と聞いても明確な回答が帰ってこなかった場合、相手は感覚で動いている可能性が高いです。
そこを問い詰めてはいけません。
感覚も立派な判断基準です。

分析思考さんも感覚で判断した後、頭で理由を考えることがあるはずです。
もし相手から明確な回答が返ってこなかった場合、他愛のない世間話程度の話なら、そっと聞き流すのも一つの手です。
どうしても相手の行動の意味を知りたければ、「どうして?」と問い詰めるのではなく、相手の感覚を言語化するつもりで話を聞くと、核心に近づけるでしょう。
そうすると、相手の方も、自分の感覚を言語化できたと喜んでくれるかもしれません。

分析思考さんは、物事の真理を明らかにして明確に理解したい資質ですが、世の中には曖昧を好む人がいることを知っておくと、問い詰め癖が緩和されます。

身近な人が「分析思考」を持っている場合

「分析思考」は、物事を明確にしたい資質です。
既に知っていることには興味がなく、知らないことを分析して理解したいと望む資質です。

このあたりは、「共感性」と相入れない部分です。
共感性は誰かとの共通点に安心を感じるのに対し、分析思考は誰かとの違いに興味を持ちます。

例えば、仙台出身東京在住の分析思考と、仙台出身大阪在住の共感性が出会った場合。
共感性は「仙台出身!?私もです!長町に住んでました!!高校はどこ?」と共通点をきっかけに話を膨らませようとします。
一方、分析思考は仙台の話は適度に終わらせて「大阪ってやっぱり食べ物美味しいですか?USJって楽しいですか?私、行ってみたいんですよ」と違う点をきっかけに話を膨らませようとします。

共通点があることを喜び合いたい共感性さんは、この分析思考の反応に寂しさを感じるかもしれません。
分析思考さんは、あなたに興味がないわけではなく、単に興味の持ちどころが違うだけです。

「分析思考」は、簡単には情に流されません。
感情を判断の一要素として考慮することはあっても、感情だけで物事を決めることを好みません。
「みんな持ってるから買って!僕が仲間はずれにされちゃってもいいの?」といった感覚的で感情に訴えかける願いには屈しないタイプです。
もし「分析思考」にお願い事をしたいときは、具体的なデータと論理の積み上げで、根気強く利点を訴えましょう。

「分析思考」について、まとめ

「分析思考」は、物事を明確に理解することに喜びを感じる資質です。
分析思考さんが複雑な物事をシンプルにし、誰にでも理解できる明確な形にすることで、行き詰まっている状況を打破したり、怖気付いていた人を勇気付けたりします。

しかし、分析思考さんが分析心を相手に求めると、周囲の人は、自分が問い詰められているような気持ちになってしまいます。

分析思考さんの探求好きは、かなり特殊です。
人に同じ分析を求めるのではなく、自分の分析結果を周囲に提供することを心がけると、自分も楽しく、周囲も新たな視点を得られて、双方楽しめます。

 

※このブログにおけるクリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、しずかみちこ独自のものです。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、個別セッションにて200人以上の方の資質にじっくり向き合った経験と、カウンセラーとして得た心の知識を組み合わせ、より理解しやすいように踏み込んだ解説をしています。
Gallup社の承認を受けたものではない点、ご了承ください。

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