芦屋・とあっせ 芦屋プリンは、素材の味が活きたなめらかなプリン。
年末、関西にある夫の実家に帰省する際、必ず芦屋に立ち寄るのは理由がある。
私の高校時代の友人がおかみを務める美味しいプリン屋があるのだ。
とあっせ
阪急芦屋川駅の北口を出て、山手サンモール商店街をひたすらまっすぐ進む。
4〜5分経過し、「あれ、この先にお店ってあるのかな…」と不安になりかけるその瞬間、道の右手に店舗がある。
もう何年も前のことになるが、山手サンモール商店街の中ほどに、楽ぜんというおでん屋があった。
このおでん屋、おでんが美味しいのは言わずもがななのだが(半熟卵のおでんをいまだに忘れられない)、店主が元パティシエというおでん屋にしてはいささか不思議な経歴で、デザートのプリンがこれまた美味しく、おでんとプリンといういささか不思議な組み合わせなのに、デザートを頼まずにはいられない魅力があった。
私の友人は、このおでんとプリンに惚れ込み、楽ぜんに通いつめた。
そして、ついに店主の協力のもと、2007年にプリンの店をオープンさせたのだ。
プリン屋をオープンする際に、原材料を一から見直し、牛乳は地元兵庫の低温殺菌牛乳、卵も地元の非遺伝子組換飼料で育てられた鶏のものを使っている。
砂糖でさえ、さとうきびの風味が感じられるオーガニックシュガーだ。
丁寧に作られた素材で、丁寧にプリンを作る。
これが、とあっせのプリンである。
プリン
写真では分かりにくいが、プリンは二層になっている。
上の1cm程度は、ややしっかりした食感で、その下は、とろとろとした舌触りだ。
カラメルが別添なのが特徴だが、カラメルをかけたときとかけない時の味が全く違うことも特徴である。
カラメルが無いと、卵のコクのある香りが強く感じられる。
カラメルをかけると、卵の香りが奥に隠れ、すっきりと澄んだ味になる。
とても分かりにくい例えで恐縮だが、仙台銘菓・萩の月が好きな人はカラメル無しが好きで、そうでない人はカラメルありの方が好きだと思う。
私は萩の月が大好物なので、半分をカラメル無しで食べるが、カラメルの魅力にも抗えないので、残り半分はカラメルをかけて食べる。
プリン以外のお菓子もある
とあっせは焼き菓子も美味しいのだけれど、写真を撮る前に誰かの胃袋に納まってしまったようだ。
私の好物はナッツがたっぷり入ったサブレにオレンジが入ったカップケーキ!
焼き菓子の写真がないので、本当は店内撮影禁止なのだけれど、無理を言って撮らせてもらったコンフィチュールの棚の写真を代わりに掲載。
すぐに食べる手土産にはプリン、日持ちが必要なお使い物には焼き菓子、遠方の人へのプレゼントには通販と、使い分けができるのもオススメ。
お店情報
芦屋ぷりん とあっせ
兵庫県芦屋市西山町7-4
0797-22-1816
定休日:火、水.(祝日は営業)
営業時間:10:00~17:00
https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28006757/
https://www.hotpepper.jp/strJ000892336/
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